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前場に注目すべき3つのポイント~決算等を手掛かりとした個別物色に向かいやすい

2020/1/15 8:40 FISCO
*08:40JST 前場に注目すべき3つのポイント~決算等を手掛かりとした個別物色に向かいやすい 15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:決算等を手掛かりとした個別物色に向かいやすい ■前場の注目材料:東宝、3Q営業利益20.6%増、増配と自社株買い・消却 ■NEC、ミャンマー航空局から監視機器受注、23億円 ■決算等を手掛かりとした個別物色に向かいやすい 15日の日本株市場は、戻り高値水準でのこう着感の強い相場展開になりそうだ。14日の米国市場では、大手行のJPモルガン・チェース、シティグループの決算は、トレーディングを中心に好調だったことが評価された。一方で、対中関税は、11月の米大統領選挙が終わるまで維持される可能性が高く、引き下げの有無は中国による第1段階合意の順守状況次第だと、関係者の話として伝えられたことが重石になっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の23980円。円相場は1ドル109円90銭台で推移している。 まずは米中貿易交渉での第一1段階目の合意署名を見極めたいとする模様眺めムードの強い相場展開となりそうだが、米大手行の決算評価の流れもあり、底堅さは意識されやすい。そのため、日経平均は24000円を挟んでのこう着といったところであろう。昨年12月高値水準でのダブルトップ形状も意識されやすいところであるが、新たなショートポジションの積み上がりは考えづらく、一方で、潜在的なショートカバーが意識されやすいだろう。 もっとも、昨日の日経平均は、ファーストリテ<9983>など、指数インパクトの大きい値がさの一角に資金が向かう格好となり、24000円を回復したものの、やや神経質な相場展開といった印象。物色に広がりがみられるというよりは、先物主導のインデックス売買によるものであり、トレンドは強いものの参加しづらい需給状況でもある。そのため、指数インパクトの大きい値がさ株の動向を睨みながら、決算等を手掛かりとした個別物色に向かいやすい。 昨日大引け後に発表された決算では、SOU<9270>、メディアドゥ<3678>、トーセ<4728>、ライトオン<7445>、SKジャパン<7608>、黒谷<3168>など、大型株では東宝<9602>辺りに関心が集まりやすいだろう。その他、1月後半にはゲーム株の決算が相次ぐこともあり、ゲーム株の動向なども注目されやすいと考えられる。 ■東宝、3Q営業利益20.6%増、増配と自社株買い・消却 東宝<9602>は第3四半期決算を発表。営業利益は前年同期比20.6%増の428.66億円だった。自社配給のアニメ映画「天気の子」が興行収入140億円を超えた。9月公開の「記憶にございません!」のほか、他社の洋画作品なども好調だった。通期計画に対する進捗率は85.7%となるが、コンセンサス(440億円程度)の範囲内となる。あわせて2020年2月期の年間配当予想を55円とし、従来予想の35円から増額修正した。加えて自社株買いと自己株式の消却を発表。200万株(発行済み株式総数(自己株式を除く)の1.11%)、75億円を上限に自社株を買い入れる。また、消却前の発行済み株式総数(自己株式を除く)の1.32%にあたる250万株を31日に消却する。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(24025.17、+174.60) ・NYダウは上昇(28939.67、+32.62) ・SOX指数は上昇(1894.64、+3.85) ・米原油先物は上昇(58.23、+0.15) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・株安局面での自社株買い ・来期の業績回復期待 ・ヤマハ<7951>ブランド発信、東名阪3旗艦店改装 ・三菱商事<8058>タイ・PET製造に出資、リサイクル事業参画 ・サイバーダイン<7779>HALで運動成績向上、アスリート用プログラム ・栗本鉄<5602>道路接合材、柔軟で強く、漏水による劣化防ぐ ・NEC<6701>ミャンマー航空局から監視機器受注、23億円 ・三菱ケミHD<4188>アルミ樹脂複合板、欧の防火規格取得、販売拡大へ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 12月マネーストックM3(前年比予想:+2.3%、11月:+2.3%) ・09:30 黒田日銀総裁あいさつ(支店長会議) <海外> ・特になし 《SF》
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3168 東証スタンダード
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時価総額 10,251百万円
銅・銅合金スクラップを回収し、銅合金インゴットを製造。船舶用スクリュー材料用途に強み。貴金属製美術工芸品の製造・販売も。美術工芸事業は売上堅調。営業外費用の減少等により、24.8期1Qは経常黒字転換。 記:2024/02/04
3678 東証プライム
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時価総額 21,258百万円
電子書籍取次最大手。出版社の取引先管理、印税分配、電子ファイル化を手掛ける。北米向けマンガサイト等も。戦略投資事業は増収。FanTop事業は企画数が着実増。特別損失減少。24.2期3Qは大幅最終増益。 記:2024/01/28
4188 東証プライム
815.4
5/17 15:00
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時価総額 1,228,227百万円
国内最大の総合化学メーカー。アクリル樹脂原料や炭素繊維、光学用フィルムに強み。24.3期3Q累計は石化製品の需要が振るわず。だが産業ガスや医薬品が好調。減損損失減少も利益に効く。通期最終増益・増配を計画。 記:2024/02/14
4728 東証スタンダード
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時価総額 5,341百万円
国内最大級のゲームソフト受託開発会社。完全オリジナルの「伝説のスタフィー」シリーズのみ著作権を管理。ゲームソフト関連の開発売上は低水準。モバイルコンテンツ関連は売上足踏み。24.8期1Qは業績苦戦。 記:2024/01/27
5602 東証プライム
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鋳鉄管メーカー。上下水道に使うダクタイル鋳鉄管で国内2位。産業機械や建設資材も展開。石炭由来のコークスを植物由来のバイオコークスへ燃料転換する取り組みを推進。バルブ部門の大型案件増加で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/09
6701 東証プライム
10,965
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時価総額 2,991,800百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
7445 東証スタンダード
384
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時価総額 11,379百万円
カジュアルチェーン大手。ジーンズやアメカジの専門店「ライトオン」を全国展開。ECを強化育成。アメリカ西海岸の人気ブランド 「ハリウッド・アスレチック」を発売。残暑による秋物新作停滞で、1Qは利益足踏み。 記:2024/02/25
7608 東証スタンダード
857
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時価総額 7,276百万円
ゲームセンターの景品向けキャラクター商品を企画・開発。「うさかめ兄弟」などオリジナルキャラクターに強み。キャラクターエンタテインメント事業は収益伸長。デリバティブ評価益計上。24.2期3Qは大幅増益。 記:2024/01/28
7779 東証グロース
195
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時価総額 26,802百万円
医療・介護用装着型ロボを開発するベンチャー。医療機関向けレンタルが柱。販売も。海外は欧米を開拓。医療用HAL下肢タイプは465台が稼働中。米国における治療サービス売上は増加。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/04/07
7951 東証プライム
3,445
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時価総額 645,249百万円
世界最大の楽器メーカー。ピアノや管楽器、弦楽器等を製造、販売する。電子ピアノに強みを持つ。音楽教室や音響機器、電子デバイスも手がける。今期3Q累計は欧米のデジタルピアノが足踏みも、音響機器が好調だった。 記:2024/03/31
8058 東証プライム
3,372
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時価総額 14,541,689百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
727
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時価総額 9,695百万円
ブランド品、骨董・美術品のリユース事業を展開。一般消費者から仕入れ、オークション等で同業他社に販売するCtoBtoB形態に特徴。小売売上は好調。インバウンド需要で店頭販売が堅調。24.8期1Qは2桁増収。 記:2024/02/03
9602 東証プライム
4,956
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時価総額 924,249百万円
国内最大の映画製作・配給会社。劇場用映画の製作、配給、「TOHOシネマズ」の運営に加え、映像ソフトやテレビ映画の提供、不動産賃貸等も行う。今期3Q累計は配給作品等のヒットが寄与した。アニメも増加した。 記:2024/02/01
9983 東証プライム
41,010
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時価総額 13,050,243百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27