マーケット
4/26 15:15
37,934.76
+306.28
38,239.66
+153.86
暗号資産
FISCO BTC Index
4/28 16:53:56
10,104,966
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

明日は決算内容を手掛かりとした個別物色が活発になりそう【クロージング】

2020/1/14 16:15 FISCO
*16:15JST 明日は決算内容を手掛かりとした個別物色が活発になりそう【クロージング】 14日の日経平均は3営業日続伸。174.60円高の24025.17円(出来高概算12億3000万株)で取引を終えた。終値での24000円回復は、昨年12月17日以来、約1か月ぶりとなる。トランプ政権は中国に対する為替操作国の認定を解除、15日に予定している第1段階目の貿易合意の署名に向けた障害の一つが取り除かれた格好となった。為替市場ではドル円が1ドル110円台に乗せる円安基調となる中、ギャップアップで始まった日経平均は、寄り付き後速い段階で節目の24000円を回復した。 しかし、先物主導によるインデックス売買が中心であり、指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、信越化<4063>、ファミリーマート<8028>が指数をけん引する格好であり、日経平均は24000円を挟んでのこう着ながらも、全体としては次第に利益確定の流れとなった。東証1部の騰落銘柄は、値下り数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは、鉄鋼、電気機器、情報通信が堅調。半面、石油石炭、鉱業、パルプ紙、電力ガス、倉庫運輸の弱さが目立つ。 日経平均は、ファーストリテなど、指数インパクトの大きい値がさの一角に資金が向かう格好となり、24000円を回復したものの、やや神経質な相場展開といった印象である。米国市場においてもアップルやアマゾン、ネットフリックスといったGAFA銘柄がけん引する格好であり、日本においても買いが広がるといった見方には向かいづらいところのようである。まずは、15日の第1段階目となる米中貿易合意の署名を見極めたいところである。 また、14日の米国市場では、シティグループ、JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴといった金融の決算が予定されている。米国企業の決算発表シーズンとなることもあり、決算内容を見極めたいとするムードも強まることになりそうである。また、国内では14日には100社を超える企業の決算が予定されていることもあり、明日は決算内容を手掛かりとした個別物色が活発になりそうである。 《CN》
関連銘柄 5件
4063 東証プライム
5,906
4/26 15:00
-402(%)
時価総額 11,954,470百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
2,287
11/11 15:00
+2(%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
41,390
4/26 15:00
-150(%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,782
4/26 15:00
+179(%)
時価総額 13,408,028百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10