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個人投資家・有限亭玉介:AI関連などこれから監視しておきたい銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】

2020/1/12 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:AI関連などこれから監視しておきたい銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2020年1月8日13時に執筆 株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 この度は『AI関連などこれから監視しておきたい銘柄群』というテーマで寄稿させて頂きますよ。 さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。 まずご紹介致しますのは、ビッグデータ解析やアルゴリズム開発を手掛け、データサイエンティストの育成事業も展開するALBERT<3906>です。昨年の6月より13週線を上値抵抗線に、長らく下落トレンドが続いております。昨年12月13日には情報セキュリティに関する国際規格「ISO 27001」の取得を発表し、同月18日にはNTTPCコミュニケーションズが提供する「InnovationLAB」へ参画した事で動意し、反発トレンドに入った可能性があると見ています。大手との引き合いの多い同社の今後に期待したいところです。 2つ目の銘柄は2019年のAI関連の注目株とも言われるHEROZ<4382>です。東証1部への市場変更も果たし、2020年も引き続き同社の活躍が期待されます。昨年12月にはアルヒ<7198>と共同開発した、住宅ローンの不正利用検知システム「ARUHIホークアイ」が本格稼働を開始したと発表しており、金融をはじめ、建設やゲーム関連まで同社のAI技術が幅広く展開されている事はやはりポジティブだと考えます。 直近のチャートでは保ち合いから下落基調で推移しておりますが、1株につき2株の割合で行われる株式分割の基準日となる1月31日に向け、投資家の買いが集まるか期待してみたいところです。 3つ目の銘柄は中古マンションのリノベーション事業を展開するインテリックス<8940>です。バブル時代に多く建設された、老朽化するマンションを分割して販売しやすくする新制度が2020年に施行されるとの思惑もあり、同社をはじめとする不動産関係やリフォーム業界が注目されております。 昨年12月26日には、販売費及び一般管理費が予想より抑えられ20.5期上期連結業績予想の上方修正を発表しました。それを受け株価は窓を開け急騰しております。PER、PBR共に割安水準であり、1月14日予定の決算発表まで下値を切り上げるか注視したいですな。 4つ目の銘柄は高田工業所<1966>です。中堅の総合プラント企業で、エレクトロニクス分野でも高い技術を持っています。超音波カッティング装置は、セラミックやガラス基板の高速切断を可能とし、化合物半導体向けのウエット処理装置も市場の需要は高いです。5G関連銘柄が買われる中、同社はPER・PBRともに低水準であり、今後は5Gからパワー半導体、スマートフォンセンサーの分野まで戦略的に進出する予定との事です。 昨年11月6日に発表した20.3期上期決算では、営業利益が前期比78.0%増の16.60億円と大幅増益となり、株価は窓を開けて上昇し12月末にかけて上昇基調となりましたが…2020年も継続して物色を受けるかチェックしておきたいところです。 5つ目の銘柄はサブスクリプションに特化したBtoB及びBtoC事業者向け通販用のWebサービスを展開するテモナ<3985>です。同社運営システム「サブスクストア」は導入企業数が1,400社を超えており、利用者数は1,400万人以上にのぼります。 チャート(週足)では、2018年10月頃より大きく下落し、現在まで底値水準で推移しておりますが、売上高は拡大を続けており、ストック収入も増加傾向です。キャッシュレス対応や事業拡大への投資により、数字上の利益としては軟調に見えますが、今後の成長期待を考えると、底値で拾っておきたくなりますな。 最後の銘柄は直近のIPOからのご紹介で、昨年12月20日に東証マザーズへ上場しましたスペースマーケット<4487>です。住宅や会議室、スポーツ施設やお寺に至るまで、様々なスペースを貸すホスト側と、借りたい側のゲストをマッチングさせる「スペースマーケット」のプラットフォームを運営しております。 東京建物<8804>や東京メトロ等の大手企業と連携し、良質な不動産の提供を可能としている他、古民家や寺などインバウンド目線の思惑もあります。上場2日目の12月23日に高値1,990円をつけてから調整となるも、同社の成長期待は相応に高いと見ています。このまま下値を切り上げていくか見ていきたいもんです。 と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《SF》
関連銘柄 8件
1966 東証スタンダード
1,756
5/2 15:00
-19(%)
時価総額 12,680百万円
プラント工事中堅。製鉄・化学プラントの建設などを手掛け、ニッケル系合金やチタン、ジルコニウムなどの特殊溶接技術に定評。業務効率化によるコストダウンや生産性向上策が奏功し、24.3期3Q累計は各利益急伸。 記:2024/02/06
3906 東証グロース
9,160
12/23 15:00
±0(%)
時価総額 41,165百万円
AI搭載のビッグデータ自動分析ツールを開発。AIアルゴリズム構築とシステム開発も手掛け、データ分析人材育成も展開。自動車衝突シミュレータのパラメータ最適化AIを開発。一部事業の譲渡もあり3Q累計は純増益。 記:2022/11/24
3985 東証スタンダード
238
5/2 15:00
±0(%)
時価総額 2,715百万円
サブスク販売特化のEC事業者向けショッピングカートシステムを提供。化粧品・健康食品分野に強み。24.9期1Qはサービス利用アカウント数や流通総額が伸びず。システム受託開発も足踏み。通期では黒字復帰を計画。 記:2024/04/16
4382 東証スタンダード
1,375
5/2 15:00
-33(%)
時価総額 20,661百万円
AIサービス会社。個人向けに「将棋ウォーズ」等のゲームを開発、企業向けには市場予測や物件の構造設計等のサービスを提供。AI/DX事業で大型案件獲得。M&A効果等で、24.4期2Qは大幅な増収、営業増益。 記:2024/01/28
4487 東証グロース
322
5/2 15:00
+3(%)
時価総額 3,833百万円
不動産サービス会社。会議やテレワーク、パーティ等を目的としたスペースのシェアリングサービスを提供。月間利用スペース数は2桁増。1人当たり取扱高は増加。売上原価減少。23.12期3Qは2桁増収、黒字転換。 記:2024/01/16
7198 東証プライム
843
5/2 15:00
-4(%)
時価総額 37,692百万円
住宅ローン専門金融最大手。全期間固定金利住宅ローン「フラット35」融資シェア25%超で、13年連続首位。保険代理店や銀行代理業務も事業領域。融資実行業務やファイナンス業務が伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/03/22
8804 東証プライム
2,642
5/2 15:00
+16.5(%)
時価総額 552,622百万円
旧安田財閥系の総合不動産。日本橋、京橋など東京駅の東側が重点エリア。マンションはBrilliaブランドで展開。住宅事業では不動産売上などが増加。23.12期通期は増収増益。24.12期は大幅増収計画。 記:2024/02/24
8940 東証スタンダード
570
5/2 15:00
+8(%)
時価総額 5,091百万円
不動産リノベーション会社で中古マンション再販大手。不動産の仕入や企画、運営、販売、管理業務まで行う。ソリューション事業分野は伸長。ホテル事業の稼働率上昇などが寄与。24.5期2Q累計は経常黒字転換。 記:2024/02/03