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ユーロ週間見通し:底堅い値動きか、米中通商協議進展への期待持続

2020/1/11 14:37 FISCO
*14:37JST ユーロ週間見通し:底堅い値動きか、米中通商協議進展への期待持続 ■弱含み、中東情勢の緊張緩和でユーロ売り強まる 先々週・先週のユーロ・ドルは弱含み。年末・年始の時期はドイツやユーロ圏の12月サービス業PMI改定値の上方修正を受けたユーロ買いが観測されたが、中東情勢の悪化を警戒してユーロ買いは一服。その後、中東情勢の緊張状態がある程度緩和されたことから、リスク選好的なユーロ売り・米ドル買いが優勢となり、ユーロ・ドルは一時1.1085ドルまで下げる展開となった。取引レンジ:1.1085ドル-1.1239ドル。 ■底堅い値動きか、中東情勢の緊張緩和などでユーロ買い優勢も 今週のユーロ・ドルは底堅い値動きか。中東情勢の緊張緩和、米中貿易交渉の進展への期待、米長期金利の伸び悩みを背景に、リスク選好的なユーロ買いが優勢となりそうだ。経済指標では15日発表のユーロ圏鉱工業生産が有力な売買材料となりそうだ。 予想レンジ:1.1000ドル−1.1250ドル ■弱含み、中東情勢の悪化を警戒した円買いの影響残る 先々週・先週のユーロ・円は弱含み。中東情勢の悪化を警戒して、リスク回避のユーロ売り・円買いが優勢となった。米国とイランが本格的な軍事衝突回避の姿勢をみせたことで、リスク回避のユーロ売り・円買いはやや縮小したものの、ユーロ売り・米ドル買いの取引が拡大し、この影響でユーロは121円台後半で伸び悩んだ。取引レンジ:120円17銭−122円49銭。 ■底堅い値動きか、米中通商協議進展への期待持続 今週のユーロ・円は底堅い値動きか。中東情勢の一段の緊迫化が回避されたほか、米中通商協議における第1段階の合意署名に向け調整が進むなか、株高期待でリスク選好的なユーロ買い・円売りがやや優勢となりそうだ。 ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント ・15日:11月鉱工業生産(10月:前月比-0.5%) ・17日:11月経常収支(10月:+280億ユーロ) 予想レンジ:121円00銭−123円00銭 《FA》