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後場に注目すべき3つのポイント~重要イベント控え様子見姿勢、物色はIPO銘柄などに

2019/12/10 12:43 FISCO
*12:43JST 後場に注目すべき3つのポイント~重要イベント控え様子見姿勢、物色はIPO銘柄などに 10日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は4日ぶり小幅反落、重要イベント控え様子見姿勢、物色はIPO銘柄などに ・ドル・円は底堅い、中国のインフレを好感 ・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はソフトバンクG<9984> ■日経平均は4日ぶり小幅反落、重要イベント控え様子見姿勢、物色はIPO銘柄などに 日経平均は4日ぶり小幅反落。2.03円安の23428.67円(出来高概算4億9000万株)で前場の取引を終えている。 週明け9日の米株式市場でNYダウは4日ぶりに反落し、105ドル安となった。前週末に堅調な雇用情勢を好感して大幅高となった反動で利益確定の売りが出た。また、翌日から始まる連邦公開市場委員会(FOMC)の結果や、15日に期限を迎える対中追加関税の発動などを見極めたいとの思惑から様子見ムードが広がった。円相場は1ドル=108円台半ばと前日からおおむね横ばい。本日の日経平均も米株安の流れを引き継いで58円安からスタートすると、小安い水準でもみ合う場面が続いたが、前引けにかけて一時プラス圏に浮上した。東証1部の値下がり銘柄は全体の4割強、対して値上がり銘柄は5割弱となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>、東エレク<8035>、村田製<6981>などがさえない。ファーストリテ<9983>も小幅に下げた。次期トップ人事を巡る報道などが伝わった関西電力<9503>は3%近い下落。また、前日に決算発表したライクキッズ<6065>や決算発表予定を延期したコーセーRE<3246>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、任天堂<7974>が売買代金トップで2%超の上昇。本日は中国で家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の発売が予定されている。全固体電池の開発を発表した太陽誘電<6976>は3%高。ソニー<6758>や武田薬<4502>も堅調だった。中小型株では一部証券会社の新規レーティング付与が観測された神戸物産<3038>が商いを伴って急伸。また、好決算の学情<2301>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。セクターでは、電気・ガス業、石油・石炭製品、パルプ・紙などが下落率上位。半面、その他製品、水産・農林業、繊維製品が上昇率上位だった。 前引けの日経平均は小幅安、一方で東証株価指数(TOPIX)は小幅高とまちまち。ここまでの東証1部売買代金は8600億円程度にとどまっている。米国ではFOMCや対中追加関税の発動期限が控えているうえ、欧州でも12日に英総選挙と欧州中央銀行(ECB)理事会が予定されているため、これらの結果を見極めたいとの思惑が強まっているようだ。米中の貿易協議を巡っては、追加関税の発動先送りなどで決定的な対立を回避するとの期待が根強いが、トランプ流交渉の行方は見通しづらいところ。英総選挙も与党・保守党が単独過半数を確保し、欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感が払拭されることに期待する向きが多いものの、前回の結果などから最後まで警戒ムードは解けないだろう。 アジア株も総じて小動き。日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ実施も期待できず、後場の日経平均は底堅くも上値の重い展開となりそうだ。なお、新興市場ではマザーズ指数や日経ジャスダック平均が小幅に上昇。本日はテクノフレックス<3449>が東証2部に、ALiNK<7077>がマザーズにそれぞれ新規上場し、12月のIPO(新規株式公開)ラッシュが始まった。ALiNKは前引け時点で買い気配のまま初値が付いていないが、株式相場全体のこう着感から中小型材料株とともにIPO銘柄が個人投資家の物色を集めやすいだろう。 ■ドル・円は底堅い、中国のインフレを好感 10日午前の東京市場でドル・円は底堅い。本日発表された中国のインフレ指標が予想を上回り、ややリスク選好的な円売りに振れた。 ドル・円は、前日の米株安を受けた日本株の弱含みで円買いが先行したが、米トランプ政権による対中制裁の回避を期待した円売りでドルは底堅い値動きが続いた。 また、本日発表された中国の消費者物価指数などインフレ指標が予想を上回り、減速懸念の一服でやや円売りが進んだ。 ランチタイムの日経平均先物は下げ幅を縮小しており、日本株反転への期待感から円買いは後退。また、今晩の米株高を期待したドル買いも観測される。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円55銭から108円66銭、ユーロ・円は120円11銭から120円23銭、ユーロ・ドルは1.1060ドルから1.1069ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・インスペック<6656>、システム ディ<3804>など、4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はソフトバンクG<9984> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・11月マネーストックM3:前年比+2.3%(予想:+2.1%、10月:+2.1%) ・中・11月消費者物価指数:前年比+4.5%(予想:+4.2%、10月:+3.8%) ・中・11月生産者物価指数:前年比-1.4%(予想:-1.5%、10月:-1.6%) <国内> 特になし <海外> ・米連邦公開市場委員会(FOMC、11日まで) 《HH》
関連銘柄 19件
2301 東証プライム
1,817
5/17 15:00
+27(%)
時価総額 28,273百万円
就職情報大手。新卒向け合同企業説明会「就職博」を中心に、就職サイト「あさがくナビ」、第二新卒向け求人サイト「Re就活」を展開。ダイレクトリクルート機能を強化。就職情報事業の好調で、1Qは経常黒字転換。 記:2024/03/26
3038 東証プライム
3,527
5/17 15:00
-29(%)
時価総額 964,987百万円
冷凍・加工食品など食品中心の「業務スーパー」を展開。デザート・菓子類に大ヒット商品多数。独自の輸入ルートに強み。業務スーパー事業は業績拡大続く。23.10期通期は2桁営業増益。24.10期は増収増益計画。 記:2024/01/27
3246 東証スタンダード
770
5/17 15:00
+3(%)
時価総額 7,983百万円
マンションディベロッパー。福岡中心にファミリーマンションや資産運用型マンション、賃貸管理などを手掛ける。資産運用型マンション販売事業は好調。法人税等の減少などにより、24.1期通期は最終増益確保。 記:2024/04/15
3449 東証スタンダード
1,126
5/17 15:00
+7(%)
時価総額 24,051百万円
フレキシブル継手最大手。樹脂と鋼材の複合管、半導体向け真空機器、金属塑性加工、小型タンク防災関連、介護用品も手掛け、耐熱性や耐圧性、経年劣化耐久性に定評。北海道苫小牧に半導体工場建設へ。3Q累計は一服。 記:2024/02/10
3804 東証スタンダード
1,124
5/17 14:59
±0(%)
時価総額 7,304百万円
業種特化型の業務支援ソフトウェアメーカー。学校、スポーツジム用が軸。次世代学園総合情報システムは新規受注、引き合いが多い。特別損失は減少。23.10期通期は増収増益。24.10期も増収増益見通し。 記:2024/01/28
4502 東証プライム
4,130
5/17 15:00
-8(%)
時価総額 6,534,796百万円
製薬最大手。糖尿病治療薬のピオグリタゾン、消化性潰瘍治療剤のランソプラゾールなどを展開。希少疾患部門は売上増。フォン・ヴィレブランド病治療剤「ボンベンディ」は米国で需要増。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/10
6065 東証1部
1,006
8/25 15:00
+3(%)
時価総額 12,042百万円
保育サービス大手。事業所内保育施設や認可保育園、学童クラブを運営。人材サービスのライク傘下。保育士の定着率向上図る。人材確保順調。3施設の新規開園実施。公的保育事業は売上好調。20.4期3Qは2桁増収。 記:2020/04/25
6656 東証スタンダード
953
5/17 15:00
-19(%)
時価総額 3,791百万円
半導体製造装置メーカー。電子回路基板の外観検査装置や製造装置を製造、販売。主力はロールtoロール型など。24.4期2Q累計は受注額が増加。ロールtoロール型検査装置等の受注が寄与。受注残高も増加。 記:2024/02/03
6758 東証プライム
13,100
5/17 15:00
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時価総額 16,520,174百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6861 東証プライム
72,880
5/17 15:00
-280(%)
時価総額 17,724,999百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6976 東証プライム
3,170
5/17 15:00
-27(%)
時価総額 412,791百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサやフェライト製品、インダクタ、ノイズ対策製品、複合デバイス等を製造、販売する。セラミックコンデンサで世界的。今期3Q累計は情報機器向けと通信機器向けが増加した。 記:2024/02/08
6981 東証プライム
2,860
5/17 15:00
+43(%)
時価総額 5,798,487百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
1,026
5/17 14:40
+8(%)
時価総額 2,193百万円
天気予報専門メディア。日本気象協会と共同で「tenki.jp」を運営。天気予報や地震・津波などの防災情報、季節情報などを展開。広告収入が主要収益源。夏季の記録的不雨日数でPV数停滞し、3Q累計は足踏み。 記:2024/02/23
7203 東証プライム
3,436
5/17 15:00
+84(%)
時価総額 56,058,295百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7974 東証プライム
8,503
5/17 15:00
-97(%)
時価総額 11,042,761百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8035 東証プライム
36,090
5/17 15:00
-730(%)
時価総額 17,021,235百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9503 東証プライム
2,460
5/17 15:00
+52(%)
時価総額 2,309,283百万円
関西2府5県を管轄する電力会社。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信や不動産なども。小売販売電力量、他社販売電力量ともに増加。原子力利用率は上昇。燃料価格の低下等もあり、24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/10
9983 東証プライム
41,010
5/17 15:00
-370(%)
時価総額 13,050,243百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,550
5/17 15:00
+11(%)
時価総額 14,731,257百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10