マーケット
4/26 15:15
37,934.76
+306.28
38,239.66
+153.86
暗号資産
FISCO BTC Index
4/29 11:18:35
10,050,428
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~米中協議巡る不透明感も大型の経済対策が下支え

2019/12/6 8:45 FISCO
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~米中協議巡る不透明感も大型の経済対策が下支え 6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:米中協議巡る不透明感も大型の経済対策が下支え ■前場の注目材料:ノーリツ、19/12期営業利益上方修正 26億円←15億円 ■三菱UFJ銀 不稼働口座に管理料検討 ■米中協議巡る不透明感も大型の経済対策が下支え 6日の日本株市場は、米中通商協議の動向を見極めたいとの思惑から、こう着感の強い相場展開が続きそうである。5日の米国市場はNYダウは28ドル高だった。週間新規失業保険申請件数が予想より減少したほか、10月製造業受注が増加に転じたことが材料視されたが、上値の重い展開だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の23330円。円相場は1ドル108円70銭台で推移している。 昨日はリバランス中心であろうが、米株高の流れを受けて日経平均は25日線を回復した。ただし5日線との攻防となっており、5日線と25日線とのデッドクロスが接近している状況でもあり、神経質にならざるを得ないだろう。テクニカル面とはいえ、シグナルが悪化してくると、リバウンド機運は高まりづらいところ。物色としてもやや内需志向のようにみられ、個人主体のマザーズ指数は下落しているところをみると、オーバーウィークのポジションを避ける流れから、利食いの動きが意識されそうである。 米中通商協議を巡る不透明感から積極的な売買が手控えられようが、米雇用統計についてはADP雇用報告の弱い内容だったこともあり、それほど警戒する流れにはなりそうもないと考えられる。一方で、想定内とはいえ、政府は5日、国や地方からの財政支出が13.2兆円となる経済対策を閣議決定した。政府が経済対策を打ち出すのは16年8月以来3年強ぶりとなることもあり、大型の経済対策が下支えとなろう。 内需志向とはいえ、日経平均が高値圏でのこう着が続く中、低迷していたセクター等には買い戻しが意識されるほか、需給良好な銘柄などに資金が集中しやすいだろう。また、マザーズは下落しているものの、出遅れ感の強い銘柄や業績成長が期待される銘柄などへは、利食いをこなしながらの物色が意識される。また、個別ではエーザイ<4523>と共同開発のアルツハイマー薬について、バイオジェンが研究再開と伝えられている。エーザイに関心が集まる中で、他のバイオ株への波及が意識されやすいだろう。 ■ノーリツ、19/12期営業利益上方修正 26億円←15億円 ノーリツ<5943>は2019年12月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の2030億円から2080億円、営業利益を15億円から26億円に上方修正した。中国を中心に海外の不振が続くが、売上高の7割を占める国内で採算が改善。付加価値の高い給湯器の販売が堅調に推移した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(23300.09、+164.86) ・NYダウは上昇(27677.79、+28.01) ・ナスダック総合指数は上昇(8570.70、+4.03) ・シカゴ日経225先物は上昇(23330、大阪比+20) ・1ドル108円80-90銭 ・SOX指数は上昇(1697.66、+6.21) ・VIX指数は低下(14.52、-0.28) ・米原油先物は横ばい(58.43、+0.00) ・日銀のETF購入 ・株安局面での自社株買い ・三菱UFJ<8306>三菱UFJ銀 不稼働口座に管理料検討 ・アイシン精<7259>福岡にAI開発拠点、画像解析で新技術確立 ・川重<7012>新型水素液化機を兵庫で実証、初の商用化へ ・富士通<6702>SAPジャパンと特注大量生産支援ソリューション ・日立<6501>サイバーセキュリティー拠点開設 ・日本製鉄<5401>生産体制を抜本見直し、競争力高い設備に集約 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 10月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+0.2%、9月:+0.5%) ・08:30 10月家計支出(前年比予想:-3.2%、9月:+9.5%) <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 8件
4523 東証プライム
6,240
4/26 15:00
-19(%)
時価総額 1,850,578百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
5401 東証プライム
3,444
4/26 15:00
+15(%)
時価総額 3,272,906百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
5943 東証プライム
1,758
4/26 15:00
+3(%)
時価総額 89,303百万円
住宅設備機器メーカー。ガス風呂釜や給湯機器、キッチン、床暖房、太陽熱エネルギーなどを展開。23.12期通期は海外事業が増収。ニュージーランド向けタンクレス給湯器等が販売順調。24.12期は大幅増益計画。 記:2024/02/25
6501 東証プライム
13,475
4/26 15:00
+240(%)
時価総額 13,051,508百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6702 東証プライム
2,425.5
4/26 15:00
-57(%)
時価総額 5,023,472百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
7012 東証プライム
4,713
4/26 15:00
+65(%)
時価総額 791,416百万円
総合重機大手。発電設備、二輪車、造船、鉄道車両、航空機等を展開。エネルギーソリューション&マリン事業は堅調。LPG/アンモニア運搬船の増収効果などが寄与。車両事業は売上増。24.3期2Q累計は増収。 記:2024/01/16
7259 東証プライム
5,637
4/26 15:00
-423(%)
時価総額 1,661,083百万円
自動車部品大手。パワトレ機器やブレーキ部品に強み。トヨタ系列。電動車向け製品を強化中。日本は黒字転換。電動ユニットなどの販売台数増、構造改革効果などが寄与。中国や欧州は堅調。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
1,552.5
4/26 15:00
+1(%)
時価総額 20,620,297百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28