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個人投資家・有限亭玉介:話題化しやすい株を狙う…監視中の銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】

2019/11/24 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:話題化しやすい株を狙う…監視中の銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2019年11月20日14時に執筆 株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 この度は『話題化しやすい株を狙う…監視中の銘柄群』というテーマで寄稿させて頂きますよ。 さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。 まずご紹介させて頂くのはBEENOS<3328>です。越境eコマースを主力とする同社は11月7日に19.9期決算を発表。経常利益は前期比0.9%減の17.13億円だったものの、20.9期は同75.1%増の30.00億円と過去最高益を更新する見通しとしており、決算発表後に株価は急騰しました。 11月11日の中国「独身の日」に毎年大規模なセールを行うアリババは今年も過去最高となる約4.2兆円の売上を達成しましたが、このことで同社にも思惑的な買いが入り、株価を更に押し上げました。チャートは調整を挟んだ後、同月15日のメルカリ<4385>との海外販路拡大の提携発表により、再び急伸しております。引き続き調整を挟みながら株価は上にいくか、と監視を継続しています。 2つ目の銘柄はJIG-SAW<3914>です。AI自動監視システムやクラウドやサーバー保守等を手掛ける同社は11月8日に決算を発表。解約率の低いストック型ビジネス案件の受注が伸長し、19.12期3Q(累計)の経常利益は前年同期比17.1%増の4.08億円と堅調に推移しています。 IoTサービス「neqto」は2019年設立の米国法人でイベント出展プロモーションや、同年設立のカナダ法人でもマネジメントサービスを提供しており、海外展開も順調に進行しております。11月12日に2億円を上限に自社株買いの発表をすると市場は好感し、チャートは保ち合いから上放れ、一目均衡表(日足)の雲を上抜けてきています。 3つ目の銘柄は5G関連銘柄の日本通信<9424>です。11月7日発表の20.3期上期決算は軟調な結果となりましたが、同月1日には同社の特許技術であるFinTechプラットフォーム「FPoS」の商用化へ向けて、開発製造元であるTaisys Technologiesと合弁会社設立を発表しています。スマートフォンでの安全な金融取引の実現ができるかに市場の期待は高まっているように感じますね。 また、同月15日に同社はNTTドコモ<9437>との回線レンタル料引き下げにおける協議において総務大臣裁定を申請したと発表して期待買いが入り、さらに19日には「インドネシア・日本・他国にまたがるデジタル・バンキング及び通信の共同プロジェクトを発足する事で基本合意した」と発表して株価は急騰しました。5G社会への移行を背景に話題性に富んだ同社に引き続き注目が集まるか…監視を強めたいと思います。 4つ目の銘柄は在宅介護や介護サービスを展開するツクイ<2398>です。11月11日発表の20.3期上期決算は経常利益が前年同期比27.5%減の16.81億円と減益決算ではありましたが、あく抜き的に大きく買われ安値圏から大きく窓を開けて上昇しました。 介護用の車両リースの需要拡大や、新規事業であるネット通販・フードサービス等も売上を大きく伸ばしております。同社は富士ソフト<9749>らとAI・IoT活用で協定を結んでおり、人材確保が難航する介護業界で、労務管理の改善も期待できそうですな。チャートは昨年末より13週線を上値抵抗線に長らく下落トレンドでしたが、この反発により26週線をも上抜き、反発相場に入った事を示唆しています。 5つ目の銘柄はモバイルゲームや漫画動画事業も手掛けるエディア<3935>です。男性声優がイケメンキャラクターに扮してラップバトルを繰り広げるリズムゲーム「ヒプノシスマイク」の関連銘柄として、子会社がグッズ販売等に携わる同社に注目が集まっております。 10月11日の決算発表では、20.2期上期は経常利益が△0.59億円と赤字だったものの、2Q単独で見ると0.05億円と黒字転換していることが好感され、大きく窓を開け急騰しました。その後、大株主を含めた売りを浴びたものの、急騰時にあけた窓を完全に埋めずに保ち合いを形成しています。ゲーム会社である同社も「ヒプノシスマイク」の制作に何らかの関与があるのか…との思惑もあるのかもしれませんな。爆発力のあるタイトルだけに市場期待も大きく、その動向を監視しております。 最後の銘柄も「ヒプノシスマイク」関連からオルトプラス<3672>です。昨年より長らく下落トレンドであった同社ですが、9月24日に「ヒプノシスマイク」のゲーム開発に参加しているとの発表後、株価は急騰しました。その後、リリース予定が12月から3月下旬へ延期されると株価は急落しましたが、事前登録は年内に行うとの思惑が下値を支えております。 その後11月14日に発表された19.9期決算では、前期に比べ赤字幅が縮小したことが好感されて窓を開け再び急騰しており、それほどの影響力がある「ヒプノシスマイク」の動向と、同社の関係性は注意深く今後も監視する必要がありますな。 と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《SF》
関連銘柄 9件
924
6/16 15:00
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時価総額 66,954百万円
在宅介護事業が主力。有料老人ホーム事業やサービス付き高齢者向け住宅事業、人材開発事業も手掛ける。デイサービス事業は堅調。デイサービス提供事業所数の増加などが寄与。21.3期通期は増収、2桁最終増益。 記:2021/05/31
3328 東証プライム
2,079
4/26 11:08
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時価総額 27,726百万円
越境EC会社。リユース品の買取・販売やライセンス契約によるキャラクターグッズの販売も事業領域。バリューサイクル部門は大幅増収。高級ブランドバッグなど高単価商品が売上牽引。24.9期1Qは2桁増収。 記:2024/03/04
3672 東証スタンダード
135
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-1(%)
時価総額 2,799百万円
IP保有会社との協業でスマホゲームを開発・運営。他社作品の開発・運営受託やゲーム開発人材の仲介も。24.9期1Qは運営タイトル数の整理を進めた影響で売上減。利益改善も黒字化には至らず。継続前提に疑義注記。 記:2024/02/14
3914 東証グロース
3,810
4/26 11:08
+5(%)
時価総額 25,721百万円
サーバなどを遠自動監視する独自システムが主力。IoTエンジン「NEQTO」をベースにしたサービス等も。SBIグループと合弁会社設立。NTT東日本と業務提携。月額課金売上は増加。23.12期通期は増収増益。 記:2024/03/31
3935 東証グロース
356
4/26 11:09
±0(%)
時価総額 2,182百万円
ライトノベルやコミックを紙・電子書籍で出版。自社IP活用のゲームやグッズも。24.2期3Q累計は出版好調。だが好採算のスポットライセンス案件減を主因にIP関連の利益が足踏み。通期では増収増益・初配を計画。 記:2024/02/07
4385 東証プライム
1,770.5
4/26 11:09
-13(%)
時価総額 284,822百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
9424 東証プライム
200
4/26 11:09
+2(%)
時価総額 33,002百万円
国内初のMVNO会社。モバイル通信サービス、SI会社や金融機関等向けモバイルソリューションを展開。日本通信SIMは個人、法人ともに契約回線数が伸びる。特別利益を計上。24.3期3Qは大幅最終増益。 記:2024/02/23
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
9749 東証プライム
6,160
4/26 11:07
-10(%)
時価総額 415,184百万円
独立系のソフト開発会社。FA・自動車関連の組込み系に強み。24.12期は最高業績・連続増配を計画。中計では28.12期に営業益450億円を目指す。筆頭株主の3Dが出した非公開化などの株主提案は総会で否決。 記:2024/04/11