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日経平均こう着の中、出遅れマザーズは転換レベルに接近【クロージング】

2019/11/19 16:01 FISCO
*16:01JST 日経平均こう着の中、出遅れマザーズは転換レベルに接近【クロージング】 19日の日経平均は3営業日ぶりに反落。124.11円安の23292.65円(出来高概算12億株)で取引を終えた。18日の米国市場では、NYダウが連日で最高値を更新する中ではあったが、利食い優勢の相場展開となった。米中交渉の行方を見極めたいとの模様眺めムードが強いほか、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長とトランプ大統領は18日の会談で、ドル高やマイナス金利などについて話し合ったと伝えられる中、円相場がやや円高に振れて推移していたことも手掛けづらくさせたようである。日経平均は前引け間際に23389.53円まで下げ渋る局面もみられたが、後場は23300円を挟んでのこう着が続いており、大引けにかけてやや弱含みとなった。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは、三菱ケミHD<4188>によるTOB発表で田辺三菱<4508>がストップ高となった影響もあり、医薬品が上昇率トップ。不動産、その他金融、証券、サービス、ガラス土石がしっかり。半面、非鉄金属、ゴム製品、鉱業、機械、輸送用機器、電気機器が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、エーザイ<4523>、第一三共<4568>、資生堂<4911>、大日住薬<4506>が堅調。一方で、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>、ファナック<6954>、東エレク<8035>など、前日に日経平均をけん引していた値がさ株が総じて軟調だった。 日経平均は3営業日ぶりに反落となったが、23500円接近では上値の重さ、23000円接近での下値の堅さが意識されている中であり、5日線を挟んでの23000円近辺でのこう着は想定内であったとみられる。一方で高値圏でのこう着が続く中、個人主体の資金などは出遅れ感が意識されている中小型株にシフトしている。また、本日は日本通信<9424>がリリースをきっかけに急動意をみせており、結局はストップ高を付けている。短期的な値幅取り狙いの資金も活発であり、個人のセンチメントは悪くないだろう。 弱いトレンドが続いているマザーズ指数であるが、3営業日続伸で再び75日線を突破してきている。トレンドとしては調整トレンドの上限レベルまで回復してきているため、11月前半につけた直近の戻り高値水準をクリアしてくるようだと、より中小型株への関心が高まることになるだろう。これまで跳ね返されてきたトレンドラインの上限であり、楽観視は出来ないものの、値ごろ感を意識した資金流入は期待されやすい。 《CN》
関連銘柄 12件
4063 東証プライム
6,238
6/28 15:00
+39(%)
時価総額 12,626,479百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4188 東証プライム
893.1
6/28 15:00
+5.6(%)
時価総額 1,345,266百万円
国内最大の総合化学メーカー。アクリル樹脂原料や炭素繊維、光学用フィルムに強み。24.3期3Q累計は石化製品の需要が振るわず。だが産業ガスや医薬品が好調。減損損失減少も利益に効く。通期最終増益・増配を計画。 記:2024/02/14
4506 東証プライム
405
6/28 15:00
+30(%)
時価総額 161,150百万円
住友化学傘下の製薬会社。2005年に大日本製薬と住友製薬が合併して誕生。精神神経領域、がん領域が研究重点領域。非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が主力製品。2型糖尿病治療剤「エクア」などの販売拡大図る。 記:2024/06/11
4508 東証1部
2,006
2/26 15:00
-3(%)
時価総額 1,126,205百万円
三菱ケミカル系の製薬会社。主力は抗リウマチ薬「レミケード」。自己免疫疾患、糖尿病・腎疾患等が重点疾患領域。三菱ケミカルHDがTOB実施。成立なら上場廃止へ。医薬品事業は伸び悩む。20.3期2Qは業績低調。 記:2019/11/26
4523 東証プライム
6,592
6/28 15:00
-37(%)
時価総額 1,954,970百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
4568 東証プライム
5,524
6/28 15:00
+18(%)
時価総額 10,755,416百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
4911 東証プライム
4,588
6/28 15:00
-239(%)
時価総額 1,835,200百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
6954 東証プライム
4,409
6/28 15:00
+89(%)
時価総額 4,451,093百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
8035 東証プライム
34,900
6/28 15:00
+100(%)
時価総額 16,459,992百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9424 東証プライム
188
6/28 15:00
-1(%)
時価総額 31,022百万円
国内初のMVNO会社。モバイル通信サービス、SI会社や金融機関等向けモバイルソリューションを展開。日本通信SIMは個人、法人ともに契約回線数が伸びる。特別利益を計上。24.3期3Qは大幅最終増益。 記:2024/02/23
9983 東証プライム
40,560
6/28 15:00
+70(%)
時価総額 12,907,044百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
10,390
6/28 15:00
+255(%)
時価総額 17,901,492百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17