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注目銘柄ダイジェスト(前場):メルカリ、NISSHA、UTグループなど

2019/11/8 12:03 FISCO
*12:03JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):メルカリ、NISSHA、UTグループなど NISSHA<7915>:1388円(+145円) 急騰。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ホールド」から「バイ」に格上げ、目標株価も1300円から1800円に引き上げている。現状の株価は、フィルムセンサーの需要急減による資産減損リスクなどを織り込んでいるが、既にディバイス部門はアセットライト化され、減損リスクは限定的との判断。また、スマホ市場活性化によるフィルムセンサーの需要減少ペースも緩和と見込んでいる。PBRは歴史的な低水準とも指摘。 バンナムHD<7832>:6318円(-393円) 大幅続落。前日に発表した上半期決算が嫌気されている。営業利益は479億円で前年同期比9.1%増となったが、7-9月期は251億円で同3.6%の減益となっている。市場予想も15億円程度下回ったとみられる。「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」の伸び悩みによるネットワークエンターテインメント事業の減収、新作タイトルの開発費の償却負担増加などが背景に。株価の上昇傾向が続いていただけに、ネガティブな反応が強まりやすいようだ。 楽天<4755>:1021円(-45円) 大幅反落。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期Non-GAAPベースの営業利益は62億円で前年同期比88.1%減益となっている。また、Lyftの株価下落による持分法投資損失を営業外に計上している。投資事業の利益減少が減益の主因であり、先行投資費用もかさんでいることから、大幅減益に大きなサプライズはない。モバイルの赤字継続、国内ECの増税前駆け込み需要の一巡の影響などを警戒視する動きが先行か。 UTグループ<2146>:2840円(+244円) 大幅に3日ぶり反発。東証からの承認を受け、14日から第1部に市場変更すると発表している。12月末からTOPIX(東証株価指数)の構成銘柄に組み入れられる。また、人材派遣などを行う東芝<6502>グループ会社3社の株式を取得し、子会社化する。取得価額は8.50億円。20年3月期第2四半期累計(19年4-9月)の営業利益は前年同期比23.6%増の38.62億円で着地した。通期予想は前期比23.7%増の100.00億円で据え置いた。 トヨタ自<7203>:7874円(+138円) 大幅続伸。前日は取引時間中の決算発表を受けて買い優勢となったが、本日も上値追いが続く展開になっている。7-9月期営業利益は6624億円で前年同期比14.4%増益、市場予想を500億円強上振れる着地に。また、発行済み株式数の1.19%に当たる3400万株、2000億円を上限とした自社株買いの発表も評価材料に。通期予想は据え置いているが、販売台数や為替前提は保守的との見方も強いようだ。 資生堂<4911>:8294円(-672円) 急反落。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は343億円で前年同期13.3%増益、市場予想を50億円程度下振れた。また、通期予想は従来の1200億円から1130億円から1200億円に下方修正、市場コンセンサスは会社計画をやや上回る水準であったため、ネガティブな反応が先行する形に。米国での伸び悩み、香港デモの影響、韓国での不買運動などに加えて、消費増税前の仮需も想定を下振れたとみられる。 メルカリ<4385>:2097円(-438円) 大幅に続落。20年6月期第1四半期(19年7-9月)の営業損益を70.10億円の赤字(前年同期実績25.13億円の赤字)と発表している。メルカリの日本国内流通総額が前年同期比278億円増の1268億円、米国内流通総額は37億円増の117億円といずれも伸びた一方、広告宣伝費や人件費の増加などが響き、赤字額が膨らんだ。通期予想は非開示。赤字額拡大に加え、25日移動平均線を下回ったことも株価の重しになっているようだ。 リボミック<4591>:534円(+12円) 大幅に5日ぶり反発。加齢黄斑変性症治療薬として開発を進めているRBM-007に関し、欧州で物質特許が成立したと発表している。FGF2(線維芽細胞増殖因子2)の作用を阻害するアプタマーをカバーする物質特許。日本、米国、欧州でRBM-007の物質特許が成立したことになる。特許成立に加え、前日までの続落で値頃感が高まっていたことも買いやすさにつながっているようだ。 《ST》
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2146 東証プライム
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時価総額 80,254百万円
製造業中心に人材派遣・請負等を行うUTエイムなどを傘下に収める持株会社。半導体、自動車関連企業などが取引先。構造改革ソリューションの提供等も。技術職社員数は5万2000名超。製造派遣分野に経営資源集中。 記:2024/08/13
4385 東証プライム
2,097.5
11/22 15:30
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時価総額 344,051百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4591 東証グロース
83
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 3,375百万円
東大発のバイオベンチャー。核酸医薬の一種であるアプタマーに特化した医薬品の研究・開発を行う。対象疾患「滲出型加齢黄斑変性」のRBM-007が先行パイプライン。東京大学と眼科疾患に関する共同研究契約を締結。 記:2024/08/13
4755 東証プライム
879.4
11/22 15:30
-12.5(%)
時価総額 1,892,070百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
4911 東証プライム
2,729
11/22 15:30
-19(%)
時価総額 1,091,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
3,142
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 2,073,720百万円
バンダイ、ナムコの経営統合で2005年に誕生した持株会社。トイホビー事業、デジタル事業が主力。IP活用に強み。アミューズメント施設の運営等も。総還元性向は50%以上目標。トイホビー事業は堅調続く見通し。 記:2024/06/25
7915 東証プライム
1,686
11/22 15:30
+11(%)
時価総額 85,743百万円
IMD、転写箔、蒸着紙等を手掛ける産業資材が柱。フィルムタッチセンサー、低侵襲医療用手術機器等も。1929年創業。京都府京都市に本社。旧社名は日本写真印刷。産業資材事業では生産性、効率性の改善進む。 記:2024/10/12