マーケット
6/26 15:15
39,667.07
+493.92
39,112.16
-299.05
暗号資産
FISCO BTC Index
6/26 20:01:03
9,832,548
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

ソフトバンクGの動向に市場の関心が集まる【クロージング】

2019/11/6 16:18 FISCO
*16:18JST ソフトバンクGの動向に市場の関心が集まる【クロージング】 6日の日経平均は続伸。51.83円高の23303.82円(出来高概算13億8000万株)で取引を終えた。米株高の流れや為替市場での円安基調が材料視されるものの、日経平均は前日にギャップスタートで大幅高をみせていたこともあり、こう着感の強い相場展開となった。年初来高値を更新して始まった日経平均は、寄り付き直後に23352.56円まで上げ幅を広げた。しかし、その後は下げに転じる局面もみられるなど、前日終値を挟んでのこう着。大引けにかけては断続的なインデックス売買の影響もあり、23300円に乗せて取引を終えた。半導体株等これまで日経平均をけん引していたセクター等が上げ一服となった半面、出遅れ感のあるセクターや銘柄などに資金が向かっていた。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がり数が拮抗。セクターでは、パルプ紙、鉄鋼、海運、非鉄金属、鉱業、卸売が堅調な半面、食料品、情報通信、精密機器、サービス、その他製品が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテスト<6857>、ファミリーマート<8028>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>がしっかり。一方でアサヒ<2502>、富士フイルム<4901>、スズキ<7269>、セコム<9735>、東エレク<8035>が冴えない。 日経平均はこう着ながらも高値圏での推移が続いている。前日の大幅高の反動から一服は想定されていたほか、決算がピークを迎える中で、アサヒなど決算が嫌気される銘柄もみられており、基本的には決算がピークを通過するまでは手掛けづらい相場展開であったが、こう着とは言え強い相場展開であっただろう。 なお、市場の関心が集まっていたソフトバンクGの決算であるが、第2四半期の営業損益は155億円の赤字(前年同期比1.4兆円悪化)に転じた。ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの営業損失が5726億円。第2四半期末において保有する投資の未実現評価損失(純額)5379億円となった。同社株はPTS市場で4.5%程度下落する局面もみられており、明日の日経平均の重石となる可能性はありそうだ。しかし、前回安値を割り込まずに、4000円近辺での底堅さが意識されるようだと、アク抜け的な動きも意識されてくる。指数インパクトが大きく、センチメントにも影響を与えるため、明日の動向が注目されよう。 《CN》
関連銘柄 9件
5,822
6/26 15:00
+28(%)
時価総額 2,951,771百万円
ビール大手。清涼飲料や食品も。欧州、オセアニア、東南アジアでも事業展開。日本は外食需要の回復などでビール類の売上が増加。欧州は価格改定効果等で堅調。23.12期通期は増収増益。24.12期も増収増益計画。 記:2024/04/07
3,746
6/26 15:00
+44(%)
時価総額 4,659,563百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
6857 東証プライム
6,222
6/26 15:00
+408(%)
時価総額 4,767,104百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,368
6/26 15:00
+45(%)
時価総額 4,409,701百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7269 東証プライム
1,815.5
6/26 15:00
-7.5(%)
時価総額 3,566,706百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
2,287
11/11 15:00
+2(%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
35,650
6/26 15:00
+1,250(%)
時価総額 16,813,716百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9735 東証プライム
9,614
6/26 15:00
+32(%)
時価総額 2,242,946百万円
警備サービス最大手。機械警備や常駐警備、現金護送に加え、警備とシナジー効果のある防災、メディカル、保険、地理情報なども展開。強固な顧客基盤に強み。セキュリティサービスや防災の好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/02/29
9983 東証プライム
41,300
6/26 15:00
+410(%)
時価総額 13,142,527百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10