マーケット
38,178.32
-95.73
37,903.29
+87.37
暗号資産
FISCO BTC Index
5/2 10:19:20
9,042,129
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

注目銘柄ダイジェスト(前場):三井E&S、ZHD、日パレットなど

2019/11/5 12:19 FISCO
*12:19JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):三井E&S、ZHD、日パレットなど 三井E&S<7003>:823円(-287円) 急落で一時ストップ安。通期業績予想の大幅下方修正を発表、営業損益は120億円の黒字予想から一転、720億円の赤字に下方修正。想定以上の大幅下方修正にネガティブなサプライズが強まる格好へ。インドネシア石炭火力プラントにおける713億円の追加原価計上、子会社MODECの140億円の下方修正などが要因。SMBC日興証券では、個別決算は上半期末時点で一時債務超過に転落と推定。 KDDI<9433>:3154円(+115円) 大幅続伸。先週末に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は2976億円で前年同期比9.3%増益、第1四半期の2ケタ減益から一転して増益転換となっている。市場予想も250億円程度上回ったとみられる。注力中のライフデザイン領域やビジネスセグメントが揃って好調に推移していることもあって、想定比上振れ決算をストレートに評価する動きが優勢に。 ZHD<4689>:376円(+46円) 急騰。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は757億円で前年同期比9.0%減益となったが、4-6月期の同24.0%減益に対して、7-9月期は同11.2%増と10四半期ぶりの2ケタ増と急回復している。市場予想を上回る回復を見せ、ポジティブに捉える動きが優勢となっている。広告関連売り上げが堅調に推移したほか、ショッピング事業の取扱高も一段と増勢を強める形になっている。 ADWAYS<2489>:296円(-8円) 大幅安。20年3月期の営業損益を従来予想の7.30億円の黒字から2.00億円の黒字(前期実績7.22億円の黒字)に下方修正している。広告事業のスマートフォン向けで、海外のゲームアプリクライアントからのインバウンド案件の予算が縮小したほか、新規タイトルのリリース数が減少したことなどが響いた。第2四半期累計(19年4-9月)の営業損益は1.04億円の赤字(前年同期実績5.66億円の黒字)で着地している。 SUMCO<3436>:1894円(+76円) 大幅反発。米中貿易協議の進展期待、米国のファーウェイ禁輸措置緩和示唆などを受けて、前日の米国市場では半導体関連株が上昇しており、同社など国内関連銘柄がつれ高する展開になっている。また、野村證券では同社の投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も1410円から2600円に引き上げている。先端ロジック半導体の需要急増などでウエハ販売数量予想を増額、20.12期からの業績回復確度が高まったと判断している。 中村超硬<6166>:1037円(-43円) 朝高後マイナス転換。1月15日に発行したEVO FUNDを割当先とする第7回新株予約権の権利行使が完了したと発表している。発行総数は100万個(潜在株式総数100万株)で、前月末時点で未行使だった50万個が1日に行使された。新株予約権の行使完了で株式価値の希薄化懸念が後退し、買いが入っている。10月30日に年初来高値(2010円)を付けてから株価が値下がりしていたことも買いやすさにつながっているようだ。 日パレット<4690>:2153円(+191円) 大幅に3日続伸。20年3月期の営業利益を従来予想の1.98億円から3.63億円(前期実績2.57億円)に上方修正している。パレット等のレンタル稼働率の向上に加え、現有資産の有効活用や運用面の効率化の推進によって売上原価率が引き下げられ、利益拡大に寄与する見込み。株価が2月7日に付けた上場来高値(2400円)に迫っていることも買い人気につながっているようだ。 《ST》
関連銘柄 7件
2489 東証プライム
440
5/2 9:54
-2(%)
時価総額 18,482百万円
アフィリエイト広告サービスが柱。ゲーム・マンガ広告に強み。アドプラットフォーム事業は売上増。アフィリエイト広告は金融関連のクライアントからの需要が増加。23.12期通期は小幅増収。24.12期は増収計画。 記:2024/02/13
3436 東証プライム
2,352
5/2 9:54
-20(%)
時価総額 823,612百万円
半導体用シリコンウエハで世界2位。最先端ロジック半導体向けに強み。23.12期は顧客の在庫調整が痛手に。24.12期はAI需要を追い風に半導体需要が上向く見通し。だがウエハの需要回復は年後半になる見込み。 記:2024/04/04
4689 東証プライム
376.8
5/2 9:54
-3.5(%)
時価総額 2,875,421百万円
ヤフー、LINEなどの再編により誕生。グループ会社にアスクル、出前館、PayPay、ZOZOなど。コマース事業は堅調。アスクルグループ、ZOZOグループが売上増。戦略事業は売上伸長。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/22
4690 東証スタンダード
2,493
5/2 9:50
+3(%)
時価総額 4,238百万円
パレットレンタル会社。プラスチック製や木製のパレット、ネステナー等のレンタル、販売を行う。今期3Q累計は商品の保管や輸送用のレンタル、パレットや機器の販売が増加も、パレットの新規取得の減価償却費が重し。 記:2024/02/23
6166 東証グロース
324
5/2 9:52
-1(%)
時価総額 3,571百万円
特殊精密部品や化学繊維用紡糸ノズル、工作機械向け耐摩工具、不織布製造装置などを展開。ナノサイズゼオライトも事業領域。ダイヤモンドワイヤの製造技術に定評。実装機用ノズルの受注停滞で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/22
7003 東証プライム
1,723
5/2 9:54
+21(%)
時価総額 177,640百万円
国内トップの船用エンジンや港湾クレーンに強み。連結子会社に三井海洋開発。24.3期3Q累計は舶用・建機用エンジンやコンテナクレーンが好調。工事損失引当金の一部戻し入れも寄与して利益急改善。のれん特益計上。 記:2024/04/15
9433 東証プライム
4,399
5/2 9:49
-4(%)
時価総額 10,136,088百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04