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注目銘柄ダイジェスト(前場):扶桑電通、スノーピーク、福井コンピなど

2019/10/21 11:49 FISCO
*11:49JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):扶桑電通、スノーピーク、福井コンピなど 関西電力<9503>:1253.5円(-6円) 反落。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「買い」から「中立」に格下げ、目標株価も1750円から1400円に引き下げている。増配の決断を見込んでいた23年3月期以降の配当予想を引き下げ、配当50円の継続を予想としている。直近の不透明感の高まりを踏まえると、株式市場では配当50円に基づいて同社の株式価値を判断する可能性が高いと考えているようだ。 アズ企画設計<3490>:1323円(+38円) 大幅に3日ぶり反発。東京都台東区で民泊事業を開始すると発表している。外国人観光客のニーズに応えるため、賃貸マンションを民泊施設として活用する。総戸数は20戸で、事業開始は11月中旬の予定。また、関東信越国税局から消費税等の更正処分及び加算税の賦課決定処分を受けたことを明らかにしている。その結果、これまでの同局の見解による会計・税務処理を採用する場合に比べ、納付すべき消費税等の額が減少するという。 扶桑電通<7505>:3885円(+700円) ストップ高。先週末に19年9月期通期の業績上方修正を発表している。営業利益予想は従来の3.5億円から7.7億円にまで、2倍以上の水準に増額している。Windows7のサポート終了に伴うPCの入替商談、地方自治体を中心とした公共ビジネスなどが順調に推移したもようだ。修正幅の大きさがインパクトになっているほか、利益水準の拡大に伴う増配期待なども優勢に。 福井コンピ<9790>:2641円(+84円) 大幅反発。先週末に上半期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の20.1億円から28.3億円、前年同期比47.0%増益に上方修正、測量関連製品並びにITソリューション事業における選挙出口調査システムの売上高が計画を上回ったことが主因となっているもよう。第1四半期の増益率は1ケタ台にとどまっていたため、想定以上の大幅上方修正と捉えられる。 スノーピーク<7816>:1085円(-111円) 急落で安値更新。SMBC日興証券を割当先とする第三者割当で、新株予約権27000個を発行すると先週末に発表している。発行価格は706円で当初行使価格は1196円、潜在株式数270万株は発行済み株式数の16.5%に達する。割当日は11月5日を予定。調達する手取り概算額は約32.4億円、長期借入金の返済のほか、設備投資や米国子会社設立に向けた資本金などに充てるようだ。 ヴィッツ<4440>:1980円(+55円) 大幅に5日ぶり反発。自動運転やスマートホームなどの人工知能を活用したシステムを安全に設計するための解説書「人工知能搭載システムの安全設計ガイドライン」(SEAMSガイドライン)の販売を開始したと発表している。人工知能搭載システムの安全性を確保し、同時に国際安全規格に適合するための設計方法を提案しているという。今後、同社は人工知能などを活用する自律システムの製品分野にサービス対象を拡大していく。 シノケンG<8909>:1125円(+13円) 大幅に6日続伸。100%子会社のシノケンアセットマネジメント(東京都港区)が不動産投資信託(REIT)の組成・運営に必要となる取引一任代理等の認可を取得したと発表している。今後は速やかに投資運用業の登録を済ませ、東京23区に所在する賃貸住宅不動産を主な投資対象としたREITを組成する予定。その後、東証への上場に向けて準備を進めるとしている。 《ST》
関連銘柄 7件
3490 東証スタンダード
2,224
11/22 10:57
+4(%)
時価総額 2,684百万円
中古物件を購入し、価値を高めた上で投資家に販売する不動産販売事業が主力。不動産賃貸事業、不動産管理事業も。ファンドクリエーションと業務提携。販売用不動産在庫を積み増し。取扱物件の大型化等を進める。 記:2024/06/07
4440 東証スタンダード
788
11/22 15:22
+4(%)
時価総額 3,291百万円
自動車・産業製品向け制御ソフトウェアの受託等を行うソフトウェア開発事業が主力。トヨタ自動車などが主要取引先。サービスデザイン事業等も。ソフトウェア開発事業では自動車向け、産業機器製造業向け売上が順調。 記:2024/06/07
7505 東証スタンダード
1,606
11/22 14:56
-2(%)
時価総額 11,179百万円
ネットワークソリューションビジネス、SIソリューションビシネスが柱。省エネ中心の設備工事等も手掛ける。1948年創業。富士通のパートナー企業。ナースコール等のヘルスケアビジネス、防災・減災ビジネスは好調。 記:2024/06/17
7816 東証プライム
1,246
7/8 15:00
±0(%)
時価総額 47,522百万円
アウトドア用品メーカー。オートキャンプ製品を中心に、高級アウトドア製品を製造、販売。全国で専門店を展開。販管費は増加。23.12期通期は業績苦戦。24.12期は大幅増益計画。MBO実施で非公開化図る。 記:2024/02/23
8909 東証スタンダード
1,596
12/21 15:00
±0(%)
時価総額 58,062百万円
不動産会社。アパートやマンションの販売を主力に、不動産管理や売買仲介等のサービスの提供、ゼネコン、介護等の事業を行う。今期3Q累計はアパート販売が順調に推移した。不動産サービスやゼネコンも堅調だった。 記:2022/11/24
9503 東証プライム
1,850
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 1,736,656百万円
関西地盤の電力会社。国内電力業界2位。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信事業、総合不動産事業等も手掛ける。高浜原発3、4号機は運転期間延長認可。中計では26.3期経常利益3600億円以上目標。 記:2024/06/17
2,862
11/22 15:30
+55(%)
時価総額 59,243百万円
建築や測量専用CADの最大手。住宅や測量・土木向け3DCADが主力。道路や河川などインフラに実績。選挙の出口調査システム等も。需要拡大で3次元商材は売上順調。建築システム事業はストックビジネスの拡大図る。 記:2024/10/20