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決算など個別に材料が出ている銘柄への短期的な値幅取り狙い【クロージング】

2019/10/10 15:52 FISCO
*15:52JST 決算など個別に材料が出ている銘柄への短期的な値幅取り狙い【クロージング】 10日の日経平均は反発。95.60円高の21551.98円(出来高概算10億6000万株)で取引を終えた。9日の米国市場では米中閣僚級協議の進展期待から反発をみせていたが、寄り付き前に「貿易協議で進展がない」との香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト報道が嫌気され、日経平均は寄り付き直後に21308.88円まで下落する局面もみられた。 しかし、「中国の劉鶴副首相は米中閣僚級協議のため11日までワシントンに滞在する」との報道や「トランプ政権、ファーウェイへの製品供給を一部許可」といった報道の中、ショートカバーが強まる格好となり、前場半ばには21601.46円まで切り返す局面もみられた。ただし、カバー一巡後は、21500円を挟んでのこう着感の強い相場展開が続いた。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1400を超えて、全体の6割を占めている。セクターでは、海運、証券、化学、ガラス土石、鉄鋼、小売が堅調。半面、保険、その他製品、サービス、精密機器、電力ガス、不動産が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、信越化<4063>、ファミリーマート<8028>、KDDI<9433>、アドバンテスト<6857>がけん引。一方でバンナムHD<7832>、第一三共<4568>、資生堂<4911>が冴えなかった。 朝方は米中報道に振らされる格好となったが、日経平均は結局のところ、25日線と75日線とのレンジ内でのこう着だった。朝方の売り仕掛け的な売買についても、前場半ばにはショートカバーが一巡しており、仕掛けづらい相場展開といったところであろう。セクターについても、外部環境の影響というよりも、リバランス中心であり、米中閣僚級協議の落ち着き処を見極めたい状況であろう。 基本的には大きな進展は期待できず、米中貿易摩擦は長期化するとの見方が大勢。その中で暫定的な合意につなげ、米国による15日からの関税引き上げを先送りするといった流れがベストシナリオといったところである。15日からの関税引き上げが実施されるようだと、先行き不安がより高まる可能性があるため、引き続き積極的な売買は手控えられそうである。決算など個別に材料が出ている銘柄への短期的な値幅取り狙いのほか、需給状況が良好な銘柄などの個別対応が中心になろう。 《CN》
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9,447
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+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
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-2(%)
時価総額 2,073,720百万円
バンダイ、ナムコの経営統合で2005年に誕生した持株会社。トイホビー事業、デジタル事業が主力。IP活用に強み。アミューズメント施設の運営等も。総還元性向は50%以上目標。トイホビー事業は堅調続く見通し。 記:2024/06/25
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時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
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時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
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49,020
11/22 15:30
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時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25