株～企業情報・おすすめ銘柄

*15:45JST 日経VI概況：低下、米中貿易協議に関する報道に一喜一憂 日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は10日、前日比-0.28pt（下落率1.55％）の17.74ptと低下した。なお、高値は18.61pt、安値は17.42pt。日本時間の朝方、閣僚級会議に先立って開かれていた次官級会議に関して「2日間の議論で進展がなかった」との報道が入ったことで、本日の日経平均は朝方は売り優勢であった。ただ、その後は、米中協議に対する期待感を高める報道が続いたことで、一転して日経平均はプラス圏入りした。日経VIは、上述した背景から大きく上昇して寄り付いたが、プラス材料の報道をきっかに、巻き戻しによるプットの売りが入るかたちで急速にマイナス圏に転じ、その後はこう着感の強い展開となった。 【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20～30程度）に回帰するという特徴も持っています。 《YN》