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前場に注目すべき3つのポイント~決算控えた安川電機や旭化成などノーベル賞関連に関心集まる

2019/10/10 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~決算控えた安川電機や旭化成などノーベル賞関連に関心集まる 10日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:決算控えた安川電機や旭化成などノーベル賞関連に関心集まる ■前場の注目材料:ローソン、2Q営業利益6.6%増の367億円、直近上方修正で織り込み済み ■三井物、UNIDOと覚書、アフリカで環境配慮包装材を普及 ■決算控えた安川電機や旭化成などノーベル賞関連に関心集まる 10日の日本株市場は、米中の閣僚級協議への期待を背景とした米株高の流れを受けて、買い先行の展開となろう。9日の米国市場では、NYダウが181ドル高と反発。米中の閣僚級貿易協議で、中国が大豆など米国産農産物の購入拡大を提案すると伝えたとの報道が材料視された。セクターでは前日に下げのきつかった半導体関連の上昇が目立っている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円高の21570円。円相場は1ドル107円40銭台と前日からやや円安に振れて推移している。 中国は米国産農産物の購入拡大により暫定合意を取り付け、15日に迫った米国の対中制裁関税の一部税率引き上げを回避したい考えとされている。米中の閣僚級協議への過度な期待は高まらないながらも、需給状況の良好な銘柄などへは、買い戻しを誘う一因になりやすいだろう。 また、本日は安川電機<6506>の決算が予定されている。産業用ロボットでは世界トップクラスであり、ここ数年は中国の設備投資需要を取り込んで成長を拡大させてきた。安川電機の決算内容によっては、中国経済への警戒感が高まり、さらに中国の需要を取り込んできた日本の製造業に対する不透明感が強まりやすい。一方で、信用需給は売り長の状況であり、決算で悪材料出尽くしとなる展開も意識されやすく、決算前に買い戻しの流れをみせてくるようだと、FA関連などへの刺激材料になるだろう。 その他、今年のノーベル化学賞に、リチウムイオン電池の開発で、旭化成<3407>名誉フェローの吉野彰氏や英オックスフォード大教授だったジョン・グッドイナフ氏らが選ばれた。リチウムイオン電池は慣れ親しんでいるテーマであるほか、関連する銘柄も多い。旭化成を筆頭に関連銘柄への物色に広がりをみせてくるようだと、個人投資家のセンチメントを明るくさせる。 その他、昨日は利食い優勢ではあったが、EUV関連として強いトレンドが続いているレーザーテック<6920>への関心も高く。HOYA<7741>、ウシオ電機<6925>、東洋合成<4970>などの関連銘柄への物色の広がりも意識されよう。 ■ローソン、2Q営業利益6.6%増の367億円、直近上方修正で織り込み済み ローソン<2651>が発表した第2四半期決算は、営業利益が前年同期比6.6%増の367億円だった。直近で上方修正を発表しており、織り込み済み。国内コンビニエンスストア事業の既存店売上高は客数は減少したが客単価の上昇で0.4%増。成城石井の営業利益は19%増の38億円。エンタテインメント関連事業の営業利益は46%増の36億円と大幅に伸びている。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(26346.01、+181.97) ・ナスダック総合指数は上昇(7903.74、+79.96) ・シカゴ日経225先物は上昇(21570、大阪比+130) ・1ドル107円40-50銭 ・SOX指数は上昇(1540.85、+26.40) ・VIX指数は低下(18.64、-1.64) ・米追加利下げ観測 ・日銀のETF購入 ・株安局面での自社株買い ・三井物<8031>UNIDOと覚書、アフリカで環境配慮包装材を普及 ・豊通商<8015>サウジでトラック販売 ・日精工<6471>ギアボックス向け円すいころ軸受を開発、電動車の燃費向上 ・トヨタ<7203>五輪向け「eパレット」詳細発表、低床・広い車室空間 ・NESIC<1973>デジタル変革事業拡大、ブランド新設 ・NTTデータ<9613>ブラジル社を買収、SAPビジネス拡大 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 9月企業物価指数(前年比予想:-1.1%、8月:-0.9%) ・08:50 8月機械受注(船舶・電力を除く民需)(前月比予想:-1.0%、7月:-6.6%) ・09:00 雨宮日銀副総裁講演(ASIFMA年次総会) <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 13件
1973 東証プライム
2,518
5/2 15:00
-58(%)
時価総額 375,990百万円
NEC傘下のSI。キャリア向け通信工事やDX関連サービスも。24.3期3Q累計はキャリア向けが足踏み。だが豊富な受注残の消化が順調に進む。受注も製造業、公共向けを中心に拡大。通期増収増益・連続増配を計画。 記:2024/02/08
2651 東証プライム
10,315
5/2 15:00
-10(%)
時価総額 1,034,595百万円
コンビニ大手。傘下に高級スーパーの成城石井や映画館のユナイテッド・シネマなど。親会社は三菱商事。店内調理サービス「まちかど厨房」や一般用医薬品取扱い店舗を拡充。業容好調で、24.2期3Q累計は大幅増益。 記:2024/01/27
3407 東証プライム
1,101
5/2 15:00
-4.5(%)
時価総額 1,534,719百万円
総合化学大手。マテリアル、住宅、ヘルスケアの領域で事業展開。住宅部門は堅調。建築請負部門は伸び悩むが、不動産部門等がカバー。クリティカルケア事業ではAEDの販売量が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/11
4970 東証スタンダード
8,210
5/2 15:00
-60(%)
時価総額 66,854百万円
半導体、液晶ディスプレー向けフォトレジスト感光材等を手掛ける。先端フォトレジスト向け感光性材料で世界トップシェア。感光性材料事業は半導体向け材料の伸び悩みなどが響く。24.3期3Q累計は業績足踏み。 記:2024/02/25
6471 東証プライム
845.6
5/2 15:00
-15.5(%)
時価総額 466,152百万円
国内最大のベアリングメーカー。産業機械軸受と精密位置決め用部品を手掛ける。自動車軸受や自動車部品等も。24.3期3Qは増収。自動車事業が売上下支え。自動車生産台数の増加で日本、米州などで売上が増加。 記:2024/02/26
6506 東証プライム
6,593
5/2 15:00
-2(%)
時価総額 1,758,287百万円
メカトロニクス・ロボットメーカー。サーボモータとインバータは世界シェアトップ。産業用、半導体製造装置用ロボット等も。モーションコントロール部門は堅調。インバータ事業が牽引。24.2期3Q累計は増収。 記:2024/01/27
6920 東証プライム
40,670
5/2 15:00
+920(%)
時価総額 3,834,612百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6925 東証プライム
2,071
5/2 15:00
-20.5(%)
時価総額 222,633百万円
産業用光源メーカー。半導体製造用露光装置や映画館用映像装置も。24.3期3Q累計は映画館向け光源が堅調。だが液晶関連装置や露光装置などが足踏み。米国アプライドマテリアルズ社と次世代露光技術開発で業務提携。 記:2024/03/11
7203 東証プライム
3,581
5/2 15:00
-24(%)
時価総額 58,423,968百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7741 東証プライム
18,225
5/2 15:00
-210(%)
時価総額 6,580,610百万円
半導体ブランクスやHDDガラス基板で世界首位。眼鏡レンズやコンタクトレンズ、内視鏡、眼内レンズ、人工骨などのライフケア事業でも実績。光学技術に定評。ライフケア、情報通信とも好調で、3Q累計は増収確保。 記:2024/03/31
8015 東証プライム
10,025
5/2 15:00
+237(%)
時価総額 3,549,421百万円
トヨタ系の総合商社。自動車関連やアフリカビジネスに強み。24.3期3Q累計は金属が市況軟化で振るわず。だが自動車生産回復で自動車部品の取扱拡大。海外自動車販売も好調で増収増益に。通期最高純益・増配を計画。 記:2024/02/09
8031 東証プライム
7,681
5/2 15:00
+123(%)
時価総額 12,231,739百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
9613 東証プライム
2,456.5
5/2 15:00
-3(%)
時価総額 3,445,241百万円
NTT傘下のSI大手。金融分野や公共・社会基盤分野向けに強み。24.3期3Q累計は親会社との海外通信事業統合会社がフル連結化。公共、金融案件の獲得も順調。営業外の金融費用増。通期営業最高益・増配を見込む。 記:2024/03/07