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新興市場見通し:「配当」に関心もマザーズは恩恵薄く、IPOではBASE発表など

2019/9/21 14:57 FISCO
*14:57JST 新興市場見通し:「配当」に関心もマザーズは恩恵薄く、IPOではBASE発表など 先週の新興市場では、日経ジャスダック平均が週末にかけて11営業日続伸し、マザーズ指数も週末に大きく上昇した。マザーズでは売買低迷が続き、マザーズ指数も25日移動平均線に上値を抑えられる展開だった。ただ、20日に時価総額上位のサンバイオ<4592>が急伸してマザーズ指数を押し上げると、他のマザーズ銘柄も連れ高となった。なお、週間の騰落率は、日経平均が+0.4%であったのに対して、マザーズ指数は+1.9%、日経ジャスダック平均は+0.6%だった。しかし、マザーズ指数はなお低位もち合いが続いている。 個別では、前述のサンバイオが週間で26.4%高となった。再生細胞薬が米国でも迅速審査対象に指定された。マザーズ時価総額上位ではほかにそーせいグループ<4565>が同4.9%高と堅調だったが、トップのメルカリ<4385>は同3.0%安となった。売買代金上位ではアイリッジ<3917>やプロレド・パートナーズ<7034>が賑わい、週間のマザーズ上昇率上位にも顔を出した。アイリッジは顧客データ分析プラットフォームがゆうちょ銀行<7182>のスマートフォン決済アプリに採用された。一方、ツクルバ<2978>やハイアス・アンド・カンパニー<6192>は決算を受けて急落し、下落率上位に並んだ。ジャスダック主力ではワークマン<7564>が同9.4%高と強い値動きを見せたが、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>は同3.0%安となった。売買代金上位ではラクオリア創薬<4579>が胃食道逆流症治療薬のサブライセンス契約締結をきっかけにリバウンドし、プロルート丸光<8256>やクラスターテクノロジー<4240>が週間のジャスダック上昇率上位に顔を出した。反面、ケイブ<3760>やジョルダン<3710>が下落率上位だった。ジョルダンは業績下方修正を発表している。IPOでは9月19日にアミファ<7800>とサイバー・バズ<7069>、20日にギフティ<4449>が新規上場し、いずれも公開価格を上回る初値を付けた。 今週の新興市場では、マザーズ指数が再び相対的に弱い動きとなる可能性がある。9月26日に配当等の権利付き最終売買日を迎え、権利取りの動きや配当再投資を巡る思惑などが株式相場全体の支えとして期待される。ただ、マザーズの高配当利回り銘柄といえばミクシィ<2121>などごく一部で、恩恵は限られるだろう。個別材料株やIPO銘柄での短期の値幅取り狙いの物色が中心となり、マザーズ銘柄の本格的な見直しはまだ先となりそうだ。 9月19日に新規上場したアミファは翌20日にストップ高を付け、20日上場のギフティは高値引けとなった。IPO銘柄の初値形成後の物色が比較的活発だ。自律制御システム研究所<6232>などは新規レーティング付与観測が見直しの手掛かりとなっているようだ。なお、今週は9月26日にオプトエレクトロニクス<6664>、NaITO<7624>、27日にフィードフォース<7068>などが決算発表を予定している。 IPO関連では、9月24日にChatwork<4448>、26日にHPCシステムズ<6597>がともにマザーズへ新規上場する。2社とも公開規模がマザーズ上場案件としては大きいが、Chatworkはビジネスチャットツール、HPCシステムズはスーパーコンピュータを手掛け、相応の関心を集めているようだ。なお、先週はBASE<4477>(10月25日、マザーズ)など3社の新規上場が発表されている。ネットショップ作成支援のBASEなどは注目IPOとなりそうだ。 《FA》
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「モンスターストライク」が主力のスマホゲームが収益の柱。写真共有アプリやSNSの運営も。24.3期3Q累計は前期に大型IPとのコラボがあった「モンスト」の反動減が痛手に。育成中のスポーツ事業は赤字幅縮小。 記:2024/04/12
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公共交通活用の経路探索ソフト「乗換案内」が柱。受託ソフト開発も。24.3期は乗換案内の採算低下。納品順調のソフト開発も費用増で利益足踏み。前期買収のドローン関連会社も利益水面下。通期では黒字確保を目指す。 記:2024/04/11
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モバイルオンラインゲームを開発・運営。シューティングゲームに強み。ライブ配信サービスも。24.5期上期は前期買収会社が好調。一過性の株式報酬費用も解消して黒字に。下期は11月リリースの新作などが貢献予定。 記:2024/02/07
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スマホアプリの開発・運営支援を通じて実店舗の集客・販促を支援。24.3期3Q累計はデジタルマーケ関連が堅調。だが開発案件遅延に伴う原価増が発生。新製品の先行費用も利益の重石に。2月にJR西日本と業務提携。 記:2024/03/12
4240 東証グロース
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樹脂製品メーカー。機能性樹脂複合原料がベースの精密成形品・部品を展開。研究開発用インクジェットヘッドも事業領域。充填材をバイオマスか再生フィラーとした機能性樹脂に注力。業容持ち直し、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/29
4385 東証プライム
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国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4448 東証グロース
426
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時価総額 16,930百万円
ビジネスチャットツールを開発・提供。中小企業向けに強み。セキュリティソフトも。24.12期は高成長と利益創出を目指す。中計では26.12期に売上高150億円が目標。今年7月に「kubell」に社名変更へ。 記:2024/03/11
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時価総額 34,365百万円
各種eギフトサービスの企画開発、運営等を手掛ける。法人向けが主力。地域通貨サービス等も。gifteeサービスの会員数は214万人。法人向けは大型案件受注で売上伸長。23.12期通期は大幅増収増益。 記:2024/02/25
4565 東証プライム
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バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。契約一時金及びマイルストン収入は伸び悩む。23.12期通期は医薬品販売が増収。M&A効果等が寄与。 記:2024/02/13
4579 東証グロース
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時価総額 12,479百万円
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4592 東証グロース
419
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1/29 15:00
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6232 東証グロース
984
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6597 東証グロース
2,157
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時価総額 9,279百万円
研究分野で使用される高性能スーパーコンピュータを開発。研究者や開発者の多角的支援に定評。HPC事業は売上伸長。大学官公庁向け各種中規模システム等が寄与。CTO事業も売上増。24.6期2Qは売上堅調。 記:2024/02/26
6664 東証スタンダード
334
4/26 14:59
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時価総額 2,197百万円
自動認識装置メーカー。国内唯一、バーコード読み取りの核となるモジュールエンジンを製造。レーザモジュールで国内トップシェア。23.11期通期は日本が増収。定置式スキャナ製品等が堅調。24.11期は増収計画。 記:2024/02/03
7034 東証プライム
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時価総額 4,702百万円
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639
4/26 15:00
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時価総額 16,716百万円
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7069 東証グロース
2,864
4/26 14:59
+41(%)
時価総額 11,218百万円
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7182 東証プライム
1,593
4/26 15:00
+8(%)
時価総額 5,973,025百万円
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7564 東証スタンダード
3,900
4/26 15:00
-15(%)
時価総額 319,203百万円
建設現場・工場向けワークウェアや作業用品の大手専門店。女性向けや子供服、シューズ、雨具等も。1006店舗展開。27店舗の新規出店実施。PB商品の売上比率は上昇。新規出店効果等で24.3期3Qは増収。 記:2024/04/08
7624 東証スタンダード
145
4/26 15:00
+1(%)
時価総額 7,945百万円
切削工具をメインに扱う専門商社。計測機器や測定工具、産業機器、工作機械等も扱う。岡谷鋼機の連結子会社。東日本物流センターを群馬県太田市に移転。切削工具は売上伸び悩む。24.2期3Q累計は計測が増収。 記:2024/02/02
7800 東証スタンダード
642
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時価総額 2,077百万円
百均向けライフスタイル雑貨を企画・卸。デザイン性に強み。クリスマスなどイベント関連商品は販売数が増加。ワンプライス商品、プチプライス商品ともに売上好調。23.9期通期は大幅増収。24.9期は増収増益計画。 記:2024/01/27
8256 東証スタンダード
1
1/5 15:00
±0(%)
時価総額 46百万円
総合衣料卸会社。アパレルや雑貨、インテリア用品等の卸売に加え、ヘアケア商品や研究用試薬等の販売も。自社D2Cサイトでは販売チャネルを拡大。ミライロ薬局は会員顧客が順調増。24.3期1Qは損益改善。 記:2023/11/12