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前場に注目すべき3つのポイント~まずは2万円処での底堅さを見極めることに

2019/8/26 8:36 FISCO
*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~まずは2万円処での底堅さを見極めることに 26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:まずは2万円処での底堅さを見極めることに ■前場の注目材料:USENNEX、19/8期上方修正、純利益60億円←30億円 ■三井住友、英資産運用会社を買収、新興国で事業拡大 ■まずは2万円処での底堅さを見極めることに 26日の日本株市場は、波乱の中で売り一巡後の底堅さを見極める相場展開になろう。23日の米国市場では、NYダウが623ドル安と大幅に下落。注目されたジャクソンホール会議におけるパウエルFRB議長講演については、利下げに含みを持たせたものの、概ね予想通りの内容となった。しかし、中国政府は、米国が9月から発動する予定の対中制裁関税「第4弾」への報復措置を発表。原油や農産物など約750億ドル分の米国製品に5~10%の追加関税をかける。トランプ大統領は直ちに対抗措置を取る考えを表明し、米中貿易戦争が激しくなるとの見方から大幅に下落した。これを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比530円安の20190円と大きく下落。円相場は1ドル104円90銭と105円台を割り込んでいる。 パウエルFRB議長講演は予想通りではあったが、中国による報復関税の発表がネガティブ視され、シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップスタートを余儀なくされそうだ。米中貿易摩擦の懸念が強まり、ハイテクセクターなどへは売り圧力が強まりやすいだろう。まずは日経平均の2万円接近が意識されるが、足元で2万円処での底堅さがみられるかを見極めることになりそうだ。 これまで同様、2万円接近の局面で底堅さが見られるようだと、ギャップスタートで積み上がった短期筋のショートカバーを誘う可能性はある。とはいえ、米中貿易摩擦の懸念から押し目買いの流れは強まりづらく、また、直近で日経平均は20500-20700円処での底堅さがみられていたこともあり、一気に需給状況が悪化する。押し目買い意欲もそれ程強まりそうになさそうである。 物色としては外部リスクを避ける流れから、内需系の成長銘柄を探る流れになりそうである。また、半導体関連などについても、ギャップスタートは避けられないものの、需給状況が良好な銘柄については買い戻しが入りやすく、売り一巡後の戻りを狙った動きも意識されやすい。その他、外部環境の不透明感からこれまで積極的なポジションは積み上がっていない他、主力大型株の割安感を指摘する市場参加者が増えてきていることもあり、下を売り込む流れにはなりづらいとみておきたい。波乱の局面においては、自律反発を意識した押し目拾いのスタンスを維持しておきたいところである。 ■USENNEX、19/8期上方修正、純利益60億円←30億円 USENNEX<9418>は2019年8月期業績予想を修正。純利益を従来の30億円から60億円に上方修正した。投資有価証券評価損約10億円の計上、また、土地譲渡契約締結に伴う繰延税金資産約40億円を追加計上する。有利子負債の圧縮に充当する予定。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(20710.91、+82.90) ・米長期金利は低下 ・株安局面での自社株買い ・米追加利下げ期待 ・欧州中央銀行(ECB)が追加緩和検討 ・日銀のETF購入 ・イオンFS<8570>フィリピンで拡販、支店開設、オートローン提案 ・三井住友<8316>英資産運用会社を買収、新興国で事業拡大 ・パナソニック<6752>太陽電池開発、新会社に移管 ・トヨタ<7203>東京五輪に専用EVなど3700台提供、電動車比率90% ・川重<7012>ベトナムに現法設立、2輪車販売、取扱店舗を拡大 ・NEC<6701>バス向け交通管理システム、サウジで受注 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・07:45 NZ・7月貿易収支(予想:-2.54億NZドル、6月:+3.65億NZドル) ・G7仏ビアリッツサミット(24-26日) ・英国休場(サマーバンクホリデー) 《SF》
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6701 東証プライム
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大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
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時価総額 3,806,846百万円
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7012 東証プライム
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時価総額 1,054,886百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。1878年創業。エネルギー・環境ソリューション分野などに注力。 記:2024/10/20
7203 東証プライム
2,664.5
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時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
3,663
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時価総額 14,375,561百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
1,258
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+10(%)
時価総額 271,741百万円
イオン系の金融サービス会社。イオン銀行、イオン保険サービス、エー・シー・エス債権管理回収などを傘下に収める。オリコと業務提携。イオン銀行の預金口座数は850万口座超、預金残高は4兆5300億円超。 記:2024/06/03
9418 東証プライム
4,940
11/22 15:30
-20(%)
時価総額 297,018百万円
U-NEXT、USEN、U-POWER等を傘下に収める持株会社。店舗BGMで国内トップシェア。動画配信サービスは国内シェア2位。コンテンツ配信事業の課金ユーザーは444万人超。USENでんきは収益性向上。 記:2024/10/29