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値動きの荒い相場展開に備えておいた方が良さそう【クロージング】

2019/8/6 16:20 FISCO
*16:20JST 値動きの荒い相場展開に備えておいた方が良さそう【クロージング】 6日の日経平均は続落。134.98円安の20585.31円(出来高概算15億2000万株)で取引を終えた。米中の貿易摩擦が激化するとの懸念から運用リスクを回避する動きが広がり、5日の米国市場でNYダウが今年最大の下げ幅となるなか、ギャップダウンからのスタートとなった日経平均は寄り付き直後に一時20110.76円まで下げ幅を広げる局面もみられた。ただし、2万円接近で短期筋の買い戻しの流れもみられたほか、日銀のETF買い入れやGPIFによる買い等も観測されるなか、後場になると日経平均は20600円台まで下げ幅を縮める局面もみられていた。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。セクターではゴム製品、石油石炭、情報通信、保険、精密機器、繊維、輸送用機器が軟調。半面、証券、鉄鋼、倉庫運輸、食料品がしっかり。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、京セラ<6971>が重石に。一方でSUBARU<7270>、東エレク<8035>が堅調だった。 日経平均先物は朝方に19960円と2万円の大台を割り込んだことで、一旦ショート筋のカバーに向かわせた格好だろう。グローベックスの米株先物はNYダウ、ナスダックともにプラス圏で推移していることも、買い戻しに向かわせた格好だろう。また、決算評価の動きも個別では散見されており、日経平均の大幅下落の中でも、冷静な対応が見られている点は安心感につながろう。ポジションが大きくロングには傾いていない需給状況でもあるため、業績に安心感のある銘柄などへは押し目拾いの動きが徐々に強まりそうである。 チャート形状では日経平均の2万円手前での長い下ヒゲを残しての陽線形成となり、ボトム形成が意識されやすいところではある。とは言え、米中摩擦の長期化が警戒される中では、外部環境の行方を見極める必要があるため、ボトムというよりは、今後も値動きの荒い相場展開に備えておいた方が良さそうである。 《CN》
関連銘柄 6件
6971 東証プライム
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時価総額 2,857,817百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
7270 東証プライム
3,411
6/26 12:39
-37(%)
時価総額 2,623,659百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
8035 東証プライム
35,690
6/26 12:39
+1,290(%)
時価総額 16,832,582百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,223
6/26 12:39
-37(%)
時価総額 9,730,552百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
41,520
6/26 12:39
+630(%)
時価総額 13,212,536百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
10,115
6/26 12:39
+177(%)
時価総額 17,427,680百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17