マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 14:25:14
15,188,655
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

新興市場見通し:人気株の値崩れで警戒ムードも、IPOではLink-U

2019/7/13 15:06 FISCO
*15:06JST 新興市場見通し:人気株の値崩れで警戒ムードも、IPOではLink-U 先週の新興市場では、マザーズ指数が週末にかけて値を崩した。東証1部市場では上場投資信託(ETF)の分配金捻出に絡んだ売りへの警戒感や米金融政策の行方を見極めたいとの思惑、さらに週末には外需株の業績懸念が次々に台頭。新興市場でも投資家心理が上向かず、これまで個人投資家からの人気が高かった成長期待株やテーマ株に売りが広がった。なお、週間の騰落率は、日経平均が-0.3%であったのに対して、マザーズ指数は-3.1%、日経ジャスダック平均は-0.1%だった。マザーズ指数は25日線を割り込んでいる。 個別では、メルカリ<4385>が週間で4.0%安、サンバイオ<4592>が同3.1%安とマザーズ時価総額上位は全般軟調。PKSHA Technology<3993>は同12.1%安と下げが目立った。売買代金上位でもそーせいグループ<4565>などが売り優勢で、チームスピリット<4397>は決算をきっかけに急落した。また、およそ1カ月半にわたり上昇基調が続いていたJIG-SAW<3914>は大きく値を崩し、週間のマザーズ下落率トップとなった。一方、アクセルマーク<3624>や大泉製作所<6618>が物色を集め、フェニックスバイオ<6190>が上昇率トップだった。材料性のある小型株が選好されたようだ。ジャスダック主力ではワークマン<7564>が同1.3%高となったものの、日本マクドナルドHD<2702>が同2.3%安、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同9.5%安とやはり全般さえない。ハーモニックは安川電機<6506>の決算を受けて売りが出た。売買代金上位では新株予約権の発行を発表したカルナバイオサイエンス<4572>が週末にストップ安まで売り込まれた。また、五洋インテックス<7519>が週間のジャスダック下落率トップとなった。反面、新規レーティング付与が観測されたオリコン<4800>などが買われ、SAMURAI&J PARTNERS<4764>が上昇率トップだった。IPOではフィードフォース<7068>が上場2日目に入り公開価格の2.4倍で初値を付けた。 今週の新興市場では、手控えムードが強まりそうだ。人気株の株価急落で個人投資家のセンチメントや需給の悪化が懸念される。今月下旬からの決算発表シーズンを前に株式市場全体としても模様眺めムードが続くとみられ、投資家心理は上向きづらいだろう。売買代金の低迷で、少額の買いでも値動きが出る小型株の物色が中心となりそうだが、資金の逃げ足の速さには注意したい。 今週は、7月16日にティーケーピー<3479>、ウォンテッドリー<3991>、マネーフォワード<3994>などが決算発表を予定している。ティーケーピーはシェアオフィス事業の買収に伴う業績予想の修正と新中期経営計画を6月に発表し、その後の株価は材料出尽くし感からやや調整。決算発表をきっかけに見直しの動きに期待したいところだが、時価総額が大きいだけに新興市場の売買低迷はネックとなる可能性がある。全般に物色の視点が中長期成長性から足元の業績変化にシフトすることも想定される。 IPO関連では、7月18日にLink-U<4446>がマザーズへ新規上場する。同社は電子書籍などの分野でサーバープラットフォームサービスを提供している。公開規模に軽量感は乏しいが、昨今のネット利用状況の変化に伴うデータ通信量の増大で、それを支えるサーバーインフラ技術やデータ処理技術への期待が高まっているようだ。 《FA》
関連銘柄 22件
6,150
11/22 15:30
-100(%)
時価総額 817,704百万円
国内最大のハンバーガーチェーン。1971年創業。2900店舗超。米マクドナルド・コーポレーションとライセンス契約を締結。時間帯に合わせたメニューラインアップを強化。デリバリーサービスの提供店舗拡大図る。 記:2024/07/29
3479 東証グロース
1,253
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 53,097百万円
貸会議室事業が主力。リゾートホテルやビジネスホテル等のホテル・宿泊研修事業等も手掛ける。運営する貸会議室は230施設超。顧客基盤は3万社超。高いリピート率が強み。貸会議室事業では引き続き新規出店等を推進。 記:2024/06/03
3624 東証グロース
122
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 1,299百万円
広告配信プラットフォーム「AXEL MARK DSP」、アドネットワーク「ADroute」等の広告事業が主力。トレカ事業やIoT事業等も展開。ヘルスケア事業を推進。トレカ事業の自動販売機台数は拡大。 記:2024/06/18
3914 東証グロース
3,675
11/22 15:30
-100(%)
時価総額 24,810百万円
データコントロール事業を展開。クラウドサーバやIoTデバイス等の自動監視、運用を行う。IoTエンジン「NEQTO」を活用したIoTソリューションの提供等も。海外オペレーションの体制強化など先行投資を継続。 記:2024/08/29
3991 東証グロース
1,274
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,100百万円
ビジネスSNSプラットフォーム「ウォンテッドリー」を手掛ける。自律型組織作りをサポートする「Engagement Suite」等も。登録個人ユーザー数は400万人超。主力プロダクトの顧客獲得力の強化図る。 記:2024/10/25
3,490
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 111,499百万円
AIソリューションの開発等を行うAI Research&Solution事業、自動応答エンジン「PKSHA Chatbot」等のAI SaaS事業を展開。AI SaaSプロダクトの顧客数は2900社超。 記:2024/10/07
3994 東証プライム
4,330
11/22 15:30
-104(%)
時価総額 236,743百万円
経理・確定申告、人事労務等の「マネーフォワード クラウド」が主力。家計簿アプリや事業用プリペイドカード、企業間請求・決済代行サービスなども。課金顧客数は35万超。企業間請求・決済代行サービスは好調。 記:2024/10/28
4385 東証プライム
2,097.5
11/22 15:30
+29.5(%)
時価総額 344,051百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4397 東証グロース
375
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 6,170百万円
勤怠管理や工数管理、経費精算を提供するクラウドサービスを手掛ける。強固な顧客基盤やサポート体制が強み。契約社数は累計1960社超。累計契約ライセンス数は54万ライセンス超。新規領域中心に成長投資継続。 記:2024/10/25
4446 東証プライム
481
11/22 15:30
+3(%)
時価総額 6,817百万円
Link-U Technologies等を傘下に収める持株会社。マンガサービス事業が柱。マーケティング事業、制作事業も展開。中計では26.7期営業利益12億円目標。海外向けマンガサービスの強化などに注力。 記:2024/10/24
4565 東証プライム
1,132
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 101,770百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
4572 東証グロース
310
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 5,598百万円
キナーゼ阻害薬等の研究開発を行うバイオベンチャー。がん、免疫炎症疾患が重点領域。キナーゼタンパク質の販売、受託サービス等を手掛ける創薬支援事業も。次世代非共有結合型BTK阻害剤AS-1763に注力。 記:2024/08/06
4592 東証グロース
965
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 66,227百万円
再生細胞医薬品の開発・製造・販売を行う。中枢神経系疾患が主な対象。細胞治療薬「SB623」が主要開発品。ヒト体性幹細胞加工製品「アクーゴ脳内移植用注」は日本における条件及び期限付き製造販売承認を取得。 記:2024/10/11
4764 JQグロース
65
3/29 15:00
+1(%)
時価総額 4,150百万円
ネットワーク高速化ミドルシェアの開発で出発。20年11月にクレカ会社と韓国貯蓄銀行を買収し、金融ビジネスが主力に。Fintech事業は好調。新規貸付増加の海外エリアが貢献。21.12期通期は最終黒字転換。 記:2022/02/15
4800 東証スタンダード
775
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 11,720百万円
顧客満足度調査事業、自社メディア「ORICON NEWS」の運営等を手掛ける。データサービス事業、コンテンツ配信サービス等も。配当性向40%目安。公式YouTubeチャンネルの登録者数は202万人超。 記:2024/07/02
6190 東証グロース
364
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 1,477百万円
広島大学発のバイオベンチャー。PXBマウスを用いた受託試験サービス、PXBマウス及びPXB-cellsの販売等を手掛ける。年間4000匹以上のPXBマウスを安定生産。核酸医薬品の売上構成比率が上昇。 記:2024/10/09
1,882
11/22 15:30
-102(%)
時価総額 181,265百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
6506 東証プライム
4,157
11/22 15:30
-70(%)
時価総額 1,108,630百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども手掛ける。欧州地域のロボット生産体制を強化。販売力の強化にも取り組む。 記:2024/10/25
6618 東証グロース
1,298
2/7 15:00
±0(%)
時価総額 12,018百万円
温度センサを製造・販売。24.3期上期は柱の自動車向けが堅調もそれ以外が総じて振るわず。親会社のフェローテックHDが完全子会社化に向けて1株1300円でTOBを実施中。TOB成立ならば同社株は上場廃止に。 記:2023/12/10
532
11/22 15:30
+80(%)
時価総額 13,917百万円
マーケティング支援会社。リスティング広告等の運用やデータフィールド管理、DX支援、マーケティングシステムの提供等を行う。ネット広告のアナグラム買収。ソーシャルPLUS等は受注額が増加。ベトナムの売上拡大。 記:2024/11/02
7519 JQスタンダード
9
7/21 15:00
-2(%)
時価総額 97百万円
多機能カーテンなど室内装飾品を扱うインテリア商社。「インハウス」と「サザンクロス」が主力ブランド。室内装飾品関連はマンション業者向け販売を中心にさえない。メディカル関連も低迷。21.3期通期は業績苦戦。 記:2021/07/16
7564 東証スタンダード
3,810
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 311,837百万円
作業服、作業関連用品などの専門店をFC展開。ベイシアグループ。アウトドア・スポーツウエアなども取り扱う。店舗数は1000店舗超。ワークマン女子の店舗網を拡大。PB商品のチェーン全店売上構成比率は6割超。 記:2024/09/03