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個人投資家・有限亭玉介:軟調な地合いを超えて注目する銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】

2019/5/18 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:軟調な地合いを超えて注目する銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2019年5月15日11時に執筆 株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 この度は『軟調な地合いを超えて注目する銘柄群』というテーマで寄稿させて頂きますよ。 さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。 まず初めに紹介させていただきますのは、エリアリンク<8914>です。トランクルームやオフィス事業を行う不動産サブリースを主力とする企業で、4月下旬にかけての上方修正発表から決算発表(1-3月期)にて急上昇しております。特に1-3月期の時点で通期に対する進捗率が47%と高水準であり、次なる上方修正への期待もある模様です。 フリマアプリや個人のネットビジネスが一般的になった昨今、トランクルームの需要は今後も増える可能性がありますし、社会問題として増加する空き家の土地や権利関係を解決できる糸口を見つけられれば、新たなビジネスチャンスもあるかもしれませんな。 2つ目の銘柄は日本リビング保証<7320>です。2018年3月30日にマザーズに上場した同社は住宅事業者向けの保証やコールセンター代行をはじめトータルメンテナンスとして様々な事業を展開しておりますな。株価は昨年12月の安値618.7円から徐々に下値を切り上げてきております。前回の決算にて通期に対して高い進捗率を示しましたので相応の期待があるのかと…5月14日の決算を経てどのように動くか監視中です。 これから中古住宅の資産価値を高める事やアフターサービスの契約件数増加、電子マネーとの組み合わせで長期的な収益基盤の構築ができれば、安定経営が行えるビジネスモデルに繋がるかもしれませんな。 3つ目の銘柄はスマレジ<4431>です。今年2月28日に上場したばかりの企業ではありますが、クラウド型POSレジと経営管理システムを手掛けております。上場後に急騰した株価は現在3000円付近で落ち着いていますが、3月29日に岩井コスモ証券は投資判断を新規「A」として公表した事や、ヤマダ電機にスマレジカウンターが開設された事でも、これから小売事業者を中心に同社技術が広がっていく事に期待したいところです。 あたくしの近所の小売店でもスマレジが導入されていましたが、iPadを使い省スペースで簡単に会計していた様子を見ると、今後、電子マネーやQRコード決済がさらに普及すれば、コスト面も合わせた利便性による伸びしろはさらにあるのではと思ってしまいますねぇ。 4つ目はテンポイノベーション<3484>です。今月9日に発表された決算後、株価は軟調な地合いも相まって急落しましたが、内容は経常利益前期比78.1%増で、20年3月期も7期連続で過去最高益更新となる見通しというポジティブな結果ではありました。 飲食店に特化した店舗賃貸業を運営する同社は、自社サイトを運営して物件を提供するだけでなく、飲食店運営に関わる専門的な近隣データや店舗の設備環境や法律等の知識を併せて提供する事で、顧客満足度を引き上げ、それが業績に繋がっているように思えます。週足、月足からも上昇トレンドは継続している様子でもありますので、下値で拾ってみたいと思う銘柄でございますな。 5つ目は幸和製作所<7807>です。直近4月の決算は芳しい結果ではなかったものの、20年2月期に黒字転換の見通しが立った事に加えて、2期ぶりに年間配当を25円で復配するとした事で急騰しました。幅広く介護用品を取り扱う同社は、3月1日付で車いすのオーダーメイド事業を展開するパムックとデイサービス運営を手掛けるあっぷるの全株式を取得して子会社化した事を発表した事で、新製品の開発などの思惑・話題性も内在していく見通しです。 最後の銘柄は、アートスパークHD<3663>です。今月10日の大引け後に発表した決算にて「1-3月期経常利益は26%増益で通期計画を既に超過」と発表した事で、急上昇しております。同社が車載向けソフトや各種動画向けソフトを手掛けておりますが、近年は漫画・イラスト・アニメ制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT」の販売などが好調で業績を牽引しています。 2016年にかけては自動運転絡みの思惑にて急騰し、その後長らく調整をしておりましたが、今回の業績面でのサプライズに加え、世界的に広がる自動運転化の潮流も同社株を後押しする可能性もあります。目先はこの反発がどこまで続くか…年初来高値(988円)を更新して反発の機運を高める事ができるか…と監視中です。 と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《SF》
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店舗転貸借事業を展開するテンポイノベーションを中核とする持株会社。不動産売買事業、家賃保証事業も展開。クロップス傘下。好立地、小規模、居抜き店舗物件の仕入れを積極化。不動産売買事業は顧客開拓に注力。 記:2024/10/11
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イラスト・マンガ制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」などのコンテンツ制作ソリューション事業が主力。DC3ソリューション等も。CLIP STUDIO PAINTはサブスク契約が順調に増加。 記:2024/06/25
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クラウド型POSレジ「スマレジ」の提供を行うクラウドサービス事業を展開。サブスク売上比率は6割超。有料店舗数は3.7万店超。解約率は低水準。テレビCMなどの広告宣伝施策により、有料店舗数は順調に増加。 記:2024/10/11
7320 東証グロース
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8914 東証スタンダード
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時価総額 56,190百万円
トランクルーム「ハローストレージ」の運用等を行うストレージ事業が主力。土地権利整備事業、アセット事業等も展開。ハローストレージの稼働率は高水準維持。総室数は10万室超。値引き率の抑制等に取り組む。 記:2024/10/07