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後場に注目すべき3つのポイント~米株反発は織り込み済みで買い戻し進まず

2019/5/15 12:41 FISCO
*12:41JST 後場に注目すべき3つのポイント~米株反発は織り込み済みで買い戻し進まず 15日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は小幅に8日続落、米株反発は織り込み済みで買い戻し進まず ・ドル・円はもみ合い、中国指標の下振れで根強い円買い ・値下がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、同2位はセコム<9735> ■日経平均は小幅に8日続落、米株反発は織り込み済みで買い戻し進まず 日経平均は小幅に8日続落。15.99円安の21051.24円(出来高概算7億8000万株)で前場の取引を終えている。 14日の米株式市場ではNYダウが207ドル高と反発。トランプ大統領が6月下旬に開催予定の20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせ中国の習近平国家主席と会談する意向を示したほか、貿易協議の合意に自信を示したことで市場の懸念が後退した。本日の東京市場でも米株高を好感した買いが先行し、日経平均は45円高からスタートしたが、寄り付き直後にはマイナスに転じた。米中摩擦解決はなお見通せないとの見方から上値を追う動きは限定的だった。中国・上海総合指数の反発スタートを受けてプラス圏に値を戻す場面もあったが、買いは続かなかった。東証1部の値下がり銘柄数は1065、対して値上がり銘柄数は992 となっている。 個別では、前日に決算発表した武田薬<4502>、日産自<7201>が揃って7%安と急落。武田薬は同業シャイアー買収の関連費用などから今期赤字になる見通しで、日産自も大幅減益を見込んでいる。その他売買代金上位ではファーストリテ<9983>、トヨタ自<7203>、NTT<9432>、ソフトバンク<9434>などがさえない。また、LINK&M<2170>がストップ安水準まで売られたほか、トリドール<3397>、TBSHD<9401>、H2Oリテイル<8242>なども東証1部下落率上位に顔を出した。一方、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、ZOZO<3092>などはしっかり。ソニー<6758>は2%超高と堅調ぶりが目立った。決算とともに自社株買い実施を発表した三菱地所<8802>や丸井G<8252>は商いを伴って急伸。また、じげん<3679>、イマジカG<6879>などはストップ高水準まで買われた。セクターでは、医薬品、鉄鋼、海運業などが下落率上位。反面、不動産業、繊維製品、精密機器などが上昇率上位だった。 14日の米NYダウは207ドル高となったが、前の日に617ドル下落した後の反発としては力強さに欠くとの見方が多い。また、前日の日経平均は安値(20751.45円)から終値(21067.23円)まで315円ほどの戻りを見せており、米国株の反発を見越した買い戻しがかなり入っていたことが窺える。本日の東京市場では一段の買い戻しの広がりは見られず、上値では戻り待ちの売りが出て伸び悩む展開となっている。トランプ氏が米中貿易協議に関し時おり楽観的な見方を示すものの、追加関税の応酬で早期解決は遠のいたとの見方も増えており、主力株に積極的な買いが入る状況とは言えない。 アジア株高が下支え要因となるだろうが、後場の日経平均も上値の重い展開になるとみておきたい。まずは21000円台を維持できれば、徐々に底堅さが意識されてくる可能性もある。また前日も指摘したとおり、業績面で安心感のある銘柄、とりわけ相場全体の地合いの影響を受けにくい中小型株に物色が向かいやすい状況だろう。慎重に銘柄選別したうえで取り組みたい。 ■ドル・円はもみ合い、中国指標の下振れで根強い円買い 15日午前の東京市場でドル・円はもみ合い。中国の経済指標が予想を下振れ、根強いリスク回避的な円買いがドルをする場面もあった。 ドル・円は、日経平均株価が2万1000円の大台を回復すると円買いは後退し、ドルは109円60銭台で底堅い値動きとなった。ただ、中国の小売売上高など経済指標は低調で、リスク回避の円買いは根強く、ドルは失速。 ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で取引され、目先の日本株反転への期待感から円買いはやや弱まった。また、上海総合指数や米ダウ先物の堅調地合いで今晩の株高が見込まれ、現時点でドルの大幅安は想定しにくい。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円52銭から109円69銭、ユーロ・円は122円69銭から122円98銭、ユーロ・ドルは1.1201ドルから1.1209ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・図書印刷<7913>やニチリョク<7578>など、11銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、同2位はセコム<9735> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・デイリー米サンフランシスコ連銀総裁 「その他の先進国に比べ労働参加率が低い点が疑問の1つ」 「金融危機や少子高齢化の状況下で米国経済の回復や拡大が停滞しているとはみえない」 ・黒田日銀総裁 「国債引き受けで財政ファイナンスを行うとハイパーインフレになる」 【経済指標】 ・日・4月マネーストックM3:前年比+2.2%(予想:+2.1%、3月:+2.1%) ・中・4月鉱工業生産:前年比+5.4%(予想:+6.5%、3月:+8.5%) ・中・4月小売売上高:前年比+7.2%(予想:+8.6%、3月:+8.7%) <国内> 特になし <海外> ・15:00 独・1-3月期GDP速報値(前年比予想:+0.7%、10-12月期:+0.9%) 《HH》
関連銘柄 21件
628
10/11 15:00
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時価総額 71,007百万円
組織開発、人材開発等を支援する経営コンサルティング会社。ALT派遣等を行うALT配置事業、パソコンスクールの運営等を行うキャリアスクール事業なども。モチベーションクラウドシリーズの売上は順調に拡大。 記:2024/09/01
3092 東証プライム
5,374
10/11 15:00
+2(%)
時価総額 1,674,775百万円
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3,855
10/11 15:00
-16(%)
時価総額 338,577百万円
讃岐うどん専門店「丸亀製麺」を全国展開。コナズ珈琲、豚骨ラーメン「ずんどう屋」なども。アジア中心に海外でも店舗展開。グループ店舗数は1900店舗超。配当性向20%以上目標。「丸亀うどーなつ」は販売順調。 記:2024/08/23
3679 東証プライム
607
10/11 15:00
-3(%)
時価総額 67,802百万円
ライフサービスプラットフォーム事業が主力。美容・ヘルスケア領域特化の求人情報サイト「リジョブ」、不動産サイト「賃貸スモッカ」等の運営を行う。リジョブ、タイズは順調。26.3期売上高350億円超を目指す。 記:2024/06/13
4502 東証プライム
4,260
10/11 15:00
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時価総額 6,740,492百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
6758 東証プライム
2,815
10/11 15:00
-11(%)
時価総額 17,574,321百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6879 東証プライム
487
10/11 15:00
-4(%)
時価総額 21,789百万円
映像制作会社。映画やドラマの撮影や編集、字幕・吹替等を行う映像制作技術サービス事業が柱。ハイスピードカメラの販売等も。26.3期売上高1100億円目標。映像コンテンツ事業はデジタル化推進で収益性改善図る。 記:2024/06/09
7201 東証プライム
396.3
10/11 15:00
-3.5(%)
時価総額 1,672,669百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
2,562
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-19(%)
時価総額 41,798,997百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7578 東証スタンダード
177
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-6(%)
時価総額 2,676百万円
生花祭壇葬「ニチリョクのお葬式」を直営葬儀式場、提携式場等で提供。屋外墓地の募集販売受託、納骨堂の募集代行等も手掛ける。葬祭事業では低価格競争からの脱却図る。営業施策の見直し、納骨堂の拡販等にも取り組む。 記:2024/07/28
7913 東証1部
1,402
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-28(%)
時価総額 60,474百万円
雑誌やコミック等の出版印刷分野と、カタログやパンフレット等のマーケティング分野を主力に、教科書や指導書を手掛ける。凸版印刷による完全子会社化により上場廃止。19.3期は雑誌やコミック、チラシ等が足踏み。 記:2019/08/02
7974 東証プライム
7,878
10/11 15:00
-35(%)
時価総額 10,231,080百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
2,138
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時価総額 267,680百万円
阪急阪神百貨店、イズミヤ・阪急オアシス、関西スーパーマーケットなどを傘下に収める持株会社。阪急阪神東宝グループ。27.3期営業利益320億円目標。阪急本店への積極投資や百貨店リモデルへの重点投資図る。 記:2024/06/04
8252 東証プライム
2,419
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+12(%)
時価総額 504,749百万円
商業施設の賃貸・運営管理等を行う小売事業、エポスカードのクレジットカード業務等を行うフィンテック事業が柱。1931年創業。DOE8%程度目安。エポスカードの会員数は750万人超。分割・リボ取扱高は拡大。 記:2024/07/29
8802 東証プライム
2,359.5
10/11 15:00
-69(%)
時価総額 3,283,195百万円
総合不動産大手。三菱グループ。新丸の内ビルディングなど東京・丸の内エリアでオフィスビルを多数保有。住宅事業や投資マネジメント事業等も。配当性向30%程度目処。再開発プロジェクトの推進、事業化等に取り組む。 記:2024/07/07
9401 東証プライム
4,044
10/11 15:00
+4(%)
時価総額 693,914百万円
民法大手のTBSテレビを中核とする持株会社。TBSラジオ、BS-TBS、スタイリングライフHDなども傘下に持つ。赤坂サカスが収益の柱。配当性向40%目処。コンテンツIPの企画・制作力の強化等に取り組む。 記:2024/08/01
9432 東証プライム
148
10/11 15:00
-1.9(%)
時価総額 13,401,447百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9434 東証プライム
189.5
10/11 15:00
-2.6(%)
時価総額 9,031,393百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
9735 東証プライム
5,317
10/11 15:00
-64(%)
時価総額 2,480,912百万円
国内初の警備保障会社。事業所向け・家庭向けオンライン・セキュリティシステム、常駐警備、現金護送等を手掛ける。防災事業、メディカルサービス事業等も。システムセキュリティ、入退室管理システム等の拡販図る。 記:2024/08/01
9983 東証プライム
54,490
10/11 15:00
+3,130(%)
時価総額 17,339,862百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17