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後場に注目すべき3つのポイント~トランプ氏発言と需給改善期待でやや戻すが

2019/5/14 12:45 FISCO
*12:45JST 後場に注目すべき3つのポイント~トランプ氏発言と需給改善期待でやや戻すが 14日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は7日続落、トランプ氏発言と需給改善期待でやや戻すが ・ドル・円は上昇、欧米株高にらみ円買い後退も ・値下がり寄与トップは、ソフトバンクグループ<9984>、同2位はファーストリテ<9983> ■日経平均は7日続落、トランプ氏発言と需給改善期待でやや戻すが 日経平均は7日続落。154.36円安の21036.92円(出来高概算9億3000万株)で前場の取引を終えている。 13日の米株式市場ではNYダウが617ドル安と大幅に反落。中国政府が米国製品600億ドル相当の関税引き上げを6月1日から実施すると表明し、アジア・欧州株がほぼ全面安となった流れを引き継いだ。米政府は中国からの輸入品3250億ドル相当の関税引き上げについても検討しており、米中摩擦激化への懸念から投資家心理が急速に悪化した。円相場も1ドル=109円近辺まで上昇する場面があり、本日の日経平均はこうした流れを嫌気して320円安からスタートすると、朝方には一時20751.45円(439.83円安)まで下落した。取引時間中に21000円を割り込むのは3月28日以来、およそ1カ月半ぶり。ただ、トランプ米大統領が米中協議について楽観的な見方を示したなどと報じられると下げ渋る展開となった。東証1部の値下がり銘柄は全体の7割強、対して値上がり銘柄は2割強となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>が売買代金トップで4%近い下落。投資先の米ウーバー・テクノロジーズが株価急落し、売り材料となっているようだ。ZOZO<3092>も6%近い下落となった。その他売買代金上位ではファーストリテ<9983>、ソニー<6758>、キーエンス<6861>などがさえない。決算発表銘柄ではいすゞ<7202>などが急落し、TATERU<1435>が東証1部下落率トップとなった。一方、任天堂<7974>、ファナック<6954>、ソフトバンク<9434>などは小じっかり。太陽誘電<6976>とガンホー<3765>は市場予想を上回る決算が好感され、ともに5%を超える上昇となった。大陽日酸<4091>は今期の大幅増益見通しを受け急伸。中小型株ではブレインパッド<3655>が活況だった。また、大真空<6962>やMDV<3902>はストップ高水準で前場を折り返した。セクターでは、ゴム製品、水産・農林業、証券などが下落率上位。反面、石油・石炭製品など4業種が上昇した。 改元を挟み、米中貿易摩擦の激化懸念を背景に日経平均の下落が続いている。ただ、前日までの6日続落で下げ幅は1100円を超えており、短期的な売られ過ぎ感が意識されやすい局面でもある。空売り比率(東証)が再び50%に迫っており、一部メディアは機関投資家の日本株組み入れ比率引き上げ観測とともに需給改善への期待を示している。トランプ氏や米中高官らの貿易協議に向けた前向きな発言を受け、買い戻しの動きが強まる場面も出てくるだろう。 しかし、13日の米株式市場ではNYダウが一時719ドル安まで下げ幅を広げ、日米で不安定な相場展開が続いている。ボラティリティー(株価変動率)の上昇で株式などのリスク資産を売る動きも続いているとみられ、市場が落ち着きを取り戻すまで本格的なリバウンドは期待しにくい。米中は協議を継続する姿勢を見せているものの、関税の応酬で摩擦激化懸念は強い。個別株動向に見られるように、業績面で安心感のある銘柄に物色が集中しやすい地合いと考えられる。 ■ドル・円は上昇、欧米株高にらみ円買い後退も 14日午前の東京市場でドル・円は上昇。欧米株式先物の上昇で今晩の株高が観測され、前日までのリスク回避的な円買いは弱まりドルを押し上げた。 14日午前の東京市場でドル・円は109円前半で推移していたが、トランプ米大統領が米中協議に関して楽観的な見方を示し、欧米株式先物が反発。大幅安となっていた日本株も下げ幅を縮小し、過度な警戒による円買いは弱まった。 ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いが続き、円買い方向に振れやすい。また、中国株もマイナス圏で推移しており、株安を嫌気した円買いは根強いようだ。ただ、欧米株高観測が続けば、円買いはさらに後退するだろう。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円15銭から109円64銭、ユーロ・円は122円58銭から123円16銭、ユーロ・ドルは1.1219ドルから1.1237ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・大真空<6962>やニチリョク<7578>など、5銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップは、ソフトバンクグループ<9984>、同2位はファーストリテ<9983> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・トランプ米大統領 「中国との協議は成功すると思う。3-4週間後にわかる」 ・黒田日銀総裁 「現在の金融緩和を当分持続する必要がある」 「低金利による銀行収益への影響は理解」 「5-10年で地方の金融機関に困難が生じる恐れ」 【経済指標】 ・日・3月経常収支:+2兆8479億円(予想:+3兆200億円、2月:+2兆6768億円) <国内> ・14:00 4月景気ウォッチャー調査・先行き(予想:48.0、3月:48.6) <海外> ・15:00 独・4月消費者物価指数改定値(予想:+2.0%、速報値:+2.0%) ・16:15 ウィリアムズNY連銀総裁講演(スイス中銀主催会合) 《HH》
関連銘柄 17件
1435 東証スタンダード
137
10/11 15:00
±0(%)
時価総額 12,484百万円
不動産賃貸経営プラットフォーム運営会社。賃貸経営アプリの提供や投資用不動産のマッチング、スマートホテルの運営を展開。】IoT活用賃貸住宅の開発棟数が増加基調。管理収入伸びる。人件費増やIT投資費用を吸収。 記:2024/09/03
3092 東証プライム
5,374
10/11 15:00
+2(%)
時価総額 1,674,775百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
3655 東証プライム
826
10/11 15:00
+18(%)
時価総額 18,421百万円
データ活用支援を行うプロフェッショナルサービス事業が主力。自社製・他社製プロダクトの提供等も手掛ける。伊藤忠商事、りそなHDと資本業務提携。プロフェッショナルサービス事業は順調。有償稼働率が回復。 記:2024/06/18
3,082
10/11 15:00
-38(%)
時価総額 281,075百万円
スマホゲームのパズルRPG「パズル&ドラゴンズ」が主力。コンソールゲームの企画・開発・販売等も。パズドラは国内累計6200万DL突破。ニンジャラは世界累計1100万DL超。ゲームブランドの強化図る。 記:2024/07/05
530
10/11 15:00
-11(%)
時価総額 21,215百万円
医療情報統合システムの製作・販売、医療データの分析・調査・コンサル等を行う。病院経営改善アプリケーション「MDV Act」などを手掛ける。SBIHDが筆頭株主。クラウド型健診システムの拡販を図る。 記:2024/08/29
5,311
10/11 15:00
+45(%)
時価総額 2,300,157百万円
産業ガス国内最大手の大陽日酸を中核とする持株会社。1910年創業。魔法びんなどの製造・販売を行うサーモスも傘下に持つ。三菱ケミカルグループの連結子会社。産業ガス事業では食品・飲料、医療向けなどに注力。 記:2024/08/26
6758 東証プライム
2,815
10/11 15:00
-11(%)
時価総額 17,574,321百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
68,410
10/11 15:00
-530(%)
時価総額 16,637,859百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,079
10/11 15:00
+8(%)
時価総額 4,117,942百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6962 東証プライム
606
10/11 15:00
-8(%)
時価総額 21,935百万円
水晶デバイスが柱の電子部品メーカー。世界首位級の水晶発振器に強み。人工水晶の育成から一貫展開。24.3期3Q累計は車載用が回復。だがPC向け低調。スマホ向けも振るわず。営業外に為替差益。有証売却特益計上。 記:2024/04/15
6976 東証プライム
2,870
10/11 15:00
-47.5(%)
時価総額 373,726百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
7202 東証プライム
1,960
10/11 15:00
-24(%)
時価総額 1,523,786百万円
トラック・バスの製造・販売等を行う商用車メーカー。1916年創業。150以上の国・地域で販売。ディーゼルエンジンなどに強み。トヨタ自動車と資本提携。配当性向40%目安。商用車では新型車の拡販などに注力。 記:2024/08/20
7578 東証スタンダード
177
10/11 15:00
-6(%)
時価総額 2,676百万円
生花祭壇葬「ニチリョクのお葬式」を直営葬儀式場、提携式場等で提供。屋外墓地の募集販売受託、納骨堂の募集代行等も手掛ける。葬祭事業では低価格競争からの脱却図る。営業施策の見直し、納骨堂の拡販等にも取り組む。 記:2024/07/28
7974 東証プライム
7,878
10/11 15:00
-35(%)
時価総額 10,231,080百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9434 東証プライム
189.5
10/11 15:00
-2.6(%)
時価総額 9,031,393百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
9983 東証プライム
54,490
10/11 15:00
+3,130(%)
時価総額 17,339,862百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17