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後場に注目すべき3つのポイント~イベント前の模様眺めムード

2020/1/15 12:52 FISCO
*12:52JST 後場に注目すべき3つのポイント~イベント前の模様眺めムード 15日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は4日ぶり反落、イベント前の模様眺めムード ・ドル・円は下げ渋り、109円台は押し目買いも ・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は4日ぶり反落、イベント前の模様眺めムード 日経平均は4日ぶり反落。110.29円安の23914.88円(出来高概算5億2584万株)で前場の取引を終えた。前日の米国市場では、米中貿易交渉での第一段階目の合意署名を控えるなか、対中関税は米大統領選後まで維持されることが伝わり、第二段階目以降の交渉への先行き不透明感から主要3指数は高安まちまちとなった。 シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の23980円、為替相場が1ドル=110円台を再び割り込むなか、本日の日経平均は同水準を下回ってスタートした。直近3営業日で800円超上昇していたこともあり、節目の24000円達成した後の利益確定の動きが優勢となった。また、前場中ごろから開始された中国・上海総合指数をはじめとしたアジア株式市場が総じて弱含み、日本株に対する積極的な押し目買いの動きも限られた。 セクターでは、精密機器とゴム製品を除く東証31業種が揃って下落し、とりわけ非鉄金属や鉱業の下げが目立った。売買代金上位では、ソニー<6758>、ソフトバンクG<9984>、良品計画<7453>、トヨタ自動車<7203>、東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>、アドバンテスト<6857>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、三菱UFJ<8306>、キーエンス<6861>、スクエニHD<9684>が軟調。一方で、ファーストリテ<9983>のほか、証券会社によるレーティングの動きが観測されたパナソニック<6752>や太陽誘電<6976>、オリンパス<7733>などは上昇した。 米中貿易交渉での第一段階目の合意署名を前に、本日の東京市場では模様眺めムードが広がっている。市場では、米中貿易交渉における第二段階目以降の交渉の決着自体に時間を要するとの見方が優勢となっており、署名式前後での両国からのガイダンスを注視したいとする向きも根強いだろう。足元で強い動きをみせていたソニーやハイテク株に対してもいったんは利食い売りがみられており、決算発表やレーティングに絡んだ個別物色を除くと総じて内需・ディフェンシブ銘柄が物色の主体となっている。 日経平均は前述したイベントを控えて節目の24000円を前にした上値の重さが意識される一日となりそうだ。また、足元でNT倍率も再び拡大基調となっており、225型銘柄優位の地合いである点は否めず、東証1部市場での物色の広がりには期待はしにくいだろう。一方で、日経JASDAQ平均は前引け時点でプラス圏を確保しているほか、東証マザーズ指数も前引け前にプラスに転じる場面があった。短期資金は活発に動いているとみられており、全体相場の身動きが取りにくい分、外部環境に左右されにくいとされる内需・ディフェンシブ銘柄のほか、新興市場へとより関心が向かいやすくなりそうだ。 ■ドル・円は下げ渋り、109円台は押し目買いも 15日午前の東京市場でドル・円は109円90銭台と、下げ渋る値動き。ドル・円は一時109円82銭まで売られたが、押し目買いが入りやや値を戻した。ランチタイムの日経平均の軟調地合いで日本株安継続が警戒されるものの、米中通商合意の署名を前にリスク回避的な円買いは抑制されているもよう。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円82銭から110円01銭、ユーロ・円は122円20銭から122円45銭、ユーロ・ドルは1.1126ドルから1.1130ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・サイバーステップ<3810>、ファンドクリエーショングループ<3266>など、13銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位は東エレク<8035> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・黒田日銀総裁 「消費者物価指数は2%に向け徐々に上昇率を高めていく」 「物価モメンタムが損なわれる恐れが高まれば、ちゅうちょなく追加緩和」 【経済指標】 ・日・12月マネーストックM3:前年比+2.3%(予想:+2.3%、11月:+2.3%) <国内> ・14:00 日銀・1月地域経済報告 <海外> ・米中両国が第1段階の貿易合意に署名予定 《HH》
関連銘柄 17件
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時価総額 3,352百万円
不動産投資や太陽光発電投資、株式投資などを行う。不動産の価値向上に強み。ファンドの開発・運営も。物件売却等でインベストメントバンク事業は伸長。23.11期通期は大幅増収。24.11期は増収増益計画。 記:2024/02/04
3436 東証プライム
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半導体用シリコンウエハで世界2位。最先端ロジック半導体向けに強み。23.12期は顧客の在庫調整が痛手に。24.12期はAI需要を追い風に半導体需要が上向く見通し。だがウエハの需要回復は年後半になる見込み。 記:2024/04/04
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オンラインゲーム開発会社。海外ゲーム会社へのライセンス供与も展開。YouTuberやVTuberをゲームに登場させるノベルゲームブランド「Rabbitfoot」に注力。先行投資優先し、中間期は足踏み。 記:2024/01/28
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時価総額 5,102,364百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
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時価総額 3,405,004百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6758 東証プライム
13,060
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時価総額 16,469,731百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
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時価総額 3,912,825百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6861 東証プライム
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5/2 15:00
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時価総額 16,868,907百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6976 東証プライム
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時価総額 469,306百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサやフェライト製品、インダクタ、ノイズ対策製品、複合デバイス等を製造、販売する。セラミックコンデンサで世界的。今期3Q累計は情報機器向けと通信機器向けが増加した。 記:2024/02/08
7203 東証プライム
3,581
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時価総額 58,423,968百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7453 東証プライム
2,500
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大手雑貨店チェーン。生活雑貨や衣服、食品等を販売する「無印良品」を国内で展開。海外では「MUJI」を展開。国内外で1230店舗展開。国内は28店舗を新規出店。国内事業は収益伸長。24.8期1Qは大幅増益。 記:2024/02/02
7733 東証プライム
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時価総額 2,900,972百万円
内視鏡世界首位。消化器内視鏡で世界シェア7割。外科用も手掛け、顕微鏡、非破壊検装置も展開。ソニーと医療分野での協業を強化。キヤノンメディカルシステムズとは超音波内視鏡システムで協業。3Q累計は増収確保。 記:2024/02/14
8035 東証プライム
35,010
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+70(%)
時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
1,554
5/2 15:00
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時価総額 20,640,220百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
6,153
5/2 15:00
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時価総額 753,939百万円
家庭用ゲームソフト大手。ファイナルファンタジーやドラゴンクエストなどRPGで存在感。知的財産による収益基盤強固。薬屋のひとりごとの大ヒット等で出版事業は堅調。HDゲームは増収。24.3期3Qは小幅増収。 記:2024/02/23
9983 東証プライム
40,820
5/2 15:00
-370(%)
時価総額 12,989,781百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,793
5/2 15:00
+4(%)
時価総額 13,426,981百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10