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FPG、丸文、ワオワールドGなど

2023/2/1 15:35 FISCO
<9020> JR東 7020 -220大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は1120億円、同期間としては3期ぶりの黒字になっている。通期計画1530億円に対する進捗率は73.2%、通期の市場コンセンサスは会社計画を上回る水準であり、想定よりは弱含み推移と捉えられている。不動産・ホテル事業の減益は不動産売却益の減少が主因であるが、鉄道運輸収入、流通・サービス事業の営業収益回復はやや期待値まで達していないようだ。 <6920> レーザーテック 22020 -3510急落。前日に上半期決算を発表、営業利益は181億円で前年同期比41.6%増となったが、市場予想を20億円程度下回った。また、受注高は943億円で同47.2%減となり、通期予想は従来の3000億円から1800億円に引き下げた。マスク検査装置が受注下振れの中心となっているもよう。会社側では顧客の発注タイミングの問題が主因としているが、当面の業績コンセンサス切り下がりにもつながる形へ。 <6857> アドバンテス 9570 +370大幅反発。前日に第3四半期決算を発表。10-12月期営業益は412億円で前年同期比22.8%増となり、ほぼ市場予想線上での着地だった。通期予想1700億円は据え置き。2023年の市場見通しは、SoCテスタが35-42億ドル、メモリ・テスタは9-12億ドルとし、それぞれ22年度推定の39-41億ドル、12-13億ドルから伸び悩むとみているが、想定内で短期的なあく抜け感に。 <5332> TOTO 4600 -420大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は229億円で前年同期比39.8%増となり、5四半期ぶりの増益に転じた。国内ウォシュレット生産の回復やセラミック事業の伸長が背景。一方、通期予想は540億円から490億円に下方修正した。10-12月期の米国や中国の売上低迷、セラミック製品の生産調整などを反映のもよう。市場予想は従来会社計画並みのため、ネガティブな反応が優勢に。 <6724> エプソン 1890 -117大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期事業利益は312億円で前年同期比14.7%増となり、会社計画も上振れる推移だったとみられる。一方、通期予想は従来の1000億円から950億円、前期比6.0%増に下方修正している。北米における在庫調整の影響などが主因となるもよう。なお、為替差損の計上見込みで、営業利益は従来予想1080億円から940億円に引き下げなど、修正幅が大きくなっている。 <6770> アルプスアル 1390 +67大幅続伸。旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンスが同社株の5.02%を保有していることが明らかになっている。保有目的は「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としており、今後の株主価値向上策などが思惑視される状況となっているもようだ。なお、前日には第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は145億円で市場コンセンサスを20億円程度下振れている。 <1820> 西松建 3495 -560急落。前日に業績・配当予想の下方修正を発表。営業利益は従来予想の200億円から140億円に引き下げた。建設資材価格の高騰で採算が大幅に悪化し、工事損失引当金繰入額を計上するほか、海外の大型トンネル工事において工事損失引当金繰入額を計上することになったもよう。つれて、年間配当金は285円から221円にまで引き下げ。利回り水準が極めて高かった銘柄であり、減配のインパクトは強いようだ。 <7148> FPG 1228 +170急騰。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は70.9億円で前年同期比2.1倍となっている。上半期計画69.6億円を超過する水準で、通期予想136億円に対する進捗率も52%の水準となっている。業績の大幅な上振れが意識される状況となっているもよう。潤沢な在庫を背景とした積極的な出資金販売の効果、不動産ファンド事業における海外不動産の好調などが好業績の背景に。 <7537> 丸文 1247 +230急騰。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は87.1億円で前年同期比2.2倍の水準となっている。一方、通期予想は従来の105億円から100億円に引き下げているが、経常利益は為替差益の計上などを見込んで、従来予想の50億円から70億円、前期比70.5%増に引き上げている。つれて、年間配当金も45円から67円に引き上げ。前日終値ベースでの配当利回りは6.6%の水準にまで高まる形へ。 <5128> ワオワールドG 1390 +300ストップ高比例配分。日本成長投資アライアンス系ファンドが株式の非公開化を目的としたTOBを実施するとし、同社では賛同の意見を表明している。TOB価格は1502円で、前日終値比37.8%のプレミアムとなっている。TOB価格に完全サヤ寄せを目指す動きに。買い付け期間は2月1日から3月15日まで。TOB成立後には同社株は上場廃止となる予定。 《ST》
関連銘柄 10件
1820 東証プライム
5,040
11/22 15:30
+105(%)
時価総額 210,632百万円
準大手ゼネコン。道路やダム等の公共施設の建設、工事を行う。不動産開発にも注力。「中期経営計画2025」の進捗は順調。収益改善プランを進める。シンガポールで地下鉄トンネル工事受注。アジア拡大へ。 記:2024/11/05
1,502
6/2 15:00
+1(%)
時価総額 7,031百万円
メールコミュニケーションシステムが主力。コーポレートサイトの構築や運用、保守、Webサイトやメルマガ等のサービスも提供する。23.3期3Q累計は15期連続で増収。クラウドや大規模Web開発が堅調だった。 記:2023/03/27
5332 東証プライム
4,027
11/22 15:30
-15(%)
時価総額 712,702百万円
水まわり住宅総合機器メーカー。1917年創立。福岡県北九州市に本社。国内トイレ市場首位。レストルーム、バス、キッチン、洗面商品等の製造・販売を行う。日本住設事業ではサステナブル高付加価値商品の提案を強化。 記:2024/10/08
6724 東証プライム
2,709
11/22 15:30
+59(%)
時価総額 1,043,025百万円
インクジェットプリンター大手。1942年設立。POSシステム関連製品、ラベルプリンター、液晶プロジェクター、産業用ロボット等も。オフィスプリンティング、商業・産業プリンティングなどを成長領域に位置付け。 記:2024/10/14
6770 東証プライム
1,540.5
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 337,802百万円
電子部品のアルプス電気、カーナビのアルパインが経営統合。スイッチや可変抵抗器などコンポーネント事業が主力。タクトスイッチは業界トップクラスのシェア。海外売上高比率が高い。車載用電子部品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6920 東証プライム
17,280
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 1,629,262百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7148 東証プライム
2,979
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 254,419百万円
独立系金融サービス企業。航空機や船舶、コンテナを対象とするリースファンドの組成、不動産小口化商品の販売等を行う。リースファンド好調。不動産小口化商品も伸長。海外不動産の組成も。配当性向50%目安。 記:2024/10/18
7537 東証プライム
1,073
11/22 15:30
+8(%)
時価総額 30,099百万円
独立系エレクトロニクス商社。1844年創業。各種半導体や電子部品のデバイス事業が主力。航空宇宙・防衛機器等のシステム事業、ICTソリューション等も。デバイス事業では高付加価値の新規商材開発などに注力。 記:2024/10/21
9020 東証プライム
2,780
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 3,153,665百万円
国内最大、世界でも最大級の鉄道会社。関東、甲信越、東北までの1都16県が営業エリア。流通・サービス事業、不動産・ホテル事業等も。ホテル、ショッピングセンターは売上順調。28.3期営業利益4100億円目標。 記:2024/06/04