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日本M&A、イントラスト、兼松エレクなど

2023/1/30 15:26 FISCO
<8892> 日本エスコン 832 +43大幅続伸。先週末に22年12月期の決算を発表している。営業利益は155億円で前期比49.2%増益、従来計画の140億円を大きく上回る着地になっている。分譲マンションや収益不動産販売が堅調に推移したもよう。一方、23年12月期は162億円で同4.6%増の見通しとしている。増益率は鈍化するものの、前期実績の上振れもあって水準自体は期待以上との見方にもなっているようだ。 <7839> SHOEI 4955 -245大幅続落。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は25.8億円で前年同期比17.1%増益、通期計画87.8億円、前期比4.7%増に対して順調なスタートとなっている。ほぼ市場予想水準での着地に。10月からの価格改定効果なども寄与したもよう。一方、受注高は前年同期比13.1%減となっており、受注残高は前年同期末比29.1%減。先行きへの影響が懸念される形にも。 <2127> 日本M&A 1353 -400ストップ安。先週末に第3四半期決算を発表、累計経常利益は110億円で前年同期比29.4%減益となり、据え置きの通期計画180億円、前期比6.7%増に対する進捗率は61%にとどまっている。10-12月期は前年同期比25.1%減と回復力は乏しく、通期業績達成へのハードルは高まったとの見方に。成約件数は前四半期比では鈍化しており、来年度業績のコンセンサスも切り下がっているもようだ。 <5288> アジアパイル 647 +60急伸。先週末に業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の45億円から60億円、前期比2.7倍の水準にまで引き上げ。国内においてコンクリートパイルの需要が増加するなか、新工法を中心に大型工事が順調に完工しているもよう。新工法の施工効率改善で粗利率も改善しているようだ。上半期までの進捗率は高かったが、修正幅の大きさや変化率の高さがインパクトとなる形に。 <8341> 七十七銀 2359 +131大幅続伸。先週末に第3四半期の決算を発表している。累計純利益は204億円で前年同期比14.1%増となり、通期計画に対して91%の進捗率となっている。好調な有価証券運用などが寄与したようだ。有価証券の評価損益や与信費用なども順調な推移となっており、相対的な安定感などが高評価される形となっている。バリュエーション面での割安感なども意識。 <9143> SGホールディングス 1961 +89大幅続伸。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は424億円で前年同期比24.2%減となり、通期予想は従来の1420億円から1340億円に下方修正した。ロジスティクス事業のフォワーディング需要が想定以上に落ち込んでいるもよう。ただ、4月1日からの宅配便価格改定を発表していることで、今後の収益改善期待が先行する状況のもよう。ヤマトHDなども連想感から買い優勢の展開に。 <7739> キヤノン電子 1711 +153大幅反発。先週末に22年12月期の決算を発表している。営業利益は80.5億円で前期比26.8%増となり、ほぼ従来計画線上での着地となっている。年間配当金は前期比10円増となる60円としている。また、23年12月期は89.8億円で同11.5%増の見通しに。カメラ関連市場の回復に加えて、ドキュメントスキャナー市場、情報関連市場などの拡大も見込んでいるもよう。 <7191> イントラスト 958 +97急伸。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は12.1億円で前年同期比40.5%増となり、上半期の同32.1%増から増益率は一段と拡大、据え置きの通期予想15.3億円、前期比29.2%増に対する進捗率も79%と好進捗、再度の業績上振れ期待が高まる状況にもなっているもよう。家賃債務保証における新規契約数が順調に伸び、保有契約数も増加したことで、保証事業が大幅な増収となっている。 <6954> ファナック 23165 +800大幅続伸。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は525億円で前年同期比14.0%増となり、通期予想は従来の1817億円から1844億円に上方修正した。上振れ自体は想定線とみられるが、10-12月期実績は市場予想を上回ったとみられ、工作機械受注の足元での失速も警戒されていたため、安心感が先行する形に。なお、FA事業の10-12月期受注高は前年同期比46.3%減と急減した。 <8096> 兼松エレク 5370 +705ストップ高比例配分。親会社の兼松が完全子会社化を企図してTOBを実施すると発表、同社では賛同の意を表明している。TOB価格は6200円で先週末終値比32.9%のプレミアムとなっており、同価格へのサヤ寄せの動きが先行へ。TOB期間は1月30日から3月13日までとしている。なお、同様に兼松がTOBの実施を発表している兼松サステック<7961>もストップ高比例配分となった。 《ST》
関連銘柄 11件
863.3
4/23 15:00
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時価総額 290,694百万円
M&A仲介最大手。全国の地銀や信用金庫を中心にメガバンク、大手証券、会計士、税理士などと幅広いネットワークを構築。成長支援サービスにも注力。過去最高の成約件数に到達し、24.3期3Q累計は増収・営業増益。 記:2024/03/26
833
4/23 15:00
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時価総額 31,729百万円
建設基礎の製造・施工で国内首位のジャパンパイルが中核の持株会社。海外は現法を通じてベトナムを開拓。24.3期3Q累計はパイルの需要減退。ベトナムも冴えず。ただ施工効率改善が想定超。通期利益計画を上方修正。 記:2024/03/11
6954 東証プライム
4,400
4/23 15:00
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時価総額 4,442,007百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7191 東証スタンダード
853
4/23 15:00
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時価総額 19,073百万円
不動産管理会社向け家賃債務保証サービスを展開。医療・介護・養育費などの保証サービスも手掛ける。保証事業は売上好調。家賃債務保証の成長が寄与。傷害保険付き介護費用保証等も堅調。24.3期3Qは業績堅調。 記:2024/02/10
7739 東証プライム
2,278
4/23 15:00
+43(%)
時価総額 96,148百万円
キヤノンの製造子会社。デジカメ用シャッターユニットやビジネス向けドキュメントスキャナー、環境関連機器などを展開。超小型人工衛星の販売など宇宙事業に注力。カメラ・プリンター部品好調で23.12期は営業増益。 記:2024/03/25
7839 東証プライム
2,269
4/23 15:00
-20(%)
時価総額 121,877百万円
二輪車用ヘルメットの高級品で世界首位。航空機用や装甲車用も。海外売上高比率が高い。配当性向は5割目安。販売数量は伸び悩むが、新モデルの投入等で販売単価は上昇。売上原価減少。24.9期1Qは増収増益。 記:2024/02/10
7961 東証スタンダード
2,247
5/29 14:09
+1(%)
時価総額 9,323百万円
地盤改良と木材加工を展開。地盤調査や地盤改良、木材の保存処理、受託加工に加え、セキュリティ機器販売も事業領域。23.3期3Qは増収。兼松によるTOBは成立、同社株は23年5月30日付けで上場廃止予定。 記:2023/04/15
8096 東証プライム
6,190
5/1 15:00
+10(%)
時価総額 177,244百万円
ICTソリューション会社。ITインフラの構築・保守・運営が主力。仮想ディスクトップ環境構築に強み。製造業向けサーバー関連事業は順調。23.3期3Qは業績堅調。兼松がTOB実施、成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2023/02/07
8341 東証プライム
4,340
4/23 15:00
+75(%)
時価総額 332,687百万円
宮城県が地盤の地方銀行。東北で最大規模。預金や貸出、為替等の銀行業務を中心に、リースやクレジットカード等の金融サービスを提供する。今期3Q累計は二桁の増収、増益。資金運用収益や役務取引等収益が増加した。 記:2024/01/29
8892 東証プライム
1,005
4/23 15:00
+3(%)
時価総額 99,074百万円
不動産ディベロッパー。中部電力の子会社。分譲マンションの開発に加え、ホテル、商業施設、物流施設の開発等を行う。24.3期4Q業績は高進捗。新規分譲マンション「レ・ジェイド美章園駅前」の分譲を開始。 記:2024/02/13
9143 東証プライム
1,821
4/23 15:00
-6.5(%)
時価総額 1,166,157百万円
大手宅配便会社。飛脚宅配便のデリバリーや倉庫、検品、国際輸送等のロジスティクス、物流施設の開発等を行う。デリバリー事業では平均単価が上昇。新車販売の回復等により、24.3期3Q累計はその他事業が増収。 記:2024/02/03