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太洋工業、エノモト、乃村工芸など

2022/10/7 15:24 FISCO
<6663> 太洋工業 480 +80ストップ高。前日に米医療機器市場におけるFPCの販路を新たに開拓したと発表。シリコンバレーに本拠を置く医療機器関連コンサルティング会社の米エムラヴィを通じて米医療機器メーカー向けに販路を確立。今後は米医療機器市場におけるFPCの設計・製造の知見を高めて、量産受注を見据えた国内外の医療機器メーカー向けFPCの更なるシェア拡大を目指す。9月末にはリチウムイオン電池分野向けに新用途を開拓したと発表。 <6136> OSG 1824 -68大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は150億円で前年同期比32.9%増益、円安効果も加わって海外売上が伸長している。ただ、6-8月期営業利益は51.9億円で同23.0%増、上半期の同38.8%増から増益率は低下している。累計営業利益の通期計画比進捗率も74.4%であり、好決算も特段のサプライズにはつながっていないもよう。目先の出尽くし感が優勢の展開となっている。 <2929> ファーマF 1253 +39大幅続伸。前日に発表した自己株式の取得実施が好感されている。発行済み株式数の0.93%に当たる27万株、3億円を取得上限としており、取得期間は10月11日から10月24日まで。中期経営計画の進捗状況に照らした現在の株価水準などを総合的に考慮して自社株買いを行うもよう。短期的な需給改善期待に加えて、会社側の株価意識の高まりなども評価される形のようだ。 <8016> オンワードHD 298 -18大幅反落。前日に上半期決算を発表、営業利益は1.9億円で前年同期比34.9億円の損益改善となった。国内を中心としたアパレル関連事業の収益改善が主な要因に。ただ、9月27日に上方修正を発表済み、通期予想も同時に上方修正を発表したことでサプライズは乏しい状況に。前日にかけて一段高となっていたことからも、出尽くし感からの利食い売りが優勢に。なお、同時に発表した9月の月次動向は高水準を継続した。 <6146> ディスコ 32600 -2500大幅反落。前日に7-9月期の個別売上高を発表している。単体売上高は667億円で前四半期比34.4%増、会社計画を40億円近く上振れている。ただ、出荷額は609億円で同0.1%減と伸び悩んだ。期ずれの影響が大きかったとみられるが、消耗品なども下振れているもようで、今後の需要の減速感なども意識されているようだ。なお、一部外資系証券で投資判断の格下げも観測されているもよう。 <4005> 住友化 505 -10続落。前日に上半期業績予想の修正を発表。コア営業利益は従来予想の1050億円から1200億円、前年同期比19.4%減に上方修正、南米での農薬販売の好調などが背景に。円安効果への期待もあったため、サプライズは限定的とみられる。一方、パーキンソン病に伴うオフ症状治療剤「キンモビ」について544 億円の減損損失計上を発表、つれて、営業利益は従来予想の1000億円から650億円に下方修正した。 <6963> ローム 10580 +230大幅続伸。前日に上半期の業績上方修正を発表、営業利益は従来予想の390億円から500億円に引き上げ、市場コンセンサスを50億円程度上振れる形に。上海ロックダウンなどのマイナス影響はあったものの、為替の円安効果などが押し上げ要因に。上振れ期待はあったとみられるが、上振れ幅は想定以上と捉えられている。通期業績は策定中としているが、値上げ効果などもあり、大幅な上振れを期待する動きが優勢に。 <6928> エノモト 1632 +240急騰。SBI証券では投資判断を新規に「買い」、目標株価を3150円としている。パワー半導体用リードフレームで業績が変貌する可能性が高いと判断しているもよう。放熱性を高めるニーズが拡大し、パワー半導体の接続方式がワイヤボンディング方式からリードフレーム方式へ転換が急速に拡大しているとみているもよう。生産体制拡張効果が顕在化する24年3月期以降は過去最高益更新が期待できるとしている。 <9716> 乃村工芸 1047 +98急伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は10.4億円で前年同期比13.1%増となり、従来計画の10億円をやや上回った。第1四半期が同3割超の減益であったことから、計画通りの業績回復を受けて安心感が先行したようだ。経済活動の制限緩和によって、商業施設分野などで需要の回復が見られているもよう。通期予想は45億円、前期比17.2%減を据え置いたが、上振れも意識される形になっている。 <3382> 7&iHD 5486 -199大幅続落。前日に上半期決算を発表、営業利益は2348億円で前年同期比26.1%増となり、従来予想の2225億円を上回った。ただ、事前に2300億円強になったとの観測が伝わっており、サプライズは限定的。通期予想は従来の4450億円から4770億円に増額修正した。海外事業の上振れが背景となるようだ。ただ、ガソリン価格の変動による今後の業績リスクも懸念され、目先の出尽くし感が先行する形に。 《ST》
関連銘柄 10件
2929 東証プライム
855
5/2 15:00
±0(%)
時価総額 24,859百万円
食品と医薬品の研究開発メーカー。卵黄由来の機能性素材や化粧品、医薬品、抗体試薬を開発、製造。販売は通信販売と卸売。BtoB事業は堅調。「ファーマギャバ」が国内外で販売伸びる。24.7期1Qは黒字転換。 記:2024/01/27
2,027.5
5/2 15:00
-23.5(%)
時価総額 5,391,783百万円
国内流通グループ最大手。国内外のコンビニエンスストアを中核に、スーパーや外食、金融事業を展開。国内コンビニエンスストア事業は堅調。人流回復や販促施策が奏功し、既存店売上が増加。24.2期3Qは営業増益。 記:2024/01/27
4005 東証プライム
335.8
5/2 15:00
-9.8(%)
時価総額 556,038百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
6136 東証プライム
2,026
5/2 15:00
-2.5(%)
時価総額 200,945百万円
世界有数の切削工具メーカー。ねじ切り工具は世界トップシェア。エンドミルやドリル、転造工具も展開。大手ユーザー開拓図る。米州や欧州・アフリカは堅調。23.11期通期は増収。24.11期は増収増益計画。 記:2024/02/02
6146 東証プライム
46,490
5/2 15:00
+370(%)
時価総額 5,035,657百万円
国内最大の半導体用組立装置メーカー。半導体をウェーハから切断するダイサやウェーハを薄く研削するグラインダを手掛け、ダイサーは世界シェア8割。純水リサイクル装置も展開。研究開発費増加し、3Q累計は一服。 記:2024/02/22
6663 東証スタンダード
335
5/2 15:00
+2(%)
時価総額 1,994百万円
電子基板メーカー。フレキシブルプリント配線板の試作から量産までの一貫生産に強みを持つ。通電検査機や外観検査機等の基板検査機、鏡面研磨機を製造、販売。23年12月期は電子基板や産機システムが足踏みとなった。 記:2024/03/09
6928 東証プライム
1,570
5/2 15:00
-13(%)
時価総額 10,778百万円
半導体用リードフレームとコネクタ部品が二本柱。細精密加工に強み。24.3期3Q累計はLED用リードフレームやモバイル向けコネクタ部品が低調。半導体用リードフレームも自動車関連海外が冴えず。減損特損を計上。 記:2024/04/11
6963 東証プライム
2,246
5/2 15:00
-59.5(%)
時価総額 925,352百万円
カスタムLSI首位。小信号トランジスタやダイオードも首位級。パワーマネジメント系アナログ技術に実績。発光ダイオードや半導体レーザーは民生機器市場向け中心に伸び悩む。販管費増。24.3期2Qは業績足踏み。 記:2024/01/16
598
5/2 15:00
+4(%)
時価総額 94,437百万円
アパレル大手。基幹ブランドは「23区」、「ICB」、「組曲」など。バレエ用品「チャコット」やメンズブランド「五大陸」も展開。クリック&トライサービス導入でOMOストア運営力を向上。3Q累計は利益急伸。 記:2024/01/26
9716 東証プライム
838
5/2 15:00
-11(%)
時価総額 100,474百万円
ディスプレイ業界最大手。アパレルなど商業施設向けを中心に、ミュージアム、ホテル、イベントプロモーション等で実績。複合商業施設市場は売上伸長。増収効果等で24.2期3Qは大幅増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/01/28