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住友大阪、東テク、ジャックスなど

2022/4/20 15:47 FISCO
<4082> 稀元素 1006 +39大幅続伸。前日に22年3月期業績予想の上方修正を発表。営業利益は前期比88.5%増の38億円の見込み。前回予想の同48.8%増の30億円から27%ほど引き上げた。主原料の市場価格に対し、比較的早期に販売単価が連動したことなどが奏功した。特別損失の計上と繰延税金資産の取崩しにより純利益は下方修正だが、本業好調が好感され、買いを集めているようだ。 <4631> DIC 2439 +3もみ合い。野村證券は投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に、目標株価も3480円から2650円に引き下げた。インキやエンプラで石化原料のコストアップが大きいほか、世界的に自動車の生産回復が遅れていることで、22年12月期以降の業績予想を下方修正した。製品値上げに関しても、全ての転嫁は難しいと考えているようだ。22年12月期営業利益は、会社計画540億円に対して、485億円にまで引き下げた。 <1712> ダイセキS 1038 +31一時急伸。日本郵船の関連会社である三洋海事が運航するタグボート向けに、豊田通商を通じてバイオディーゼル燃料を供給すると発表。タグボートへの燃料供給は「Ship to Ship」方式を採用、同方式によるバイオ燃料供給は国内初の試みに。このバイオ燃料は、豊田通商と連携し、トヨタグループから回収した廃食油を原料として使用したもので、循環型経済に資する取り組みとなる。今後の展開拡大への期待が高まった。 <9960> 東テク 2468 +247急伸。前日に業績・配当予想の修正を発表。22年3月期営業利益は従来予想の58億円から63億円、前期比2.0%増と、一転増益見通しに上方修正。工事事業の堅調推移などが収益上振れにつながったようだ。また、配当政策の基本方針を変更。配当性向40%を目安にするとしており、22年3月期年間配当金は従来計画84円から134円にまで引き上げ。前日終値ベースで配当利回りは6%の水準となる。 <2112> 塩水糖 219 +10急伸で一時年初来高値を更新。前日に発表した業績予想の上方修正が材料視されている。22年3月期営業利益は従来予想の4.5億円から8.1億円、前期比17.5%減にまで引き上げた。外食産業向けや土産品向けの販売が回復基調に転じてきているもよう。第3四半期までの進捗からサプライズは限定的だが、原材料費上昇の影響が警戒されたなか、業績上振れ着地が買い安心感につながっている。 <2337> いちご 296 -19大幅続落。前日に22年2月期決算を発表、営業利益は100億円で前期比3.6%増、従来予想レンジ60-89億円を上回り、ほぼコンセンサス水準となった。一方、23年2月期は67-76億円のレンジ予想としているが、150億円程度の市場予想を大きく下振れており、ネガティブに捉える動きが優勢となった。550万株を上限とする自社株買いの実施も発表しているが、過去の実績から織り込み済みと捉えられた。 <8584> ジャックス 3410 +270大幅続伸で年初来高値を更新。前日に業績・配当予想の上方修正を発表。22年3月期営業利益は従来予想の255億円から267億円に引き上げ。国内ショッピングクレジット及び住宅ローン保証が堅調に推移、貸倒関連費用及びその他販売管理費なども減少したもよう。年間配当金も155円から160円に引き上げ。また、中期計画も発表、25年3月期経常利益は365億円を計画(22年3月期修正値は267億円)。 <9517> イーレックス 1990 +82大幅反発。前日に22年3月期業績予想の上方修正を発表。営業利益は従来予想の90億円から120億円に引き上げた。3月25日に、114億円から90億円に下方修正していたばかりだが、一転して当時の下方修正前を上回る水準にまで上方修正し、ポジティブサプライズが先行した。電力卸売を含む電力販売量の増加、3月末にかけて卸電力取引における現物取引の割合が多くなったことを上方修正の要因と。 <7201> 日産自 550.8 +24.5大幅続伸。SUBARU、スズキなども上昇率上位に名を連ねているように自動車株が買い優勢、輸送用機器が業種別上昇率トップとなっている。為替相場では円安が一段と進行しており、円安メリットが最も大きいとされる自動車株に関心が向かう展開に。ドル・円相場は1ドル129円台にまで上昇、日米金利差の拡大を見込んだ円売り、ドル買いの動きから、およそ20年ぶりのドル高・円安水準となっている。 <5232> 住友大阪 4045 +630急伸。シティインデックスイレブンスの大量保有が前日受付分の大量保有報告書で明らかになっており、買い材料視される展開になっている。保有比率は5.08%、保有目的は投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこととしている。同社はシルチェスターも20.58%を保有する大株主となっており、今後の株主価値向上に向けた株主提案などへの思惑が先行する状況に。 《ST》
関連銘柄 10件
1712 東証スタンダード
1,211
11/22 15:30
-12(%)
時価総額 20,377百万円
土壌汚染調査・処理事業が主力。廃石膏ボードリサイクル、バイオディーゼル燃料の製造販売、太陽光パネル処理等も手掛ける。価格優位性などが強み。土壌汚染調査・処理事業ではコンサル営業の強化等に取り組む。 記:2024/08/10
2112 東証スタンダード
297
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 10,395百万円
1904年創業の製糖会社。「パールエース印」ブランドで知られる。「オリゴのおかげ」シリーズなどのバイオ事業も。三菱商事などが主要取引先。砂糖事業、バイオ事業に経営資源投入。付加価値製品等の創出図る。 記:2024/10/06
2337 東証プライム
380
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 169,334百万円
不動産資産運用会社。収益不動産を取得し、賃貸や売却で利益を得る心築事業を展開。アセットマネジメント事業、クリーンエネルギー事業も手掛ける。いちご目黒ビルは資産価値が向上。ワンファイブホテルズは成長。 記:2024/10/22
4082 東証プライム
740
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 18,056百万円
酸化ジルコニウム中心のジルコニウム化合物を製造・販売。ジルコニウム化合物で世界トップシェア。自動車排ガス浄化触媒分野が主力。工業用触媒、エネルギー触媒等も。生体材料用途では高付加価値製品の拡販進む。 記:2024/10/09
4631 東証プライム
3,244
11/22 15:30
+45(%)
時価総額 308,689百万円
1908年創業の化学メーカー。印刷インキや有機顔料、PPSコンパウンドで世界トップシェア。包装用接着剤、エポキシ樹脂、界面活性剤等の製造・販売も。スマートリビング領域に注力。欧米顔料事業の構造改革推進。 記:2024/09/02
5232 東証プライム
3,363
11/22 15:30
+74(%)
時価総額 115,452百万円
大手セメントメーカー。国内販売シェア3位。セメントや生コンクリート、固化材等のセメント製品、コンクリート二次製品の製造、販売を行う。リソースの集中投入により、半導体製造装置向け電子材料事業の規模拡大図る。 記:2024/10/20
7201 東証プライム
406.3
11/22 15:30
-5.7(%)
時価総額 1,714,877百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
8584 東証プライム
3,785
11/22 15:30
+15(%)
時価総額 132,774百万円
MUFGグループの大手信販会社。クレジットカードや家賃保証、集金代行等を手掛けるカード・ペイメント事業が主力。オートローン、ローン保証等も。配当性向35%目標。国内事業における収益基盤の拡充図る。 記:2024/08/27
9517 東証プライム
623
11/22 15:30
-21(%)
時価総額 46,364百万円
相対や取引所を通じて調達した電力を小売販売。自社でバイオマス発電所も。大口の高圧顧客伸ばす。逆ざや販売も解消。ベトナムなどアジア諸国で発電所建設へ。JFEエンジ等4社引受先に第三者割当増資し財務改善。 記:2024/08/26
9960 東証プライム
2,575
11/22 15:30
+68(%)
時価総額 108,057百万円
空調機器、制御機器、設備機器の販売等を行う商品販売事業、計装工事や管工事等を行う工事事業を展開。取り扱いメーカーにダイキン工業、アズビルなど。海外事業の拡大などに注力。26.3期売上高1550億円目標。 記:2024/08/23