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メドピア、レンゴー、ファナックなど

2021/12/1 15:44 FISCO
<3391> ツルハHD 12090 -710大幅続落。前日に11月の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比2.3%の減少、客単価が同1.9%上昇した一方、客数が同4.1%減少した。コロナ関連商材の反動減が想定を上回ったほか、医薬品カテゴリなども下振れたもよう。会社側の既存店増収率前提は前年同期比0.4%増であったが、上期実績は同1.0%の減収となった。当初より下期の増収率を高めで想定しているが、足元の状況から下振れ懸念が台頭する形に。 <6095> メドピア 3900 +325急伸。大和証券は投資判断を「3」から「2」に格上げ、目標株価も3900円から4800円に引き上げた。医師会員数増加などによる単価上昇や新サービス拡充が成長ドライバとなり、ドクタープラットフォーム事業が従来想定を上回るペースで成長すると指摘。医師とMRの双方向リモートコミュニケーションツール、製薬会社の自社メディア支援サービスなどの収益への本格寄与は下期以降本格化すると想定している。 <3941> レンゴー 815 +48大幅反発。段ボール原紙を22年2月1日出荷分から1キロ10円以上値上げすると発表。値上げはおよそ3年ぶりとなるもよう。ガスや石炭、古紙など原燃料費の上昇に対応することが背景。印刷・情報用紙などでも値上げの発表が相次いでおり、値上げ浸透への期待感が先行する形に。株価が安値圏にある中、収益改善期待の高まりからリバウンド狙いの動きが強まっている。 <2678> アスクル 1372 -47大幅続落。前日に11月の月次動向を発表。単体売上高は前年同月比4.0%の減少、BtoB事業は同4.8%減で2カ月ぶりのマイナス、LOHACO事業は同1.2%増でここ3カ月の2ケタ成長から伸びが鈍化している。新型コロナウイルスの特需の反動に加えて、既存商品の回復も緩慢となっており、両事業ともに会社計画を下回っているもよう。想定以上の売り上げ伸び悩みと捉える動きが優勢に。 <3994> マネーフォワード 7560 -260大幅続落。前日に業績予想の下方修正を発表。売上高や営業損益は据え置いているが、新株発行に伴う株式交付費3.1億円を営業外に計上することで、経常損益は従来の8.6~12.6億円の赤字予想から11.7~15.7億円の赤字に減額。大きなサプライズはないものの、中小型グロース株が軟化する流れなども逆風に。なお、社内向けAIチャットボットを展開するHiTTO社の完全子会社化も発表。 <3799> キーウェア 592 +20一時ストップ高。JR東日本情報システム(JEIS)との資本業務提携を発表。開発・運用体制の構築、両社の人材・スキルの交流によるシステム開発運用における安定したソリューションの提供、AI、IoTなどの新規事業分野における技術交流、両社の顧客基盤・販路を活用した自社商材の外販力の強化などを業務提携の内容としている。JEISは相対取引で株式を取得、発行済み株式数の7.24%を保有することになる。 <9358> 宇徳 616 +100ストップ高比例配分。親会社である商船三井が完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表している。TOB価格は1株725円で前日終値を40%程度上回る水準になっている。買い付け期間は12月1日から22年1月18日まで。同社ではTOBに賛同の意を表明しており、TOB価格に完全サヤ寄せを目指す動きに。なお、商船三井ではダイビルのTOBも前日に発表している。 <5659> 日精線 5080 +705ストップ高比例配分。親会社である大同特殊鋼がTOBを実施すると発表している。間接所有分も含めて、保有株を過半数まで引き上げることを目指している。TOB価格は1株5300円で前日終値を20%強上回る水準。買い付け期間は12月1日から22年1月18日までとしている。買付予定数の上限は49万6600株となっているが、ひとまずはTOB価格サヤ寄せを目指す動きに。なお、同社の上場廃止は企図していない。 <8806> ダイビル 1764 +300ストップ高比例配分。親会社である商船三井が完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表している。TOB価格は2200円で前日終値を約5割上回る水準となっている。買い付け期間は12月1日から22年1月18日まで。同社ではTOBに対して賛同の意を表明しており、TOB価格に完全サヤ寄せを目指す動きとなっている。TOB完了後には同社は上場廃止となる。 <6954> ファナック 23235 +990大幅反発。大和証券では投資判断を「3」から「2」に、目標株価も25000円から30000円に引き上げた。工場自動化や無人化ニーズの拡大に加え、「CNC+ロボット」の提案が今後新たな成長ドライバーとなる可能性、落ち込みが懸念されたロボドリルの受注高が既に大きく調整済み、決算発表後の株価調整で割安感が強まったことなどが格上げの要因。23年3月期営業利益は前期比20%増の2400億円を予想。 《ST》
関連銘柄 10件
2678 東証プライム
1,849
11/26 15:30
+16(%)
時価総額 180,313百万円
オフィス用品通販で成長。個人向けEC「ロハコ」も。ヤフーLINEの傘下。翌日配送を可能とする独自の物流基盤。ロハコが復調。だが法人向け通販の粗利率改善や物流効率化などで増収増益に。総還元性向45%目標。 記:2024/09/08
3391 東証プライム
8,136
11/26 15:30
+67(%)
時価総額 402,341百万円
ツルハ、くすりの福太郎、レデイ薬局などを傘下に収める持株会社。北海道札幌市に本社。グループ店舗数は2600店舗超。ウエルシアHDと経営統合に向けて協議。不採算店舗の積極閉店などで利益率の改善を図る。 記:2024/08/23
3799 東証スタンダード
688
11/26 15:30
-1(%)
時価総額 6,268百万円
アプリケーションシステムの構築、インフラ関連のシステム開発等を行うシステム開発事業が主力。1965年創立。NECなどが主要取引先。医療ソリューション事業の強化等に取り組む。27.3期営業利益14億円目標。 記:2024/06/11
3941 東証プライム
894.7
11/26 15:30
-2.6(%)
時価総額 242,514百万円
段ボール原紙や白板紙、紙管原紙等を生産・販売する板紙メーカー。1909年創業。段ボールの生産量で国内トップ。国内取引企業数は7000社超。25.3期は増収増益計画。段ボール、紙器製品の価格改定等が寄与へ。 記:2024/07/08
3994 東証プライム
4,458
11/26 15:30
-31(%)
時価総額 243,741百万円
経理・確定申告、人事労務等の「マネーフォワード クラウド」が主力。家計簿アプリや事業用プリペイドカード、企業間請求・決済代行サービスなども。課金顧客数は35万超。企業間請求・決済代行サービスは好調。 記:2024/10/28
5659 東証プライム
1,296
11/26 15:30
+1(%)
時価総額 40,519百万円
ステンレス鋼線で国内トップシェア。大同特殊鋼傘下。金属繊維「ナスロン」、超精密ガスフィルター「ナスクリーン」等も。配当性向50%程度目安。27.3期売上高500億円目標。極細線の能力増強投資等を見込む。 記:2024/06/15
6095 東証プライム
497
11/26 15:30
+3(%)
時価総額 10,927百万円
医師専用コミュニティサイト「MedPeer」の運営等を行う集合知プラットフォーム事業が主力。かかりつけ薬局化支援サービス、薬局予約サービス「やくばと」等も。「やくばと」は医療機関における導入が順調。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
4,178
11/26 15:30
-19(%)
時価総額 4,158,861百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8806 東証スタンダード
2,200
4/25 15:00
+3(%)
時価総額 253,112百万円
不動産賃貸が主力。商船三井グループ。オフィスビルやホテルビル、商業ビル等の賃貸に加え、ビル管理や不動産仲介を行う。22.3期3Q累計は土地建物賃貸が足踏みとなった。ビル管理も受託契約の解約等が影響した。 記:2022/01/29
9358 東証1部
723
2/25 15:00
±0(%)
時価総額 31,413百万円
京浜港を中心に荷役を行う港運会社。重量物陸送やプラント建設なども。商船三井傘下。22.3期上期は港運や陸送の取扱量が回復。工事損失引当金も減り、計画を上回る増収増益に。通期でも利益反発の見込み。増配予定。 記:2021/11/18