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デクセリアルズ、日立造船、イマジカGなど

2021/11/2 16:48 FISCO
  <2489> ADWAYS 920 +103急伸。前日に業績予想の上方修正を発表。9カ月決算の21年12月期営業利益は従来の4.9億円から12億円にまで引き上げ。スマホ向け広告サービス「UNICORN」の認知度向上、グローバル広告配信の増加などが業績上振れの背景に。年間配当金も従来計画の2.70円から5.21円に引き上げ。第1四半期決算から上振れ期待はあったとみられるが、修正率の大きさが買いインパクトにつながっているもよう。 <6879> イマジカG 664 +100ストップ高。前日に上半期決算を発表、営業損益は4.3億円の黒字となり、前年同期比30.6億円の損益改善に。映像制作サービス、映像コンテンツなどが収益改善をけん引。通期見通しの前期比改善幅を上回っており、業績上振れを想定する動きが優勢となっているもよう。また、NTTドコモと共同で映像テクロジーを活用したオンラインライブ配信を実施したと発表したことも期待材料視。 <7004> 日立造 845 -60大幅反落。前日に上半期決算を発表、営業損益は14.2億円の赤字で前年同期比1.1億円の損益悪化となった。第1四半期は同20.4億円の損益改善となっていたため期待感が先行していた中、7-9月期の減益決算をネガティブ視する動きに。好採算案件の減少などが上半期の前年比損益悪化の背景に。なお、上半期受注高は3806億円で前年同期比72%増と、引き続き拡大傾向が続いている。 <4151> 協和キリン 3580 -245大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、累計コア営業利益は468億円で前年同期比7.6%減益となった。上半期の同10.2%減から減益率はやや縮小も、通期計画650億円、前期比8.4%増に対する進捗率は遅れ気味。販促費などの増加が減益要因となっている。また、グローバル主力3製品の7-9月期売上高が伸び悩んできていることもネガティブに捉えられているようだ。 <4927> ポーラオルHD 2378 -172大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は31億円で前年同期比5.8%減益、47億円程度の市場予想を大きく下振れた。緊急事態宣言長期化に伴う店頭売上減少がマイナス材料となっているもよう。通期計画の190億円、前期比38.2%増は据え置いているが、未達懸念も強まる状況のようだ。ポーラ海外事業の拡大ペース鈍化なども懸念視されている。 <5201> AGC 5780 -80反落。前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は531億円で前年同期比2.7倍、市場予想を90億円程度上回った。通期計画は1800億円から2000億円、前期比2.6倍に増額、今期3度目の上方修正となっている。化学品市況の上昇などを反映しているもよう。ただ、EUVマスクブランクスの拡大期待などで株価は高値圏だったこともあり、短期的な材料出尽くし感からの利食い売りが優勢となっているようだ。 <6971> 京セラ 7151 +362大幅続伸。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は433億円で前年同期比2.6倍となり、市場予想を90億円程度上回った。通期予想も従来の1170億円から1460億円、前期比2.1倍にまで上方修正し、市場予想を150億円程度上回る。想定以上の業績拡大に加えて、年間配当金も160円から180円に引き上げ、発行済み株式数の1.1%に当たる400万株を上限とする自社株買いなども発表し材料視。 <6762> TDK 4485 +360大幅反発。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は492億円で前年同期比11.9%増、市場予想を15億円程度上回る。また、通期予想は従来の1500億円から1570億円、前期比40.8%増に上方修正。市場予想はほぼ従来会社計画線並みの水準であった。二次電池の原材料高の影響などが懸念されていたが、製品価格への転嫁が進みコスト高は吸収できているもよう。想定以上に底堅い決算として評価された。 <4980> デクセリアルズ 2840 +500ストップ高。前日に上半期決算を発表、営業利益は123億円で前年同期比2.6倍と大幅増となり、通期予想は従来の119億円から210億円に上方修正した。高付加価値製品や新製品の拡大が続いているほか、円安効果も収益の押し上げ要因に。想定以上の大幅上方修正と捉えられる。年間配当金も58円から60円までの引き上げ、発行済み株式数の2.34%に当たる150万株を上限とした自社株買いの発表もポジティブ視。 《ST》
関連銘柄 9件
2489 東証プライム
452
4/26 15:00
-1(%)
時価総額 18,986百万円
アフィリエイト広告サービスが柱。ゲーム・マンガ広告に強み。アドプラットフォーム事業は売上増。アフィリエイト広告は金融関連のクライアントからの需要が増加。23.12期通期は小幅増収。24.12期は増収計画。 記:2024/02/13
4151 東証プライム
2,630
4/26 15:00
+6(%)
時価総額 1,420,200百万円
医療用医薬品メーカー。キリンHDの子会社。がんや腎、免疫、中枢神経の分野で抗体医薬品や低分子医薬品等の医療用医薬品を開発する。富士フイルムと提携。23年12月期は国内が足踏みも、海外が堅調に推移した。 記:2024/04/14
1,426
4/26 15:00
+1.5(%)
時価総額 326,748百万円
化粧品大手。訪販主体のポーラと通販主体のオルビスが柱。ビューティケア事業は堅調。オルビスブランドは直販でUVのスペシャルケア品等が伸びる。23.12期通期は2桁営業増益。24.12期は2桁最終増益計画。 記:2024/04/07
4980 東証プライム
5,789
4/26 15:00
+149(%)
時価総額 373,553百万円
機能性材料メーカー。前身はソニーケミカル。ディスプレイ向け異方性誘導膜、光学弾性樹脂で世界トップシェア。24.3期3Q累計は電子材料部品が増益。為替相場の円安推移などにより、通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/13
5201 東証プライム
5,761
4/26 15:00
+37(%)
時価総額 1,310,288百万円
世界的ガラスメーカー。建築用板ガラスや自動車用ガラスに強み。フッ素樹脂などの化学品も。新中計では26.12期に営業益2300億円が目標。24.12期は二桁営業増益を目指す。還元方針をDOE3%目安に変更。 記:2024/04/12
6762 東証プライム
7,312
4/26 15:00
+96(%)
時価総額 2,842,701百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6879 東証プライム
609
4/26 15:00
+3(%)
時価総額 27,247百万円
映像制作会社。映像機器の開発・販売も。24.3期3Q累計は動画配信事業者向け映像コンテンツの制作やハイスピードカメラの受注が堅調。だが映像制作の拠点拡張に伴う費用増が利益の重石に。通期では営業増益を計画。 記:2024/02/07
6971 東証プライム
1,927.5
4/26 15:00
±0(%)
時価総額 2,911,439百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
7004 東証プライム
1,205
4/26 15:00
+8(%)
時価総額 205,109百万円
ゴミ焼却施設などを手掛ける総合重機メーカー。ごみ焼却施設で国内トップ級。リサイクル施設、水・汚泥処理施設、バイオマス利用システム、海水淡水化なども事業領域。環境部門の収益改善もあり、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23