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富士石油、稀元素、アルチザなど

2021/6/4 17:17 FISCO
<3769> GMOPG 12510 -560大幅反落。2026年満期ユーロ円建てCB200億円の発行を発表した。転換価額は1万8298円で前日終値比でのアップ率は40%、払込日は6月22日となっている。海外レンディング、トランザクションレンディング、早期入金サービスなどのサービス拡大に伴って増加する運転資金や貸し付けなどの資金に主に充当する予定。潜在株式数の比率は1.45%にとどまるものの、ネガティブ視する動きが先行する形となった。 <6858> 小野測器 585 +40急伸。一部報道では、国土交通省が、自動車が実際に走行した時の燃費を正確に把握するため、燃費を記録する装置を新車に搭載するよう義務づける方針を固めたと伝わっている。来週にも関係規定を改正して、早ければ23年10月以降の新車から適用する方針とされている。同社は自動車業界向けが中心のデジタル計測機器大手企業であり、ビジネス機会の拡大につながるとの見方が先行しているようだ。 <2413> エムスリー 7030 -367大幅反落。長期金利の上昇に加え、雇用統計の発表を控える中で、前日の米ナスダック指数は下落。同社など国内グロース株の一角にも売りが先行する展開となった。また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「ニュートラル」継続で、目標株価を7100円から6800円に引き下げた。メディカルプラットフォーム事業の販売ボリュームや単価上昇を控えめに見直すとして、24年3月期以降の業績予想を下方修正した。 <6778> アルチザ 1619 -147大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業益は7.9億円で前年同期比2.5倍と大幅増となり、従来の通期計画7.8億円を上回った。ただ、上半期が6.7億円の水準であったため、2-4月期は期待値をやや下回るもよう。業績はわずかな上方修正にとどまり、5-7月期は収支均衡を見込む。研究開発費の増加を見込んでいるようだ。年間配当金は12円から17円に引き上げも、短期的な収益伸び悩みをネガティブ視。 <4446> LinkーU 1142 +39大幅反発。前日にComikey Mediaへの資本参加、及びライセンス契約を締結したと発表。Comikey Mediaは、日本・韓国・中国を主としたアジアのマンガコンテンツを、英語やスペイン語など世界中の様々な言語に翻訳及びローカライズするビジネスを展開する。第三者割当増資を引き受け約1億円を出資するほか、日本マンガなどアジアコンテンツの全世界配信プラットフォームサービスを立ち上げるようだ。 <4082> 稀元素 1837 +161大幅続伸。東海東京証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に引き上げ、目標株価を1040円から2010円にまで引き上げている。大きく悪化した業績は21年3月期下期以降、自動車販売の増加に伴い触媒向けが大きく回復しており、業績予想を上方修正しているもよう。22年3月期は会社計画30億円を大幅に上回る41億円、前期比倍増の水準にまで引き上げている。 <5992> 中央発条 1327 +101大幅続伸。自動車の足回りに使用するシャシばね「スタビライザー」が、マツダ<7261>とホンダ<7267>に新たに採用されたと発表。同製品は車のカーブ時の走行安全性を高める部品。マツダについては、シャシばねで量産品を納入することは18年ぶりとなるもようで、22年1月納入に合わせ生産体制を整える。ホンダ向けに関しては、21年10月に生産開始予定、順次能力増強を行っていく計画としている。 <3941> レンゴー 960 +51大幅続伸。大和証券では投資判断を「3」から「1」に2段階格上げし、目標株価も900円から1300円に引き上げた。市況影響の大きさをこれまでディスカウント要因としてきた。ただコロナ禍という不透明な状況下でも高水準の営業利益を確保するなど、変革効果による収益基盤の強化が図れている。海外事業の収益力強化に対する姿勢と併せ、収益安定とその後の成長性も描けてきたため、ディスカウントを取り除くと説明。 <5017> 富士石油 300 +29大幅反発。旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンスの買い増しが前日の大量保有報告書で明らかになっている。5月27日の同報告書では保有割合が5.03%であったが、今回は6.20%にまで上昇している。投資目的としては前回同様、投資及び状況に応じて経営陣への助言や重要提案行為等を行うこととしている。一段の買い増し、並びに、企業価値向上に向けた提案が行われるとの思惑が強まる形になっているようだ。 《ST》
関連銘柄 11件
2413 東証プライム
1,425
11/22 15:30
-12.5(%)
時価総額 967,675百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
7,868
11/22 15:30
+303(%)
時価総額 602,358百万円
決済代行サービス、金融機関や事業者向けBaaS支援等の決済代行事業が柱。早期入金サービス等の金融関連事業等も。GMOグループ。24年10月にアメリカン・エキスプレスと請求書カード払いサービスを開始。 記:2024/10/24
3941 東証プライム
893.6
11/22 15:30
+16.3(%)
時価総額 242,216百万円
段ボール原紙や白板紙、紙管原紙等を生産・販売する板紙メーカー。1909年創業。段ボールの生産量で国内トップ。国内取引企業数は7000社超。25.3期は増収増益計画。段ボール、紙器製品の価格改定等が寄与へ。 記:2024/07/08
4082 東証プライム
740
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 18,056百万円
酸化ジルコニウム中心のジルコニウム化合物を製造・販売。ジルコニウム化合物で世界トップシェア。自動車排ガス浄化触媒分野が主力。工業用触媒、エネルギー触媒等も。生体材料用途では高付加価値製品の拡販進む。 記:2024/10/09
4446 東証プライム
481
11/22 15:30
+3(%)
時価総額 6,817百万円
Link-U Technologies等を傘下に収める持株会社。マンガサービス事業が柱。マーケティング事業、制作事業も展開。中計では26.7期営業利益12億円目標。海外向けマンガサービスの強化などに注力。 記:2024/10/24
5017 東証プライム
296
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 23,142百万円
石油開発のアラビア石油と石油精製の富士石油が統合。開発からは撤退し、現在は千葉県で精製を行う。日本航空やJERAグループなど強固な顧客基盤が強み。精製コストの削減、高付加価値製品の増産などに取り組む。 記:2024/10/21
5992 東証スタンダード
1,274
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 32,541百万円
トヨタ系列の自動車ばねメーカー。1925年創業。シャシばね、精密ばね、コントロールケーブル等の製造・販売を行う。新型ランドクルーザー250シリーズが同社製品採用。28.3期売上高1000億円以上目標。 記:2024/06/15
6778 東証スタンダード
556
11/22 14:42
+5(%)
時価総額 5,316百万円
通信計測器メーカー。基地局負荷試験機の開発・販売、通信インフラの保守、運用管理等を行う。通信事業者、通信機器メーカーが主要取引先。パケットキャプチャツール「etherExtractor」の販売等に注力。 記:2024/10/25
6858 東証スタンダード
567
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 6,917百万円
音響、振動等を計測する計測機器、特注試験装置の製造・販売を行う。速度計測機器、エンジン回転計などが主要標準品。自動車関連企業が主要取引先。トルク計測分野、自動車計測分野は新製品効果などで売上順調。 記:2024/06/17
7261 東証プライム
1,003
11/22 15:30
-2.5(%)
時価総額 633,699百万円
1920年創業の自動車メーカー。広島県安芸郡府中町に本社。トヨタと資本業務提携。人気車種にクロスオーバーSUV「CX-5」など。高効率エンジン等に強み。北米市場は販売順調。25.3期は販売台数増を見込む。 記:2024/08/30
7267 東証プライム
1,362.5
11/22 15:30
+17(%)
時価総額 7,194,000百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03