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エニグモ、ナイガイ、マネックスGなど

2021/3/18 15:35 FISCO
<3751> 日本アG 939 -88大幅続落。旧村上ファンド系の投資会社シティインデックスイレブンスが1株910円でTOBを実施と伝わった。300円の特別配当実施で1度はTOBを撤回しており、今回は2度目のTOB実施発表となる。ただ、特別配当権利落ちとなった前日は、同ファンドの買い増しで思惑が伝わり、実質ストップ高まで買い進まれていた。今回のTOB価格が前日終値を下回る水準であるため、過度な期待感が後退する形になっているようだ。 <8013> ナイガイ 376 +43急騰。前日に21年1月期決算を発表、営業損益は18.1億円の赤字で前期比15.5億円の損益悪化となり、従来計画17.7億円の赤字から赤字幅は拡大している。一方、22年1月期は0.8億円の黒字見通しとしている。新ブランド展開による競争力強化や新しい生活様式に対応した新商品展開を強化し販売回復を図る計画。赤字継続との見方もあっただけに、想定以上の回復見通しを好感する動きが優勢に。 <6269> 三井海洋 2356 +166大幅続伸。水素の原料となるメタンを海底から採掘する技術を開発すると報じられた。21年度に掘削実験に着手する。開発するのは「メタンハイドレート」の採掘技術で、メタンガスを取り出して分解し水素を生み出す。政府が目標とする2050年までの温暖化ガス排出「実質ゼロ」に向け、その重要な役割を担う水素の安定確保につながる可能性もある。こうした次世代資源の開発事業が今後の事業の柱になっていくとの期待も先行。 <9067> 丸運 319 -34大幅反落で下落率トップ。足元では、バリュー株見直しの流れによる大手海運株の上昇効果が波及して、中小型海運関連株の一角として人気化してきた。今週に入って株価は37%超の上昇となり、前日はストップ高まで買い進まれていた。ただ、本日は米FOMCを受けてのグロース株見直しの流れが強まり、資金シフトに伴う短期資金の利食い売りの動きが優勢となっている。同社とともに明治海運なども逆行安の展開に。 <6480> 日トムソン 662 +44大幅反発。東海東京証券では投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を560円から860円にまで引き上げている。エレクトロニクス関連向けに直動案内機器の受注が回復してきており、0.7倍台のPBR水準には割安感が強いと判断しているもよう。産業機械向けの受注回復もあって、1-3月期の受注高も前年同期比64.5%増と一段の拡大を想定しているようだ。 <4188> 三菱ケミHD 847.2 +21.2大幅反発。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価も690円から1040円に引き上げた。自動車や鉄鋼、半導体、液晶ディスプレイなど幅広い顧客産業向けの需要に回復感が見られているほか、オフィス集約などによるコスト抑制も期待され、21年3月期以降の業績予想を増額した。22年3月期調整後営業利益は1765億円から2150億円に引き上げ。つれて、株価には割安感が強まったと分析。 <4062> イビデン 4950 +245大幅反発。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も4600円から6400円に引き上げている。FCパッケージの業績拡大の持続性を織り込んだこと、最近の株価調整で割安感が増したことなどを格上げの背景としている。22年3月期以降の業績拡大は株価に織り込まれていないとの判断。22年3月期営業利益は市場予想の460億円程度に対して592億円を予想している。 <3665> エニグモ 1457 +199大幅反発。前日に21年1月期の決算を発表、営業利益は30.3億円で前期比12.7%増益、従来予想の29.6億円を上回る着地になった。また、22年1月期は30.6-35.2億円のレンジ予想としている。BUYMA事業の取扱高や会員数が順調に増加しているもようだ。今期は増収増益を確保しつつ、規律を持って成長投資に積極的に資金を投下する計画だ。 <8698> マネックスG 998 +104大幅続伸。足元でビットコイン価格が再度上値追いの勢いを強めており、同社やセレス<3696>など暗号資産関連銘柄の強い動きも目立っている。米FOMCを受けた金融緩和姿勢の長期化観測の高まりなどもビットコイン価格上昇の背景に。また、モルガン・スタンレーが大手米銀で初めて、富裕層の顧客向けにビットコインで資金運用するファンドを提供すると伝わっていることも、暗号資産の先高期待につながっているようだ。 <6920> レーザーテック 13810 +840大幅続伸。注目された米FOMCでは2023年いっぱいまでゼロ金利を維持する可能性が示唆され、足元で強まっていた早期利上げに対する過度な懸念が後退する状況になっている。長期金利の上昇も一服したことで、グロース株への見直しの動きに関心が強まる展開に。とりわけ、同社をはじめとした半導体製造装置関連株は軒並み高の動きになっている。 《ST》
関連銘柄 11件
3665 東証プライム
337
4/24 15:00
±0(%)
時価総額 14,370百万円
ショッピングサイト運営会社。ファッションアイテムの「BUYMA」や旅行サイト、ファッションメディアなどを展開。個人同士のCtoC取引や海外ブランドの取扱いに強み。暖冬で冬物が停滞し、24.1期は足踏み。 記:2024/03/28
3696 東証プライム
1,675
4/24 15:00
-20(%)
時価総額 19,892百万円
ポイントサイト「モッピー」を運営。サイト経由で得る広告収入が収益源。ビットバンク社を通じ、三井住友トラストHDとデジタルアセットの保管管理事業参入へ向けた設立準備会社を設立。23.12期は大幅経常増益。 記:2024/02/10
966
9/24 15:00
±0(%)
時価総額 26,820百万円
測量など空間情報事業や、メガソーラーを中心とするグリーンエネルギー事業、森林活性化事業を展開。シティインデックス社によるTOB成立で、子会社化。空間情報事業や森林活性化事業好調で、1Qは大幅営業増益。 記:2021/08/05
4062 東証プライム
6,139
4/24 15:00
+136(%)
時価総額 864,746百万円
ICパッケージ基板で世界トップ。プリント配線板、自動車排ガス浄化装置でも高シェア。環境用途向けに強み。24.3期3Qはセラミック事業が堅調。ディーゼル・パティキュレート・フィルターは価格転嫁等で売上増。 記:2024/02/10
4188 東証プライム
909.6
4/24 15:00
+0.7(%)
時価総額 1,370,120百万円
国内最大の総合化学メーカー。アクリル樹脂原料や炭素繊維、光学用フィルムに強み。24.3期3Q累計は石化製品の需要が振るわず。だが産業ガスや医薬品が好調。減損損失減少も利益に効く。通期最終増益・増配を計画。 記:2024/02/14
6269 東証プライム
3,090
4/24 15:00
+20(%)
時価総額 211,186百万円
大手海洋開発会社。浮体式の海洋石油やガス生産設備の建造、リース、操業を行う。設計や建造、据付、メンテナンス等も。受注高は伸長。FPSO建造工事の進捗などが寄与し、23.12期通期は大幅な増収増益。 記:2024/03/31
6480 東証プライム
646
4/24 15:00
+13(%)
時価総額 47,482百万円
直動案内機器や針状ころ軸受を製造・販売。半導体・電子部品製造装置向けや二輪車向けが多い。24.3期上期は半導体・電子部品装置向けの低迷続く。販管費増も利益の重石。昨年10月に短軸タイプの軸受新製品を発売。 記:2024/01/17
6920 東証プライム
34,590
4/24 15:00
+740(%)
時価総額 3,261,353百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
8013 東証スタンダード
257
4/24 15:00
±0(%)
時価総額 2,112百万円
繊維製品の老舗メーカー。靴下を主軸にエプロンやパジャマも。主販路は百貨店。EC直販を強化中。資本業務提携したタビオが筆頭株主に。24.3期3Q累計は経費・物流費を削減も黒字化に至らず。継続前提に重要事象。 記:2024/03/10
8698 東証プライム
842
4/24 15:00
+7(%)
時価総額 225,190百万円
大手ネット証券会社。マネックス証券を中核に、株式や先物・オプション、投信、債券、FXのオンライン取引サービスを提供する。NTTドコモと資本業務提携。今期3Q累計は国内と米国が堅調、増収、大幅増益となった。 記:2024/03/03
9067 東証スタンダード
279
4/24 15:00
-1(%)
時価総額 8,081百万円
ENEOSHD系列の物流会社。石油製品の輸送に強み。24.3期3Q累計は輸送数量が足踏み。だが運賃改定が進展。コスト削減も効き増益に。通期でも利益反発の見込み。配当性向の目安を50%以上に変更。増配予定。 記:2024/02/07