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ソフトバンク、三菱商事、KDDIなど

2020/8/31 16:59 FISCO
<9434> ソフトバンク 1392.5 -39.0大幅続落。親会社のソフトバンクグループが、保有株約9億2749万株の売出を発表。オーバーアロットメントによる売出も最大で1億57万1200株実施、出資比率は62%から40%に低下する。一方、同社では発行済み株式数の1.68%にあたる8000万株、1000億円を上限とする自社株買いを実施すると発表、一株当たりの価値は向上することになるが、短期的な需給悪化を警戒する動きに。 <8058> 三菱商事 2512.5 +180.0急反発。著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが、日本の5大商社株をそれぞれ5%超保有していると取引開始前に発表。同社に関しては5.04%を保有。保有目的はそれぞれ純投資と説明する。それぞれの株式について、最大9.9%まで保有比率を高める可能性があるとされている。総合商社株見直しのきっかけにつながった、当面の需給下支え期待も高まる形に。 <9433> KDDI 3078.0 -153.0大幅続落。本日は大手通信株が一斉安の展開になっている。菅官房長官の自民党総裁選出馬検討報道が伝わっており、売り材料視されているものとみられる。同氏は以前から国内携帯料金の引き下げに関する取り組みに意欲的とされており、今後の業界環境には逆風につながるとの見方が優勢に。また、ソフトバンクの株式売出によって、セクター間リバランスの流れなどを先取りする動きもあるようだ。 <6029> アトラ 332 +80ストップ高。先週末、投資保有有価証券の一部を売却し、売却益6300万円を特別利益に計上。20年12月期最終損益を従来予想の1300万円の黒字から7600万円の黒字に増額した(前期は1.46億円の赤字)と発表。売上高や営業利益予想は据え置く。あくまで一時的な収益計上ではあるものの、上半期は営業赤字に転落したこともあって、通期予想据え置きも当面の安心感につながった。 <9743> 丹青社 713 +47急反発。先週末に上半期収益予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の25億円から34億円、前年同期比35.6%増に増額、売上高はほぼ計画線での推移となったが、収益性を重視した事業活動や経費の抑制が奏効したもよう。第1四半期決算時には30.3億円から25億円に下方修正した経緯があり、この際の修正前の水準を上回るレベルまでの上方修正にはサプライズも強まっているようだ。 <3199> 綿半HD 2738 +314急騰。先週末に株式分割の実施を発表している。9月末の株主を対象に1:2の株式分割を実施する。投資単位当たりの金額を引き下げることで、株式の流動性向上と投資家層の拡大を図るとしている。株主優待制度は変更していないものの、優待獲得のための最低金額が低下することで実質拡充にもなる。流動性向上がさらなる株価上昇につながるとの期待感が先行へ。 <7238> 曙ブレーキ 168 -7続落。先週末に第1四半期決算を発表、営業損益は8.7億円の赤字で前年同期比17億円の損益悪化となっている。新型コロナの影響による世界的な自動車生産の落ち込みが響いたもよう。ほとんどの地域で売上が減少する形になっている。ただ、8月には全生産拠点でほぼ通常稼働に戻っているようだ。業績予想は示していないものの、再建途上にある中での業績落ち込みを受け、警戒感も強まる流れになっているようだ。 <7256> 河西工 381 -21大幅続落。先週末に株主優待制度の廃止を発表。現在の経営環境を考慮したほか、株主に対する公平な利益還元という立場から廃止とすることを決定した。20年3月末の実施で廃止となる。これまでは100株以上保有する株主に対して、保有株数と保有期間に応じて1000円~4000円相当のクオカードを贈呈していた。利回り低下は限定的なものの、株主還元姿勢の後退、経営環境の厳しさなどが意識される形に。 <4980> デクセリアルズ 1061 +45大幅続伸。アウトソーシング<2427>とマイクロデバイス製品を製造する共同出資会社を設立すると発表。出資比率はアウトソーシングが51%、デクセリアルズが49%となる。同事業の自立した事業運営、事業価値向上が期待される展開に。また、発行済み株式数の0.49%に当たる30万株、3.6億円を上限とする自社株買いの実施も発表。従業員などに対して交付する特定譲渡制限付株式への充当が目的。 <2678> アスクル 3275 +155大幅反発。先週末に8月の月次動向を発表、単体売上高は前年同月比6.8%増収となった。BtoB事業は同7.7%増、客単価が同0.8%低下した一方で、客数が同8.6%増加した。主要顧客の需要の戻りが継続しているほか、新規顧客登録も好調に推移したようだ。新型コロナによる販売苦戦への懸念が強まるなか、7月に続いて8月も好調に推移する形となっており、警戒感は大きく後退する格好に。 《US》
関連銘柄 11件
2427 東証プライム
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時価総額 220,288百万円
製造業向け人材派遣・業務請負が柱。M&Aを活用して国内外で事業拡大。昨年12月に発表したMBOの一環として米投資ファンドのベインが1株1755円でTOB実施。今年3月にTOBが成立し、同社株は上場廃止へ。 記:2024/04/10
2678 東証プライム
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時価総額 181,775百万円
オフィス用品通販で成長。個人向けEC「ロハコ」も。ヤフーLINEの傘下。翌日配送を可能とする独自の物流基盤。ロハコが復調。だが法人向け通販の粗利率改善や物流効率化などで増収増益に。総還元性向45%目標。 記:2024/09/08
3199 東証プライム
1,535
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 30,637百万円
綿半ホームエイドを中核とする持株会社。長野県中心にホームセンター、スーパーセンターを展開。1598年創業。木造建築等の建設事業、貿易事業も。27.3期売上1500億円目標。M&A等で売場面積の拡大図る。 記:2024/06/09
4980 東証プライム
2,534
11/22 15:30
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時価総額 457,825百万円
機能性材料メーカー。前身はソニーケミカル。ディスプレイ向け中心に、接合材料、光学材料、電子材料など製造、販売。ディスプレイ向け異方性誘導膜、光学弾性樹脂で世界トップシェア。異方性導電膜等が伸長。円安追い風。 記:2024/06/12
6029 東証スタンダード
131
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 1,348百万円
鍼灸接骨院「ほねつぎ」をチェーン展開。機材・消耗品販売、療養費請求代行サービス、モバイル集客予約システム等も手掛ける。ほねつぎチェーンの加盟院の増加に注力。プーマランニングハウスに水素ガス発生装置を提供。 記:2024/10/22
7238 東証プライム
115
11/22 15:30
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時価総額 15,639百万円
ブレーキ、ブレーキ用摩擦材の開発・生産・販売等を行う。1929年創業。自動車用ディスクブレーキ等が主要製品。トヨタ自動車などが主要取引先。中国系完成車メーカー向けに高付加価値製品の拡販などに取り組む。 記:2024/07/04
7256 東証スタンダード
129
11/22 15:30
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時価総額 5,097百万円
1912年創業の自動車内装部品メーカー。ドアトリム、ルーフトリムなど自動車内装トリムシステム部品の開発・生産を行う。日産自動車などが主要取引先。北米地域の売上比率が高い。グローバル競争力の強化に取り組む。 記:2024/10/10
8058 東証プライム
2,646.5
11/22 15:30
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時価総額 11,059,771百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
5,030
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+35(%)
時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9434 東証プライム
193.7
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時価総額 9,235,495百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
9743 東証プライム
817
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時価総額 39,562百万円
ディスプレイ業界2強の一角。商業施設や博物館等の内装・展示デザインなどを手掛ける。プロジェクト数は年間6000件超。飛騨高山美術館などで実績。商業その他施設事業は受注順調。27.1期売上高860億円目標。 記:2024/10/29