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東エレク、三菱地所、コロプラなど

2020/5/15 16:30 FISCO
<8035> 東エレク 22525 +450大幅反発。本日は同社など半導体関連株が買い先行となった。台湾TSMCが米アリゾナ州に最先端の半導体工場を建設する計画を固め、2023年末までに米国での半導体生産を開始すると報じられた。通常は100億ドル以上の投資が必要になるとされ、半導体製造装置関連には事業機会の増大が想定された。また、米アプライドが決算発表後に、基調的な需要は堅調とのCEO発言を受けて時間外取引で上昇していることも支援材料。 <8802> 三菱地所 1580.0 -151.5急落。前日に20年3月期決算を発表、営業利益は2408億円で前期比5.1%増益、2320億円程度であった市場予想を上回った。配当金も31円計画から33円に引き上げ。一方、21年3月期は1850億円で同23.2%減と減益予想。新型コロナウイルスの影響で物件売却や商業施設が落ち込むとみているもよう。保守的な計画とはみられているが、25円への減配計画は想定外であり、ネガティブに捉えられているもよう。 <2229> カルビー 2943 -402急落。前日に20年3月期決算を発表、営業利益は277億円で前期比2.6%増、ほぼ市場コンセンサス水準での着地に。一方、21年3月期は245億円で同11.4%減益の見通し。市場予想を40億円程度下回る。コロナウイルスによるマイナス影響を35億円程度見ているようだ。土産用商品の売上高が大きく落ち込むとみている。巣ごもり消費増による好影響も期待されていただけに、ネガティブな反応が強まる形へ。 <3668> コロプラ 1076 +150ストップ高。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は74.2億円で前年同期比の4.9億円から急拡大、第1四半期に続き大幅な伸長となっている。「ドラクエウォーク」が引き続きけん引役になったほか、主力タイトルも好調に推移している。外出の自粛により、DAU、プレイ時間、継続率などが伸長傾向にあるもよう。高い業績変化率に関心が向かう展開へ。 <2120> LIFULL 424 +67急反発。前日に上半期決算を発表、EBITDAは34.5億円で前年同期比50.8%増となった。会社側では4月20日に、通期計画を81.2億円から29.7億円に大幅下方修正したが、上半期で同水準を上回る形になった。先の下方修正数値は保守的過ぎるとの見方にもつながったようだ。また、発行済み株式数の2.24%に当たる300万株を上限とする自社株買いの取得実施発表も、需給面での支援材料とされた。 <6702> 富士通 10420 -45続落。前日に20年3月期決算を発表、営業益は2115億円で前期比62.4%増、市場コンセンサス並みの水準で着地した。21年3月期はガイダンス非開示。決算数値にサプライズがないなか、増益が続いたサービス事業が1-3月期には伸び悩んでいること、経営方針レビューが見送られたことなどがマイナスに捉えられた。なお、コロナウイルスによる影響では、マイナス要素もあるがプラス要素もあるとされている。 <4503> アステラス薬 1728.0 -69.5大幅反落。前日に20年3月期決算を発表した。コア営業利益は2778億円で前期比0.3%減、会社計画2640億円は上回った。一方、21年3月期は、コロナウイルスの影響を織り込まず、2520億円で同9.3%減益の見通し。M&Aによる費用増なども重しとなり、ややコンセンサスは下回る水準。決算数値へのインパクトは限定的だが、実質連続減益見通しなどのモメンタムを弱材料視する動きが先行した形に。 <8113> ユニチャーム 4050 +106続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は303億円で前年同期比50.7%増益、市場予想を50億円強上回っている。新型コロナウイルス感染拡大による同社製品の需要増加、それに伴う工場稼働率の上昇などが大幅増益決算の背景に。通期計画は1000億円、前期比11.4%増を据え置いているが、足元での中国販売回復、原材料価格の下落効果などにより、上振れ期待なども高まっているようだ。 <6640> 第一精工 2395 +199急反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は2.9億円と黒字転換し、前年同期比8.5億円の損益改善となっている。上半期計画は6億円で同8.8億円の損益改善予想であり、想定以上に収益改善が図れているとの評価になっている。リモートワーク普及で需給がひっ迫しているパソコン向けや5G対応スマホの通信モジュール向けなどにコネクタの売上が好調なようだ。 <3696> セレス 959 +150ストップ高。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は5億円で前年同期比2.3倍と大幅に拡大、通期計画10.5億円、前期比19.3%増益に対して、想定以上に好調なスタートと評価されているもよう。巣ごもり消費によってD2C、デジタルコンテンツが好調でアフィリエイトが大幅増収となったほか、ゆめみの収益も黒字転換、フィナンシャル事業の減損一巡なども寄与。通期業績上振れ期待なども先行する展開に。 《US》
関連銘柄 10件
2120 東証プライム
184
11/25 15:30
+6(%)
時価総額 24,700百万円
国内最大級の不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」を運営。老人ホーム・介護施設の検索サイトの運営、海外事業等も手掛ける。HOME'S関連事業ではクライアントネットワークの拡大・強化を図る。 記:2024/08/02
2229 東証プライム
3,055
11/25 15:30
+5(%)
時価総額 409,156百万円
かっぱえびせん等スナック菓子大手。ポテトチップスは国内シェア高い。北米、アジアなど海外でも事業展開。25年度の海外売上高比率は30~35%目標。国内海外ともに堅調。値上げで原材料高こなす。工場効率化進める。 記:2024/10/08
3668 東証プライム
455
11/25 15:30
-16(%)
時価総額 59,175百万円
スマホ向けゲームなどの開発・運営を行うエンターテインメント事業を手掛ける。魔法使いと黒猫のウィズ、白猫プロジェクトが代表作。投資育成事業も展開。ブリリアンクリプトトークンは上場地域の拡大等に取り組む。 記:2024/08/23
3696 東証プライム
2,543
11/25 15:30
-97(%)
時価総額 30,732百万円
国内最大級のポイントサイト「モッピー」の運営等を行うモバイルサービス事業が主力。DX化支援、ブロックチェーン関連事業等も。モッピーの会員数は525万人超。ブロックチェーン関連はステーキングサービスが順調。 記:2024/06/15
4503 東証プライム
1,572
11/25 15:30
+10(%)
時価総額 2,844,790百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
6640 東証プライム
2,944
11/25 15:30
±0(%)
時価総額 55,121百万円
精密部品メーカー。コネクタ、HDD関連部品等を手掛ける電気・電子部品事業が主力。安全走行系のセンサなどの自動車部品事業等も。高機能コネクタの拡販に注力。センサ、各種成形品など車載部品の受注拡大図る。 記:2024/06/18
6702 東証プライム
2,794
11/25 15:30
+37(%)
時価総額 5,786,676百万円
国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
8035 東証プライム
23,135
11/25 15:30
+885(%)
時価総額 10,911,229百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8113 東証プライム
3,890
11/25 15:30
+59(%)
時価総額 2,415,044百万円
大手衛生用品メーカー。生理用品、ベビー用紙おむつで国内トップシェア。ペットケア用品、業務用食品包装資材等も。海外売上高比率は6割超。大人用排泄ケア用品は東南アジア地域で商品ラインアップの拡充図る。 記:2024/06/29
8802 東証プライム
2,155
11/25 15:30
+46.5(%)
時価総額 2,739,600百万円
総合不動産大手。三菱グループ。新丸の内ビルディングなど東京・丸の内エリアでオフィスビルを多数保有。住宅事業や投資マネジメント事業等も。配当性向30%程度目処。再開発プロジェクトの推進、事業化等に取り組む。 記:2024/07/07