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石川製、JXTG、ネクステージなど

2020/1/8 16:04 FISCO
<6208> 石川製 2381 +308一時ストップ高。イラクの米軍駐留基地がイランから十数発の弾道ミサイルの砲撃を受けたと伝わっている。米軍によるイラン革命防衛隊司令官の殺害に対するイラン側の報復措置とみられている。大規模な軍事衝突に発展するリスクも高まる状況となり、地政学リスクを映して全体相場が大幅安となる中、同社などの防衛関連銘柄に買いが集中する形に。 <3377> バイク王 229 +28急騰。前日に19年11月期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の1.3億円から2.1億円にまで上方修正、ホールセールの利益率向上、売上全体に占めるリテール売上構成比の上昇などにより、収益性が一段と改善する形になったもよう。10-11月の月次数値が伸び悩んでいたこともあって、大幅上方修正にはインパクトが強まっているようだ。 <1605> 国際帝石 1187.0 +4.0買い優勢で逆行高。原油相場の上昇が手掛かり材料とされている。前日のNY原油相場は反落となったが、イランによるイラク米軍基地へのミサイル砲撃が伝わり、時間外取引で大幅に上昇する展開となっている。前日に62.70ドルであった原油価格は、時間外取引で一時65ドルを上回る水準まで上昇している。大規模衝突への発展の可能性もあり、先高思惑なども強まっているとみられる。 <3186> ネクステージ 1230 -74大幅反落。前日に19年11月期決算を発表。営業益は60.8億円で前期比38.8%増と大幅増益、既存店の堅調推移や積極的な出店効果などにより売上高が拡大した。期末配当も従来予想の4円から6円に増配へ。また、今期営業益も78億円で同28.2%増と高い成長が続く見込みに。ただ、実績値は第3四半期決算時に上方修正した数値をやや下回るなど想定の範囲内であり、短期的な出尽くし感が先行する形になった。 <4704> トレンド 5590 -40小幅反落。2019年12月期営業利益は前期比6%増の380億円強だったもようとの観測報道が伝わっている。会社側の従来予想380億円を上回って着地したようだ。企業向けのクラウドやネットワーク関連のセキュリティーソフトが上伸、20年12月期も2期連続の営業最高益となる公算が大きいとされている。市場コンセンサスも会社計画線であり、全体地合いの悪化に押されてはいるが、ポジティブに捉える動きも優勢に。 <4674> クレスコ 3825 +220大幅続伸。前日に1:2の株式分割を実施すると発表、買い手掛かり材料とされている。基準日は1月31日となる。業績の安定成長が続くなか、株式分割による流動性の向上が一段の株価上昇を促すとの見方が先行へ。9月以降の抵抗線突破で上値妙味も広がる形になっている。なお、自己株式を活用した新株予約権の発行も発表しているが、希薄化は限定的であり、資金調達による業容拡大期待が優勢のようだ。 <2792> ハニーズHD 1719 -67大幅続落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は24.2億円で前年同期比49.7%増と大幅増益になっている。値引き販売抑制による売上総利益率の向上、中国子会社営業終了による販管費の減少などが寄与した。ただ、第1四半期は同4.1倍の水準となっていたため、サプライズは限定的、株価が高値圏にあるなかで利食い売りの材料とされている。12月既存店売上高がマイナスに転じていることもネガティブ視へ。 <2685> アダストリア 2344 -78大幅続落。前日に12月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比4.1%減、3カ月連続でのマイナス成長となっている。客単価が同0.3%上昇した一方、客数が同4.4%減少している。平年に比べて暖かい日が続いたことで、冬物商品の販売が弱含んだようだ。昨年末の業績上方修正で出尽くし感も強まりつつあるなか、今後の販売モメンタムの悪化が警戒される状況に。 <6925> ウシオ電 1657 +45続伸。東海東京証券では投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を2450円に設定した。現行の映像装置のプロジェクターや光学装置の液晶関連装置から、21年3月期以降は、最先端ICパッケージ基板向け露光装置、次世代半導体量産用EUV光源に、収益構造は大きく変貌を遂げると判断している。つれて、24年3月期には、売上高2000億円、営業益235億円と過去最高を更新すると想定している。 <4042> 東ソー 1628 -69大幅反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ニュートラル」から「アンダーウェイト」に格下げ、目標株価は1380円から1410円に引き上げている。ウレタン原料やフェノール原料の採算悪化により業績モメンタムが鈍化しており、目先は強い業績回復が期待し難い中で、足元の株価パフォーマンスは堅調に推移し割高感が強まっていると判断。21年3月期も連続営業減益を想定しているようだ。 《US》
関連銘柄 10件
1605 東証プライム
2,005
11/22 15:30
+25(%)
時価総額 2,524,568百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
2685 東証プライム
3,550
11/22 15:30
+180(%)
時価総額 173,240百万円
グローバルワーク、ニコアンド、ローリーズファーム等を展開するカジュアルファッション専門店チェーン。店舗数は国内外で1490店舗超。自社ECの会員数は1750万人。26.2期売上高3100億円目指す。 記:2024/06/04
1,617
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 45,114百万円
婦人衣料、服飾雑貨の製造小売り。郊外型大型ショッピングセンター、駅ビルなどに出店。ミャンマー自社工場からの調達に強み。福島県いわき市に本社。ミャンマーは安定生産体制を維持。EC事業の強化などに注力。 記:2024/10/27
3186 東証プライム
1,468
11/22 15:30
-24(%)
時価総額 118,629百万円
大手中古車販売会社。総合店「ネクステージ」に加え、SUV専門店「SUV LAND」や中古輸入車大型専門店「UNIVERSE」などを展開。店舗数は320店舗超。計画出店継続による市場シェア獲得などを図る。 記:2024/07/05
3377 東証スタンダード
523
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 8,010百万円
バイク専門店チェーン。中古バイクの買取や販売の「バイク王」を全国展開。パーツ販売やバイクのレンタルサービス等も。ブランド認知度が強み。オークション仕入を強化。広告効率の改善、査定成約率の向上に注力。 記:2024/10/24
4042 東証プライム
2,111.5
11/22 15:30
+30(%)
時価総額 686,409百万円
総合化学大手。1935年創業。苛性ソーダ、高速液体クロマトグラフィー用カラムで国内トップシェア。臭素は国内生産量トップ。ハイシリカゼオライトは自動車用途中心に出荷順調。分離精製剤の生産能力増強図る。 記:2024/06/24
4674 東証プライム
1,258
11/22 15:30
+9(%)
時価総額 55,352百万円
独立系ITサービス企業。金融システム等の業務システム開発、プラットフォーム構築、車載システム等の組込み開発を行う。デジタルソリューション事業も。25.3期は増収増益計画。堅調なグループ受注等を見込む。 記:2024/07/02
4704 東証プライム
8,027
11/22 15:30
+73(%)
時価総額 1,131,020百万円
コンピュータ・インターネット用セキュリティ関連製品の開発、販売等を行う。ウイルスバスターで知名度高い。コンシューマ向け製品で国内トップシェア。配当性向70%目標。統合セキュリティプラットフォームを拡販。 記:2024/08/13
6208 東証スタンダード
1,528
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 9,758百万円
段ボール製函印刷機や段ボール重量包装機、合撚糸機などの製造販売を行う。機雷等の防衛機器も手掛ける。1921年創業。石川県白山市に本社。レンゴーが筆頭株主。作業効率化及びコスト削減による原価低減図る。 記:2024/10/20
6925 東証プライム
2,073
11/22 15:30
+18.5(%)
時価総額 222,848百万円
産業用光源メーカー。半導体製造用露光装置や映画館用映像装置、医療・環境・宇宙開発向けなども。映画館向け光源が堅調。だが液晶関連装置や露光装置などが足踏み。新中計では31年3月期に売上高を2000億円超目標。 記:2024/07/24