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村田製、スズキ、JXTGなど

2019/7/9 16:05 FISCO
<4612> 日ペHD 4465 +85反発。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価も4300円から5000円に引き上げた。最大のドライバーである中国塗料事業は、DIY用の内装用塗料、プロジェクト用の外装用塗料において、今年下期から来年にかけて継続的なトップライン成長が見込めると分析。また、原料価格も総じて下落傾向にあり、19年12月期営業利益は会社計画770億円を上回る850億円と予想する。 <6981> 村田製 4920 -100続落。米国市場でアップルが売られた流れを受けて、電子部品株が総じてさえない動きになっている。アップルは2%強の下落、ローゼンブラット・セキュリティーズが投資判断を「売り」に引き下げたことがきっかけとされており、iPhoneの販売低迷が意識される形になっている。米国市場では、ブロードコムなどアップル向け部品会社も売り優勢の展開であった。 <6289> 技研製作所 3285 -390急落。前日に発表した第3四半期決算がマイナス視されている。累計営業利益は31.7億円で前年同期比3.2%減益、上半期実績の32.1億円、同1.3%増益から減益に転じる格好に。業績ボリュームが小さい期間ではあるものの、3-5月期は赤字となっている。海外事業基盤の整備に伴う人員増強などで販管費が増加したようだ。通期計画は64.2億円で前期比7.4%増益の見通しだが、下振れ懸念なども強まる形に。 <7735> スクリーンHD 4870 -130大幅続落。ジェフリーズ証券では投資判断を「バイ」から「ホールド」に格下げ、目標株価も5900円から5500円に引き下げている。6月安値後の株価上昇によって、相対的な割安感は薄れているとの評価。また、下期の市場全体の戻りは期初想定よりも鈍くなっているとし、20年3月期営業利益は280億円から245億円、前期比17.4%減に下方修正、会社予想265億円を下回るとみている。 <8028> ユニファミマ 2718 +107大幅反発。明日には第1四半期の決算発表を控えている。信用倍率0.3倍と大幅な売り長状態にある中、決算発表前にポジション整理の買い戻しなども進んでいるとみられる。20年2月期事業利益は前期比26.1%増と大幅な増益見通しになっているが、先に発表した7&iHD<3382>は国内外のコンビニ事業が好調で想定を上回る決算となっており、同社にも順調スタートへの期待が先行へ。 <3186> ネクステージ 1172 +42大幅続伸。決算発表後は出尽くし感なども強まる動きとなっていたが、前日には決算説明会を開催しており、見直しの動きにつながっているようだ。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、投資判断「バイ」、目標株価1600円を継続。大型店の出店が順調に進んでいるほか、着実に中長期利益成長の取り組みが実行されていると評価するなど、説明会はポジティブな印象としている。 <3064> MRO 2697 +52大幅反発。特に目立った材料はないものの、毎月10日に月次動向を発表しており、期待感が先行したもようだ。月次売上高は2ケタ成長が続いており、5月も前年同月比22.6%増と高い伸び率を示し、株価の大幅な上昇にもつながった。直近高値を更新して、1月以来の高値水準にまで上昇していることから、売り方の買い戻しなども優勢になっていると考えられる。なお、株価は2803円まで上昇した後、上げ幅を縮めた。 <7527> システムソフト 125 +30ストップ高。5月13日以来の100円台を回復し、年初来高値も大きく更新している。特に目立った材料は見当たらず、値頃感も妙味にした短期資金による値幅取りの動きが中心とみられる。AI、IoT、RPA、ブロックチェーンなどを活用したデジタルテクノロジーソリューションサービスを提供している子会社DigiITの展開力や今期の黒字転換見通しなどがはやされているもよう。 <5020> JXTG 538.3 +14.3大幅反発。NY原油市況高を受けて、本日は石油・石炭製品が業種別上昇率のトップになった。NY原油先物は続伸し、一時58.46ドルまで上昇。イランがウラン濃縮度を2015年の核合意で定められた上限超の水準まで高め、さらに「濃縮度を引き上げる可能性がある」と警告したため、中東情勢緊張激化による原油供給ひっ迫観測が強まった。また、英国がイランのタンカーを拿捕したことで、今後の報復懸念なども優勢に。 <7269> スズキ 4783.0 -164.0大幅続落。第2次モディ政権の予算案への失望が広がっており、インド株が軟調推移、インド関連の同社にもネガティブな見方が波及する形になっている。選挙で公約したインフラ投資以外は目新しい景気刺激策がないと受け取られている。インドの総選挙結果を受けて、一時は高まっていた自動車購入支援策に関しても、税率引き下げなどは予算案に盛り込まれなかった。 《US》
関連銘柄 11件
3064 東証プライム
2,638
11/22 15:30
+144(%)
時価総額 1,322,564百万円
工業用間接資材のネット通販最大手。工具、部品、消耗品、事務用品等を扱う。取扱商品は2200万点超。登録会員数は960万口座超。圧倒的な品揃えが強み。顧客は中小企業が中心。テレビCMなどで認知度向上図る。 記:2024/10/11
3186 東証プライム
1,468
11/22 15:30
-24(%)
時価総額 118,629百万円
大手中古車販売会社。総合店「ネクステージ」に加え、SUV専門店「SUV LAND」や中古輸入車大型専門店「UNIVERSE」などを展開。店舗数は320店舗超。計画出店継続による市場シェア獲得などを図る。 記:2024/07/05
2,556.5
11/22 15:30
+0.5(%)
時価総額 6,658,547百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める持株会社。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。海外コンビニ事業は店舗網の拡大、オリジナル商品の強化等に注力。 記:2024/10/24
998.7
11/22 15:30
+4.7(%)
時価総額 2,367,430百万円
1881年創業の塗料世界大手。日本ペイントを中核とする持株会社。シンガポール塗料大手のウットラムグループ傘下。ブランド力などが強み。日本では製品値上げの浸透が進む。塗料周辺事業の強化などに取り組む。 記:2024/10/24
5020 東証プライム
812.9
11/22 15:30
+25.6(%)
時価総額 2,465,405百万円
ENEOS、JX石油開発、JX金属などを傘下に収める持株会社。石油元売り国内トップ。機能材事業、電気事業、再生可能エネルギー事業等も手掛ける。機能材事業の収益改善図る。JX金属が東証に新規上場申請。 記:2024/10/14
6289 東証プライム
1,788
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 50,413百万円
油圧式杭圧入引抜機「サイレントパイラー」の製造・販売等を行う建設機械事業が主力。油圧式杭圧入引抜機は世界トップシェア。圧入工事事業も。硬質地盤対応機「サイレントパイラーF112」など一般機は販売順調。 記:2024/06/11
6981 東証プライム
2,562
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 5,099,951百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7269 東証プライム
1,638
11/22 15:30
-38(%)
時価総額 3,217,992百万円
四輪車、二輪車メーカー。1909年創業。静岡県浜松市に本社。軽自動車に強み。四輪車はインドでトップシェア。船外機なども手掛ける。日本、インド、欧州が主要事業地域。インドは四輪車の累計生産が3000万台超。 記:2024/10/10
7527 東証スタンダード
61
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 5,175百万円
不動産事業者向けSSクラウドシリーズ等のテクノロジー事業、オープンイノベーション事業が柱。APAMANの持分法適用関連会社。不動産×テクノロジーの「りーテック」を推進。SSクラウドシリーズなど堅調。 記:2024/06/17
9,067
11/22 15:30
-31(%)
時価総額 921,117百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
2,287
11/11 15:00
+2(%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07