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イオン、三菱UFJ、ルネサスなど

2019/7/8 15:45 FISCO
<8267> イオン 1881.0 -93.0大幅反落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は277億円で前年同期比30.0%減益となった。カジタク不正会計の影響が145億円程度のマイナス要因となったが、実質的にも同0.4%の増益でとどまったもよう。ヘルスケア事業やディベロッパー事業が好調も、GMSとSMが足を引っ張る形になっている。会社側の通期計画は8.4%増益であり、低調な出足と受け止める動きが先行へ。 <8923> トーセイ 1065 +44大幅続伸。先週末に発表した上半期決算が好感されている。営業利益は79.6億円で前年同期比15.6%増益、通期計画の前期比10.8%増を上回る増益率となっている。第1四半期は前年同期比28.0%の大幅減益であったため、3-5月期で収益は急回復する形になっている。不動産流動化事業において、大型収益ビルを高い利益率で販売できたことが背景。進捗率も高く業績の上振れが意識される展開に。 <3141> ウエルシアHD 4825 +285急伸。先週末に発表した第1四半期決算が好感されている。営業利益は81.4億円で前年同期比31.3%増益となり、会社計画の72億円を上回る着地に。会社側の上半期計画9.1%増に対しても高い増益率となっている。既存店販売が好調であったほか、人時コントロールが順調に進み、売上高人件費比率なども低下した。6月の既存店増収率も計画を上振れており、業績上振れへの期待感が高まる状況となっているようだ。 <8016> オンワードHD 595 -26大幅反落。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は29.4億円で前年同期比17.4%減益となった。会社側の上半期計画は同2.3%の増益であり、低調なスタートとなる形に。海外アパレル事業の赤字は縮小し、ライフスタイル事業もM&A効果などで上伸したが、国内アパレル関連事業が大幅な減益となった。収益底打ちの兆しが見いだしにくいなか、下半期以降の回復期待なども高めにくい展開へ。 <2206> グリコ 4670 -165大幅続落。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「売り」に格下げ、目標株価も5100円から4100円に引き下げている。国内重点ブランドの売上回復に尽力しているが、管理すべきブランド数の多さ、乳製品などカテゴリーの競争激化から、十分な成果が挙げられていないと指摘。当面は投資が先行することから利益成長は緩慢になるとみており、その一方でバリュエーションは割高としている。 <3457> ハウスドゥ 1537 +39大幅続伸。東海東京証券では投資判断「アウトパフォーム」、目標株価1900円で新規カバレッジを開始した。既存の建築・リフォーム業者にとって仲介機能を内製化することは競争力強化のための重要な選択肢となるが、売買仲介において豊富な実績・ノウハウをもつ同社のFCサービスは、こうしたニーズに適うものであり、今後も加盟店増加による成長が見込めると評価。業績は21年6月期以降伸びが復調と分析する。 <6070> キャリアリンク 579 +29年初来高値更新。先週末に第1四半期の決算を発表している。営業利益は1.8億円で前年同期比7.5倍と急拡大している。2日には上半期業績予想を上方修正、1.4億円の従来予想から2.4億円に引き上げ、株価は急伸しているが、第1四半期の高い進捗を確認で、さらなる上振れなども意識される状況となっているもよう。なお、通期計画は今回も据え置きとしている。 <8306> 三菱UFJ 526.7 +0.3続伸。本日はメガバンクが買い先行となっている。先週末の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に上回り、米利下げペースの加速化観測が後退する形になっている。雇用統計を受けて米10年国債利回りは2.03%にまで上昇、米長期金利との連動性が高まっている国内銀行株の買い材料となっている。米国市場でも、全体株安の中で金融関連株は上昇している。 <6723> ルネサス  606 +27大幅続伸。先週末に東証が浮動株比率の定期見直しを発表している。買いインパクトの大きい銘柄として同社への関心も高まっているもよう。同社の浮動株比率は現在の10%から45%に変更、SMBC日興証券では、435億円の資金流入で8.8日分の買いインパクトと試算している。今回の変更は7月末に反映される見込みであり、今後の需給改善などが思惑視される状況でもあるもよう。 <4506> 大日住薬 1994 -109大幅反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「ニュートラル」継続で、目標株価を2800円から1600円に引き下げている。短期で開発品のカタリストが乏しいなか、ナパブカシンの膵がんの開発中止によって、ラツーダ特許切れ以降の見通し懸念が強まる状況は続くとみている。現在の複数の開発品の業績貢献は特許切れ直後よりも先になるとみているもよう。複数の米国市場向け開発品が計画通りに進展していないことは課題ともみているようだ。 《US》
関連銘柄 10件
2206 東証プライム
4,263
11/22 15:30
-19(%)
時価総額 291,883百万円
1922年創業の総合食品メーカー。健康・食品事業、乳業事業、栄養菓子事業などを展開。ロングセラー商品にポッキー、プリッツなど。アジア中心に海外でも事業展開。中国、東南アジアなどでの事業成長加速に注力。 記:2024/10/13
1,877.5
11/22 15:30
+17(%)
時価総額 393,738百万円
ドラッグストアチェーン最大手。調剤薬局併設、24時間営業のウエルシア薬局を全国展開。イオン傘下。グループ店舗数は2800店舗超。からだ・くらしWelciaは売上増加傾向。PB物販売上構成比の引き上げ図る。 記:2024/10/20
3457 東証プライム
1,000
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 19,907百万円
不動産売買仲介「ハウスドゥ」をFC中心に展開。ハウス・リースバック事業、不動産売買事業が柱。リフォーム事業、リバースモーゲージ保証事業等も。リバースモーゲージ保証は保証件数が1600件超と拡大傾向。 記:2024/08/30
4506 東証プライム
609
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 242,321百万円
住友化学傘下の製薬会社。2005年に大日本製薬と住友製薬が合併して誕生。精神神経領域、がん領域が研究重点領域。非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が主力製品。2型糖尿病治療剤「エクア」などの販売拡大図る。 記:2024/06/11
6070 東証プライム
2,542
11/22 15:30
+9(%)
時価総額 32,032百万円
BPO関連事業、CRM関連事業などの事務系人材サービスが主力。製造系人材サービス事業、自動車管理事業も手掛ける。25.3期は事務系人材サービス事業の増収などを見込む。BPOは業務領域の拡大、新規開拓図る。 記:2024/06/28
2,012
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 3,763,677百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
523
11/22 15:30
+9(%)
時価総額 82,593百万円
オンワード樫山を中核とする持株会社。1927年創業。23区、ICB、自由区などが基幹ブランド。ライフスタイル関連事業も展開。配当性向40%以上目安。機能性商品は販売順調。商品在庫水準の適正化を図る。 記:2024/10/24
8267 東証プライム
3,608
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 3,145,905百万円
流通大手。総合スーパーを軸に、食品スーパーやドラッグストア、金融、不動産などを手掛ける。アセアンなどアジアでも事業展開。GMS事業では食品PB中心に低価格戦略実施。SM事業では地域オリジナル商品を拡充。 記:2024/10/24
1,825
11/22 15:30
+19(%)
時価総額 24,239,641百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
8923 東証プライム
2,353
11/22 15:30
-19(%)
時価総額 114,553百万円
中古不動産の改修・販売等を行う不動産再生事業が柱。不動産開発事業、不動産賃貸事業、不動産ファンド・コンサルティング事業等も展開。名古屋鉄道と資本業務提携。中計では26.11期売上高1232億円目標。 記:2024/10/25