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任天堂、ヤマトHD、LIXIL Gなど

2019/4/19 15:41 FISCO
<7974> 任天堂 39200 +4850急騰。中国広東省が、同社のゲーム機「ニンテンドースイッチ」と同機用のゲームソフト「NewスーパーマリオブラザーズUデラックス」の販売を、中国ネットサービス大手のテンセントに認めたと報道された。中国では海外メーカーのみならず国内メーカーに対してもゲーム販売を厳しく制限していた、同社のゲーム機販売が許可されるのは異例と受け止められている。中国展開による業績への大きな寄与が期待される形に。 <9064> ヤマトHD 2418.5 -283.5急落。前日に業績予想の下方修正を発表している。通期営業利益は従来予想の670億円から580億円に引き下げた。市場コンセンサスは会社計画をやや上回る水準であったこと、先に会社計画並みとの観測報道が伝わっていたことなどから、大幅下方修正にはネガティブなサプライズが強まる。宅急便数量の下振れ、人件費や外注費などのコスト負担増が響く。野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ。 <5938> LIXIL G 1513 -127急落。前日に業績予想の下方修正、並びに、CEOおよびCOOの辞任を発表。通期事業利益は450億円から130億円に、最終損益は15億円の黒字から530億円の赤字に修正。イタリアのペルマ社の損失計上が主因に。減損損失計上などによる膿だしをポジティブ視する声もある一方、損失額は想定以上との見方にも。また、経営混乱の中で、新役員人事や今後の経営方針にも不透明感は強いといった見方になっている。 <2651> ローソン 5160 -120続落。ジェフリーズ証券では投資判断を「バイ」から「アンダーパフォーム」に2段階格下げ、目標株価も7900円から4100円に引き下げている。戦略の見直しを期待していた中、今回発表された業績ガイダンスはその期待を裏切るものであったと評価。現預金が積みあがる中での減配、コスト削減についての上乗せがないことなどをマイナス視している。従業員不足によるフランチャイジーの利益率悪化などもリスク要因と指摘。 <9201> JAL 3746 -53続落。SMBC日興証券では投資判断を「1」から「2」に格下げ、目標株価も4400円から4000円に引き下げている。21年3月期における需給悪化リスクの局面に近づきつつあることを格下げの背景としている。2020年の羽田空港国際線発着枠増加により、国際線需給は緩和するリスクがあると考えているもよう。国内外の競合も供給を増加させるため、局所的に搭乗率や純単価などが下落するリスクを指摘している。 <6624> 田淵電機 122 +9出来高伴い大幅高。任天堂<7974>が中国のゲーム機販売認可報道を受けて急伸し、関連銘柄の一角として、短期筋の物色の矛先が向かう格好になった。同社は「ニンテンドースイッチ」向けにスイッチング電源を供給しているとされており、業績寄与への期待が先行へ。なお、同社のほか、メガチップス<6875>、ミネベアミツミ<6479>、ホシデン<6804>など、任天堂関連とされる銘柄が軒並み急騰している。 <9267> GenkyDrugS 2772 +226急反発。前日に決算発表を行っているが、同時に発表している自社株買いの実施が評価材料視されているもよう。発行済み株式数の1.9%に当たる30万株を上限に、4月22日から6月20日までを取得期限としている。目先の需給面での下支えとして期待へ。一方、決算では、第3四半期累計営業利益は28.9億円で前年同期比1.9%増益となった。インパクトは乏しいながら堅調な推移が続く形となっている。 <6101> ツガミ 1115 +97後場急伸で連日の高値更新。前引け後に、業績予想の上方修正を発表している。売上高の順調推移を背景に、営業利益は従来予想の89億円から100.5億円に増額、業績上振れに伴って、期末配当金も9円から12円に引き上げ、年間配当金は21円としている。5G関連分野の売上増期待や中国の景気減速懸念の後退などで、新年度の業績期待も高い状況にあり、ストレートの業績上振れを評価する流れに。 <3912> モバファク 1569 +212後場急反騰。前引け後に、第1四半期の決算を発表している。営業利益は2.4億円で前年同期比75.4%の大幅増益、通期予想の4億円、前期比8.9%増に対する進捗率は6割近くに達しており、大幅な上振れ期待などが先行する形のようだ。主力の位置ゲームなどソーシャルアプリサービスの売上高が前年同期比で大幅に拡大する形になっている。 <7832> バンナムHD 5060 +155大幅反発。大和証券では投資判断「1」を継続で、目標株価を4040円から5750円に引き上げた。セクター内で相対的にアウトパフォームする状況は当面継続すると判断。E3期間中におけるパッケージゲームソフトウェアのタイトル公表、40周年を迎えたガンダム関連のイベントなどが注目されるという。なお、19年3月期営業利益は、会社計画750億円に対して810.3億円を予想しているようだ。 《US》
関連銘柄 13件
2651 東証プライム
10,330
7/23 15:00
±0(%)
時価総額 1,036,099百万円
コンビニ大手。ローソン、ローソンストア100などの運営を行う。成城石井、ローソン・ユナイテッドシネマ等を傘下に収める。国内総店舗数は1万4600店舗超。KDDIによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/05/06
3912 東証スタンダード
954
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 8,514百万円
位置情報連動型ゲーム「駅メモ!」を主力サービスとするモバイルゲーム事業を展開。着信メロディサービスのコンテンツ事業も手掛ける。総還元性向60%目標。駅メモ!ではユーザーエンゲージメントの向上などに注力。 記:2024/08/29
5938 東証プライム
1,769.5
11/22 15:30
+11.5(%)
時価総額 508,448百万円
住宅設備機器メーカー大手。トステム、INAX、新日軽等が統合して誕生。水廻り設備や金属製建材に強み。住宅窓サッシで国内トップシェア。リフォーム関連製品は売上順調。循環型素材「レビア」の拡販等に取り組む。 記:2024/06/11
6101 東証プライム
1,427
11/22 15:30
+30(%)
時価総額 71,350百万円
工作機械メーカー。自動旋盤や研削盤、マシニングセンタ、転造盤等の製造、販売を行う。自動旋盤は中国でトップシェア。生産システムのトータル提案に強み。アジア市場への生産、販売、アフターサービス体制を強化。 記:2024/10/28
6479 東証プライム
2,435.5
11/22 15:30
-44.5(%)
時価総額 1,040,156百万円
ミネベア、ミツミ電機の経営統合で誕生した総合精密部品メーカー。ミニチュアボールベアリングなどで世界トップシェア。超精密機械加工技術が強み。配当性向は20%程度目処。高付加価値製品の拡販などに注力。 記:2024/08/06
6624 東証1部
109
9/26 15:00
+1(%)
時価総額 11,372百万円
産業用・民生用の電源機器、トランスが主力。インバータエアコン用変成器は国内シェアトップ。トランス高度設計技術等が強み。エアコン向けリアクタの拡販等を図る。20.3期は営業黒字転換計画。1ドル105円想定。 記:2019/07/26
6804 東証プライム
2,219
11/22 15:30
-19(%)
時価総額 136,269百万円
総合電子部品メーカー。コネクタやスイッチ、ジャックなどの機構部品が主力。音響部品や表示部品等も。大阪府八尾市に本社。任天堂等が主要取引先。新工場建設でアミューズメント向け製品等の生産能力増強を図る。 記:2024/08/10
6875 東証プライム
5,630
11/22 15:30
+110(%)
時価総額 116,271百万円
ファブレスLSIメーカー。アミューズメント事業が主力。ASIC事業、通信事業も展開。任天堂などが主要取引先。新規の通信事業に経営資源投下。ASIC事業では画像処理・FA機器向けなどで製品開発進める。 記:2024/06/29
3,142
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 2,073,720百万円
バンダイ、ナムコの経営統合で2005年に誕生した持株会社。トイホビー事業、デジタル事業が主力。IP活用に強み。アミューズメント施設の運営等も。総還元性向は50%以上目標。トイホビー事業は堅調続く見通し。 記:2024/06/25
7974 東証プライム
8,166
11/22 15:30
-37(%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9064 東証プライム
1,726
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 622,216百万円
宅配便国内最大手。クロネコヤマトの宅急便のヤマト運輸を中核とする持株会社。クロネコメンバーズの登録者数は5000万人超。宅急便ネットワークの強靭化図る。27.3期営業利益1200〜1600億円目標。 記:2024/06/07
9201 東証プライム
2,413
11/22 15:30
+23(%)
時価総額 1,054,828百万円
大手航空会社。航空旅客事業や貨物郵便事業、マイル/金融・コマース事業などを展開。LCCのZIPAIR Tokyo、スプリング・ジャパンなどを傘下に持つ。スマホ決済「JAL Pay」のサービス拡充図る。 記:2024/08/30
3,140
11/22 15:30
+30(%)
時価総額 97,324百万円
北陸地盤のドラッグストアチェーン「ゲンキー」を中核とする持株会社。福井県坂井市に本社。店舗数は430店舗超。食品の売上比率が高い。25.6期は49店舗の新規出店を計画。既存店はスクラップ&ビルドを推進。 記:2024/08/05