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オムロン、日立化成、日立など

2019/3/11 16:01 FISCO
<6645> オムロン 5460 +705ストップ高。先週末にパイオニア<6773>の代替として日経平均への新規採用が決まった。3月15日の引け値で指数連動ファンドの買い需要が発生する。大和証券の試算では、買い入れ株数は約2750万株で、約25日分の買い需要になるもようで、ストレートに需給期待が先行する展開に。他の候補銘柄であった村田製<6981>、ルネサス<6723>、シャープ<6753>などは売られる展開。 <4217> 日立化成 2386 +400ストップ高。日立製作所<6501>が保有する同社株を売却する方向で検討に入ったと一部で報じられている。約51%の保有株全てを売却し、売却額は3000億円を超える可能性があるとされる。ITやエネルギー、社会インフラに経営資源を集中しているなかで、同社とのシナジーは小さいと判断したもよう。株式取得企業は不明だが、業界再編に伴う買収プレミアムへの期待感が先行する形に。 <6465> ホシザキ 6860 -720急落。先週末に、米国の製造販売子会社で取引などを巡る問題が生じたことを明らかにしている。現地の監査法人に対し、監査に影響を及ぼしかねない通報があったもようで、現在は実態を調査しているようだ。国内販売子会社の不適切取引で前12月期通期の決算開示が遅れているなか、一段の開示遅延につながるとの警戒感、さらには信頼感の低下が懸念される形となっているもよう。 <2353> 日駐 163 +17大幅高。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は21.1億円で前年同期比14.0%増益となった。第1四半期と比べてやや増益率は鈍化したものの、ほぼ従来予想線上での着地となっている。また、発行済み株式数の0.84%に当たる280万株、5億円を上限とする自社株買いの実施を発表、取得期間は3月11日から29日までと短期間での取得を計画。堅調な業績推移や需給改善への期待が優勢の展開に。 <3193> 鳥貴族 1562 -76大幅続落で連日で昨年来安値を更新。先週末に上半期決算を発表。営業益は3.6億円で前年同期比59.7%の大幅減に。従来予想の7.9億円を大幅に下回る。また、通期予想は17.4億円から6.8億円に下方修正。価格改定以降の客数減少で収益力の低下が続いている。不採算店の退店に伴う減損損失計上などで、通期最終損益は14年の上場以来初めての赤字に減額修正へ。来7月期を最終年度とする中計の取り下げも発表。 <4996> クミアイ化 790 +92一時ストップ高。先週末に発表した第1四半期決算が好感されている。営業利益は21.3億円で前年同期比2.4倍、上半期計画は同4.3%増益の見通しであり、想定以上の好スタートと捉えられており、業績大幅上振れ期待などが先行する形にも。主力の畑作用除草剤「アクシーブ剤」の出荷が北米向けに大幅に伸長したほか、豪州向けも好調に推移など、海外向け売上増がけん引役となったようだ。 <3903> gumi 653 +100ストップ高。先週末に第3四半期決算を発表。累計営業損益は5.5億円の赤字となったが、従来予想の8.6億円の赤字から赤字幅は縮小、11-1月期の営業損益は黒字転換する形に。主力タイトルの販売が想定以上に堅調であったほか、外注費や広告宣伝費などが抑制できたもよう。通期では14.5億円の営業赤字を見込む。また、スマホゲーム『乙女神楽~ザンビへの鎮魂歌~』の事前登録の開始を発表、期待先行の動きに。 <3662> エイチーム 1736 -134急落。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は11.8億円で前年同期比42.8%減益となった。エンターテインメント事業における既存タイトルの利益寄与の減少、ライフスタイルサポート事業における新規事業への先行投資による費用増などが響いたもよう。11-1月期も第1四半期に続く大幅減益の形になっており、通期予想の40億円、前期比14.9%減益には未達懸念も強まる状況となっている。 <9678> カナモト 2541 -163急落で昨年来安値を更新。先週末に発表した第1四半期決算が嫌気されている。営業利益は39.1億円で前年同期比27.1%の大幅減益、上半期は増益予想であったため、想定以上の低調スタートとなっている。レンタル単価が全国的に低い水準で推移しているほか、設備投資増強に伴う減価償却費負担の増加が響いたようだ。株価の安値更新によって見切り売り圧力も強まる展開に。 <6501> 日立 3331.0 +177.0急反発。日立化成<4217>を売却する方向で検討に入ったとの報道を受けて、事業再編の加速化を評価する動きに。日立化成の保有株すべてを売却し、売却額は3000億円を超える見通し。連結業績の悪化要因にはなるが、みずほ証券では、選択と集中の再加速により、競合他社比で低位にとどまる株価バリュエーションの切り上がりに向かいやすくなると考えている。なお、再編期待から本日は日立金属<5486>も買い優勢。 《US》
関連銘柄 15件
2353 東証プライム
226
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 78,738百万円
駐車場の管理・運営等を行う駐車場事業が主力。スキー場や那須ハイランドパークの運営等も手掛ける。国内駐車場の運営物件数は1300物件超。駐車場事業ではバレーサービスなど高付加価値サービスの提供図る。 記:2024/10/22
3,300
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 38,353百万円
全品均一価格の焼鳥屋(居酒屋)チェーン「鳥貴族」を展開。チキンバーガー専門店「TORIKI BURGER」等も。グループ店舗数は1100店舗超。配当性向20%以上目安。トリキアプリのDL数は86万DL超。 記:2024/10/08
3662 東証プライム
648
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 12,823百万円
引越し比較・予約サイト「引越し侍」、車査定・車買取サイト「ナビクル」等の運営を行うライフスタイルサポート事業が主力。ゲームアプリの運営、EC事業等も。M&Aでデジタルマーケティング領域を強化図る。 記:2024/08/23
3903 東証プライム
382
11/22 15:30
+20(%)
時価総額 18,897百万円
モバイルオンラインゲーム制作会社。自社オリジナルや他社IPを活用したゲームの開発・運用で成長。OSHIトークン等のブロックチェーン等事業も。アスタータタリクスは24年9月末で運用終了。コスト最適化図る。 記:2024/10/25
4217 東証1部
4,625
6/18 15:00
+5(%)
時価総額 963,688百万円
リチウム電池向け負極材で世界首位。電子材料など機能材料事業や先端部品・システム事業が主力。昭和電工がTOBで完全子会社へ。3Q累計では足踏みも、ダイボンディング材や封止材などの電子材料で巻き返しを展望。 記:2020/03/20
4996 東証プライム
814
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 108,413百万円
全農系農薬メーカー。除草剤や殺菌剤、殺虫剤、植物成長調整剤等を手掛ける。水稲一発処理除草剤で国内トップシェア。化成品事業、印刷事業等も展開。配当性向30%以上目標。エフィーダ、ディザルタの拡販図る。 記:2024/09/02
5486 東証プライム
2,177
12/28 15:00
-3(%)
時価総額 933,724百万円
高機能材料メーカー。高級特殊鋼、希土類磁石、素形材製品が柱。23.3期1Qは需要回復。通期でも収益好転を見込む。米国ファンドが遅延していたTOBを開始。TOB価格は2181円。TOB成立ならば上場廃止に。 記:2022/10/15
6465 東証プライム
6,022
11/22 15:30
+56(%)
時価総額 872,528百万円
業務用厨房機器メーカー。1947年創業。愛知県豊明市に本社。冷蔵庫や製氷機、ディスペンサ、食器洗浄機等を手掛ける。製氷機で国内トップシェア。米国など海外でも事業展開。国内は飲食外市場の積極的な開拓進める。 記:2024/09/03
6501 東証プライム
3,821
11/22 15:30
+71(%)
時価総額 17,716,330百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6645 東証プライム
5,011
11/22 15:30
-98(%)
時価総額 1,033,494百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
2,012
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 3,763,677百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6753 東証プライム
1,003
11/22 15:30
+5.8(%)
時価総額 652,358百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
6773 東証1部
65
3/26 15:00
±0(%)
時価総額 125,017百万円
カーナビ等カーエレクトロニクス事業が主力。家電AV機器事業から撤退。車載関連ビジネスの成長等に注力。地図事業を強化。香港投資ファンドの完全子会社化により、同社株は上場廃止予定。19.3期2Qは業績苦戦。 記:2019/01/21
6981 東証プライム
2,562
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 5,099,951百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
9678 東証プライム
2,778
11/22 15:30
+12(%)
時価総額 107,625百万円
建設機械レンタル大手。北海道札幌市に本社。地盤改良など土木向けに強み。鉄鋼関連事業、情報関連事業等も手掛ける。レンタルアイテム数は約62万点。レンタル単価の適正化、資産稼働率の向上などに取り組む。 記:2024/10/24