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任天堂、日カーボン、太陽誘電など

2019/2/12 15:36 FISCO
<6976> 太陽誘電 2380 +400ストップ高。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業益は117.9億円で前年同期比68.8%増、上半期に続き6割の営業増益を達成。村田製作所<6981>の決算を受けて上振れ期待もあったが、市場予想は40億円近く上回る着地に。値上げ効果が前倒しで顕化していることが上振れの要因。順調な決算に加えて、期末配当金の引き上げ、30億円を上限とする自社株買い発表なども好感する動きが優勢に。 <6723> ルネサス 715 +100ストップ高。先週末に前12月期決算を発表、10-12月期営業益は101億円で前年同期比53.7%減、第3四半期に続く大幅減となったが、会社予想の25億円は大幅に超過した。今12月期は、Non-GAAPベースでの第1四半期営業益は65.7-69.3億円と予想、前四半期212億円からは大幅減予想も、中国需要低迷の影響は織り込み済み、在庫調整進展などによる第2四半期以降の回復期待を先取り。 <1808> 長谷工 1359 +187急騰。先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は710億円で前年同期比7.5%増益、不動産売却の増加を背景に、通期予想は965億円から1015億円、前期比0.7%増に上方修正している。また、10-12月期受注高は前年同期比72%の大幅増となった。順調な決算を受けて、年間配当金を50円から80円に引き上げ、大幅な増配にインパクトも強まる展開となっているようだ。 <3660> アイスタイル 630 -150ストップ安。先週末に発表した決算がネガティブサプライズにつながっている。上半期営業利益は2.4億円で前年同期比80.0%の大幅減益、10-12月期は営業赤字となっている。通期予想は従来の18億円から、2.5-6.0億円のレンジにまで下方修正している。イベントプロモーション予算の増加、新サービスの受注進捗の遅れに加えて、中国における「電子商取引法」施行の影響などが下方修正の要因に。 <5302> 日カーボン 4710 +700ストップ高。先週末に発表の決算が好感される。前12月期営業益は164億円で前期比6.4倍、従来予想の130億円を上回る着地に。電極の価格是正効果、ファインカーボン部門の販売好調などが業績拡大の主因に。今期も197億円で同20.1%増と大幅増益を予想しており、過度なガイダンス懸念も後退へ。また、配当金も前期は50円から100円の大幅増配となったが、今期は200円への引き上げ方針としている。 <5020> JXTG 530.0 -27.5大幅続落。先週末に発表の決算が引き続き悪材料。10-12月期営業益は181億円で前年同期比91.6%の大幅減、通期予想は6800億円から5000億円に下方修正した。在庫影響を除いた実質ベースでは5900億円から5000億円への下方修正。先に観測報道が伝わっており、大きなサプライズはないものの、同報道を受けて自社株買い取得への期待も高まっていたため、想定線の株主還元策発表による出尽くし感も。 <7744> ノーリツ鋼機 2140 +325急騰。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は41.8億円で前年同期比0.7%の減益となったが、10-12月期は21.4億円で同4.3%の増益に転じている。通期計画に対する進捗率も77.4%となり、計画達成の確度が高まったとの見方になっている。医療情報に関する事業及び歯科材料・医療材料に関する事業が順調に成長したことなど、ヘルスケアセグメントがけん引役になっている。 <8111> ゴルドウイン 12710 +2100急騰。先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は116億円で前年同期比78.4%の大幅増益となった。つれて、通期予想は従来の91億円から112億円、前期比57.7%増に上方修正している。アウトドア関連ブランドの販売が想定以上に好調のもよう。また、期末配当金を引き上げ、年間配当金は106円の計画から170円にまで大幅増配としている。 <7974> 任天堂 29235 -45もみ合い。全体株高の中で上値の重い動きが目立っている。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価を47000円から26400円に引き下げていることが弱材料となっている。ハードのモメンタム低下によるスイッチ収益の減額、携帯型ゲーム収益の減額などから業績予想を下方修正している。 <6268> ナブテスコ 3015 +321急騰。先週末に前12月期の決算を発表。営業利益は219億円で前年同期比25.7%減益となったが、会社計画200億円は上回る。精密減速機の売上回復などによって、10-12月期は同2ケタ増益に転じている。今12月期見通しも300億円で前期比37.1%増益の見通し。下期からの回復を見込む形で、市場コンセンサスを10億円程度上回る水準となっている。想定以上の底堅い業績推移を好感する流れになっている。 《US》
関連銘柄 11件
1808 東証プライム
1,942
11/22 15:30
+52(%)
時価総額 584,142百万円
分譲マンションが主力の総合建設会社。マンション建設で国内トップ。収益不動産の開発・運営、分譲マンション管理、リフォーム、在宅介護サービス等も。総還元性向40%程度目安。建設事業の領域拡大などに注力。 記:2024/08/26
3660 東証プライム
433
11/22 15:30
-18(%)
時価総額 35,274百万円
コスメ・美容の総合サイト「@cosme」を運営。化粧品ECサイト「@cosme SHOPPING」、化粧品専門店「@cosme STORE」の運営等も。会員数は増加傾向。リテール事業は国内出店の加速図る。 記:2024/08/23
5020 東証プライム
812.9
11/22 15:30
+25.6(%)
時価総額 2,465,405百万円
ENEOS、JX石油開発、JX金属などを傘下に収める持株会社。石油元売り国内トップ。機能材事業、電気事業、再生可能エネルギー事業等も手掛ける。機能材事業の収益改善図る。JX金属が東証に新規上場申請。 記:2024/10/14
5302 東証プライム
4,435
11/22 15:30
+40(%)
時価総額 52,479百万円
1915年創業の炭素製品メーカー。1927年に日本で初めて人造黒鉛電極を製造。炭素繊維製品や特殊炭素製品、リチウムイオン電池用負極材等を手掛ける。電極材関連製品は製造コスト削減、適正売価による販売に注力。 記:2024/08/06
6268 東証プライム
2,348
11/22 15:30
-10.5(%)
時価総額 284,258百万円
制御装置大手。精密減速機、鉄道車両用機器、航空機器、自動ドア、商用車用機器、油圧機器、舶用機器、包装機などを展開。太陽追尾駆動装置向けにも注力。中国の景気低迷響き、設備投資需要等弱含み。原価低減を図る。 記:2024/06/14
2,012
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 3,763,677百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6976 東証プライム
2,149
11/22 15:30
-60.5(%)
時価総額 279,838百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
6981 東証プライム
2,562
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 5,099,951百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7744 東証プライム
4,345
11/22 15:30
+50(%)
時価総額 157,250百万円
マーキングペン先及びコスメ用ペン先の製造・販売等を行うテイボー、DJ機器や音響機器等を手掛けるAlphaThetaなどを傘下に収める持株会社。配当性向40%以上目標。筆記事業では新興国等の販路拡大図る。 記:2024/10/08
7974 東証プライム
8,166
11/22 15:30
-37(%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8111 東証プライム
8,546
11/22 15:30
+41(%)
時価総額 405,491百万円
アウトドア、アスレチックス関連商品などの製造・販売を行う。「ザ・ノース・フェイス」や「ヘリーハンセン」などのブランドを展開。ダウンジャケットなどが主力アイテム。海外でのブランドプレゼンスの強化図る。 記:2024/06/29