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スギHD、東レ、アダストリアなど

2018/10/1 16:47 FISCO
<2468> フュトレック 672 +100ストップ高。先週末にグローリー<6457>がTOBを実施すると発表し、TOB価格770円にサヤ寄せする動きに。TOBは2段階に分けて行われ、第1回目は筆頭株主である藤木氏の所有株式取得を目的。この際のTOB価格は569円で先週末終値をやや下回る水準に設定されている。このTOBが成立した場合、第2回目を買付価格770円で一般投資家向けに実施する。なお、買い付け株数の上限は設定されている。 <6972> エルナー 733 -150ストップ安。親会社の太陽誘電<6976>が来年1月1日付で、株式交換により完全子会社化すると発表。前期に続いて今12月期も債務超過で上場廃止となることが現実的に想定されることから、同社の企業価値回復に取り組むようだ。株式交換比率は同社株1株に対して太陽誘電株式0.25株を割り当てる。太陽誘電の先週末終値を基準とすると、理論価格は638円となり、同水準にサヤ寄せの動きとなっている。 <7735> スクリーンHD 6940 +300大幅反発。本日は同社のほか、東エレク<8035>やSUMCO<3436>など半導体関連株の強い動きが目立っている。先週末の米国で半導体関連株が買われた流れが東京市場にも波及する形になっている。米国市場では、設備投資額の拡大を発表したインテルが買われたほか、半導体製造装置大手のアプライドマテリアルズも上昇、アナリストの目標株価引き上げでエヌビディアも急伸している。 <5288> アジアパイル 747 -103大幅反落。先週末に公募増資の実施などを発表、株式価値の希薄化が懸念される状況になっている。公募増資347.9万株、オーバーアロットメントによる売出52.1万株を実施する。発行済み株式数は最大で11.6%増加する。調達資金の使途はベトナム社への投融資資金、設備投資資金などのもよう。なお、発行価格の決定期間は10月9日から12日までとしている。 <6473> ジェイテクト 1737 +74大幅続伸。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も1600円から2000円に引き上げている。機械セクター全体の景況感が悪化しているなか、自動車部品企業としての立ち位置が強みになると評価のもよう。来期にかけては、自社のシェア増に加えて、主要顧客トヨタ<7203>のシェア増も追い風になると考え、来期以降の営業利益予想を上方修正している。 <2685> アダストリア 1531 +13急落後、プラス転換。先週末に第2四半期決算を発表、累計営業利益は5.3億円で前年同期比86.0%の大幅減益となった。第1四半期の同66.6%減からさらに減益率が拡大している。主力ブランドの販売苦戦で収益力が低下する状況となっている。足元の月次動向などから業績停滞は想定されていたが、想定以上の減益幅と捉えられている。通期予想は据え置いているが、下振れは避けられないとの見方も一段と強まる。 <7259> アイシン精機 5280 -250大幅反落。みずほ証券では投資判断を「買い」から「中立」に、目標株価を7200円から6000円に、ゴールドマン・サックス証券でも「買い」から「中立」に格下げで、目標株価を7200円から6500円としている。ともに中国新車市場の減速などをネガティブ視しているもよう。みずほ証券では、中国現地メーカーや欧州メーカー向けの見通し引き下げでAT販売台数予測を下方修正、来年度以降の業績予想も減額している。 <7649> スギHD 5740 +160大幅反発。先週末に第2四半期決算を発表、累計営業利益は129億円で前年同期比2.4%増、6-8月期は66億円で同9.6%増となり、62億円程度だった市場コンセンサスを上回っている。販売管理費のコントロールが効いたこと、猛暑によって季節性商品の販売が好調だったことが、想定比上振れの背景に。第1四半期は減益決算であったため、今回の決算を受けて見直しの動きが強まっているもよう。 <3769> GMOPG 7610 +570大幅反発。消費税率10%への引き上げにあわせて、政府では、中小小売店での商品購入時にクレジットカードなどキャッシュレス決済を使った消費者に対し、購入額の2%分をポイントで還元することを検討などと報じられている。キャッシュレス決済の導入拡大につながるとして、同社などの関連銘柄には期待感が先行する形に。また、三井住友FG<8316>による三井住友カード株取得なども思惑材料になっているようだ。 <3402> 東レ 878.3 +24.8大幅反発。上期営業益は前年同期比微減の770億円前後になり、同1%増の790億円だった従来予想からは一転して減益となるとの観測が報じられた。上期の減益は6年ぶりのもよう。原材料価格の上昇や炭素繊維加工会社の買収に伴う費用も利益の押し下げ要因。ただ、第1四半期は2ケタ減と低調スタートであったこと、先週末は格下げの動きなどで大きく値下がりしていたことから、短期的なあく抜け感につながったようだ。 《HT》
関連銘柄 16件
2468 東証スタンダード
196
9/26 15:00
+11(%)
時価総額 1,863百万円
2024年10月1日を効力発生日として、エーアイを吸収合併存続会社、同社を吸収合併消滅会社として吸収合併。 これにより2024年9月27日をもって同社は上場廃止。 記:2024/09/29
2685 東証プライム
3,700
11/26 15:30
+70(%)
時価総額 180,560百万円
グローバルワーク、ニコアンド、ローリーズファーム等を展開するカジュアルファッション専門店チェーン。店舗数は国内外で1490店舗超。自社ECの会員数は1750万人。26.2期売上高3100億円目指す。 記:2024/06/04
3402 東証プライム
962.2
11/26 15:30
+19(%)
時価総額 1,569,811百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
3436 東証プライム
1,232.5
11/26 15:30
-69(%)
時価総額 431,591百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
7,844
11/26 15:30
-19(%)
時価総額 600,521百万円
決済代行サービス、金融機関や事業者向けBaaS支援等の決済代行事業が柱。早期入金サービス等の金融関連事業等も。GMOグループ。24年10月にアメリカン・エキスプレスと請求書カード払いサービスを開始。 記:2024/10/24
802
11/26 15:30
+11(%)
時価総額 30,548百万円
建設基礎の製造・施工で国内首位のジャパンパイルが中核の持株会社。設計から建設まで一貫請負体制。海外は現法を通じてベトナムを開拓。パイルの需要減退もTSMC案件寄与。ベトナムも冴えず。施工効率は改善。 記:2024/07/22
6457 東証プライム
2,618
11/26 15:30
+6(%)
時価総額 154,300百万円
通貨処理機メーカー。1918年創業。兵庫県姫路市に本社。オープン出納システム、つり銭機でトップシェア。電子決済・ASPサービス等も。DOE3%以上目安。25.3期は金融市場、リテール市場で増収増益見込む。 記:2024/06/29
6473 東証プライム
1,078
11/26 15:30
-4(%)
時価総額 370,062百万円
トヨタグループのベアリング大手。産機・軸受事業が柱。自動車部品や工作機械、FAシステム等も。パワーステアリング、円筒研削盤で世界トップシェア。工作機械・システム事業では円筒研削盤のラインアップ拡充図る。 記:2024/07/02
6972 東証2部
394
12/25 15:00
-28(%)
時価総額 5,681百万円
アルミニウム電解コンデンサ、レーザービルドアップ配線板を手掛ける。太陽光発電事業等も展開。18.12期3Qはコンデンサ事業が売上増。車載向け順調。太陽誘電が完全子会社化。18年12月26日付けで上場廃止。 記:2019/01/21
6976 東証プライム
2,149
11/26 15:30
-60(%)
時価総額 279,838百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
7203 東証プライム
2,667.5
11/26 15:30
-27(%)
時価総額 42,133,128百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7259 東証プライム
1,629
11/26 15:30
-19.5(%)
時価総額 1,317,900百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。駆動ユニット、電動ウォーターポンプ、パワースライドドアで世界シェアトップクラス。トヨタ以外ではステランティス社などが得意先。政策保有株式のゼロ化、グローバル在庫の圧縮図る。 記:2024/09/02
7649 東証プライム
2,522
11/26 15:30
+2(%)
時価総額 479,162百万円
ドラックストア大手の「スギ薬局」を中核とする持株会社。東海エリアが地盤。核店舗を中心としたドミナント出店が特徴。店舗数は1700店舗超。インバウンド追い風。調剤併設で伸長。27.2期売上高1兆円目標。 記:2024/10/22
8,892
11/26 15:30
-260(%)
時価総額 903,338百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
8035 東証プライム
22,650
11/26 15:30
-485(%)
時価総額 10,682,487百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
3,599
11/26 15:30
-109(%)
時価総額 14,124,391百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22