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レーザーテックの決算反応に注目、ハイテク株の修正リバウンドに波及する可能性も

2022/8/8 8:29 FISCO
*08:29JST レーザーテックの決算反応に注目、ハイテク株の修正リバウンドに波及する可能性も  8日の日本株市場は、やや売り先行で始まるものの、底堅さは意識されそうだ。5日の米国市場ではNYダウが76ドル高だった一方で、ナスダックは下落。7月の雇用統計の強い結果を受けて連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げ観測が再燃し、長期金利の上昇が警戒され売り先行で始まった。同時に景気後退懸念も緩和したため、徐々に買い戻しが強まり、ダウは上昇に転じたほか、ナスダックも下落幅を縮めた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円安の28135円。円相場は1ドル135円20銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売りが先行することになろう。ナスダックの反落によりハイテク株には利食いの動きも意識されそうだ。ただし、日経平均は先週末の強い動きによって上値を抑えられていた28000円を突破し、6月9日の高値28389.75円が射程に入ってきたことから、いったんは利食いも想定されやすいところである。一方で、7月半ば以降の27500円~28000円のもち合いレンジを上放れてきたことから6月の急落局面でポジションを解消したファンドによる買い戻しの動きが意識されやすいだろう。  そのため押し目待ち狙いの買い意欲は強いと考えられ、28000円辺りでの底堅さが見られる局面においては、買い方も下値を切り上げてくる動きが期待される。また、本日は東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>の決算が予定されている。指数インパクトの大きい値がさ株の決算を控えて積極的にはポジションを傾けづらい需給状況になりそうだが、東エレクなどハイテク株は減速懸念から軒並み売られていたこともあり、決算を前に買い戻しの動きに向わせる可能性もある。  また、先週末にはレーザーテック<6920>が決算を発表した。2022年6月期については計画を上回っての着地だったことからポジティブである。一方で、2023年6月期については2ケタ増収増益を見込んでいるものの、コンセンサスを下回っているため、市場の反応が注目される。米系証券では格上げが観測されていることもあり、アク抜けを意識させる動きに向うようだと、ハイテク株の修正リバウンドへの思惑が高まりやすいところだ。  なお、先週末の取引終了後に決算を発表ところでは、凸版印<7911>、ヤマハ発<7272>、バンナムHD<7832>、フジクラ<5803>、板硝子<5202>、ホシデン<6804>、ラウンドワン<4680>などの動向が注目される。 《AK》
関連銘柄 10件
4680 東証プライム
702
5/7 15:00
+15(%)
時価総額 201,164百万円
屋内型複合レジャー施設を全国展開。海外は米国を軸に中国開拓にも取り組む。売上は2Q、4Qに偏重する傾向。日本はカラオケ、スポッチャの売上が伸びる。米国はカラオケ中心に売上増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/11
5202 東証プライム
526
5/7 15:00
+5(%)
時価総額 47,940百万円
大手ガラスメーカー。建築用、自動車用板ガラスを展開。小型ディスプレイ用超薄板ガラス、プリンター向けレンズ、太陽光パネル用ガラス、バッテリーセパレータなど高機能ガラスに定評。業容好調で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/10
5803 東証プライム
2,939
5/7 15:00
+159.5(%)
時価総額 869,541百万円
大手電線メーカー。電力や通信、光のケーブル、光通信部品に加え、電子ワイヤやHDD部品などを手掛ける。24.3期3Qは自動車事業部門が黒字転換。北米での新車種立ち上げなどが寄与。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/04
6804 東証プライム
1,952
5/7 15:00
-13(%)
時価総額 126,314百万円
電子部品メーカー。コネクタやスイッチ等の機構部品に加え、マイクロホン等の音響部品、タッチパネル、無線機器を製造、販売する。情報通信部品に強みを持つ。今期3Q累計はアミューズメント向けが足踏みとなった。 記:2024/03/10
6920 東証プライム
42,390
5/7 15:00
+1,720(%)
時価総額 3,996,784百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
7272 東証プライム
1,429
5/7 15:00
+2(%)
時価総額 1,501,382百万円
輸送機器大手。二輪で世界2位、船外機やウォータービークルでは世界トップ級。産業用ロボット、ゴルフカー、発電機なども事業領域。水素エンジン搭載ゴルフカーを開発。出荷増で23.12期営業利益は過去最高益更新。 記:2024/02/23
3,006
5/7 15:00
+40(%)
時価総額 2,001,996百万円
玩具・模型やゲームが主力。アミューズメント施設運営も。IP活用に強み。24.3期3Q累計は新作オンラインゲームが低調で評価損計上。ゲーム開発の見直しに伴う処分損も響く。4Qに東映アニメ株売却特益を計上へ。 記:2024/02/15
7911 東証プライム
3,745
5/7 15:00
+62(%)
時価総額 1,309,649百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。今期3Q累計はDXや半導体関連が堅調も、海外のパッケージや建装材が足踏みとなった。 記:2024/03/11
8035 東証プライム
36,840
5/7 15:00
+1,830(%)
時価総額 17,374,960百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9984 東証プライム
8,078
5/7 15:00
+285(%)
時価総額 13,918,022百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10