マーケット
5/7 15:15
38,835.10
+599.03
38,852.27
+176.59
暗号資産
FISCO BTC Index
5/7 19:11:51
9,906,144
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

決算を手掛かりとした日替わり物色に

2021/8/5 8:24 FISCO
*08:24JST 決算を手掛かりとした日替わり物色に  5日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開が続きそうである。4日の米国市場ではNYダウが323ドル安だった。民間の雇用者数をあらわす7月ADP雇用統計が前月分や予想の半分の伸びにとどまったため労働市場の回復の遅れを警戒し売りが広がった。その後、連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長が2022年末までに利上げの準備が整うとの見解を示すと、金利の上昇を警戒しさらなる売りに押される格好に。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円安の27520円。円相場は1ドル109円40銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行の流れから始まりそうである。ただし、米国では経済指標の発表などを受けて長期金利の動向に敏感に反応する形であり、景気敏感株を中心とした利益確定の動きであろう。クラリダ副議長についてもこれまで伝えられていたタイミングであることから、相場の需給が大きく悪化した下落ではない。また、AMDが5%を超える上昇となるなど、ハイテクの一角が堅調である。  そのため、日経平均は27500円処でのこう着感の強い相場展開ながらも、ハイテク株への物色が底堅さに繋がる可能性は期待したいところ。また、商いが膨らみづらいなか、先物市場においても出来高は薄く、短期的な売買が中心となっている。現物市場でも決算発表がピークを迎えるなかで、好決算銘柄への日替わり物色が中心。薄商いのなかで一部の銘柄に資金が集中しやすい需給状況であり、好決算銘柄をピンポイントで狙う展開にも。  なお、昨日の決算ではトヨタ<7203>は材料出尽くしといったところであり、本日はホンダ<7267>に関心が向かうかが注目されそうだ。また、決算前に持ち高調整に押されていたソニーG<6758>の見直しにも期待したいところ。その他、昨夕の決算ではテルモ<4543>、戸田工<4100>、グンゼ<3002>、日光電<6849>、ダスキン<4665>、ホーブ<1382>などが注目されそうである。  一方で、決算銘柄以外では個別に材料の出ている銘柄などに限れると見られ、足元で弱い値動きが続いているマザーズの主力銘柄などへのリバウンドを想定した展開は期待しづらいところであろう。 《AK》
関連銘柄 9件
1382 東証スタンダード
2,233
5/7 15:00
+16(%)
時価総額 1,702百万円
洋菓子メーカーなどに国産イチゴを供給。夏秋期に収穫できる自社品種に強み。クリスマス需要のある2Qが商盛期。馬鈴薯の生産販売も。24.6期上期は残暑の影響で自社品種の出荷数量が足踏み。ただ販価上昇で増収に。 記:2024/02/07
3002 東証プライム
5,320
5/7 15:00
+70(%)
時価総額 97,324百万円
大手繊維メーカー。衣料品や繊維資材のアパレルに加え、プラスチックや機能資材、医療材料、不動産、スポーツクラブの運営等を行う。紳士用肌着に強みを持つ。今期3Q累計はフィルムやメディカルが足踏みとなった。 記:2024/02/10
4100 東証スタンダード
2,101
5/7 15:00
+47(%)
時価総額 12,814百万円
金属化合物素材メーカー。磁性粉末材料や顔料、環境材料の機能性顔料と、磁石材料や誘電体材料等の電子素材を提供する。二次電池正極材も手がける。今期3Q累計は機能性顔料の需要回復が遅れた。電子素材も足踏み。 記:2024/04/14
4543 東証プライム
2,666.5
5/7 15:00
+3.5(%)
時価総額 3,974,944百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
4665 東証プライム
3,301
5/7 15:00
+8(%)
時価総額 168,334百万円
清掃用品レンタルが主力。家庭や事務所、店舗に清掃用品や衛生用品をレンタルする。外食事業では「ミスタードーナツ」を展開する。子育て支援のJPHDと業務提携。今期3Q累計は外食が増収も、レンタルが足踏み。 記:2024/02/23
6758 東証プライム
12,680
5/7 15:00
-380(%)
時価総額 15,990,520百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6849 東証プライム
4,279
5/7 15:00
-66(%)
時価総額 377,540百万円
電子機器メーカー。医療機器に特化し、生体情報モニタや生体計測機器等を製造、販売。脳波計やAEDで国内トップシェア。海外売上高は2桁増。米国では治療機器、生体計測機器が好調。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/22
7203 東証プライム
3,599
5/7 15:00
+18(%)
時価総額 58,717,638百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7267 東証プライム
1,773.5
5/7 15:00
-9.5(%)
時価総額 9,637,704百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25