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トヨタの決算でセンチメントを明るくさせるか

2021/8/4 8:21 FISCO
*08:21JST トヨタの決算でセンチメントを明るくさせるか  4日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が続きそうである。3日の米国市場ではNYダウが278ドル高だった。新型コロナウイルスデルタ株流行への懸念が根強く、売りが先行したが、その後は長期金利が落ち着きを見せたほか、決算を評価した物色に向かう流れとなり、買い優勢の流れとなっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円高の27670円。円相場は1ドル109円00銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、朝方は買い優勢の展開が見込まれる。ただし、その後はこう着感が強まりやすく、中国当局の規制強化への警戒感からハンセン指数などの動向に関心が向かう格好になりそうだ。また、本日はトヨタ<7203>、ホンダ<7267>、郵船<9101>、川崎汽船<9107>、ソニーG<6758>、エーザイ<4523>、テルモ<4543>などの決算が予定されている。トヨタの決算でセンチメントを明るくさせる期待が高まる一方で、ソニーGは巣ごもり消費の反動などを警戒する声も聞かれており、決算反応に注目が集まる。  そのため、積極的なポジションは取りづらく、模様眺めムードが強まりやすいところではあろう。先物市場でもポジションを傾けてくる動きは考えづらく、短期的な売買に振らされやすい需給状況に。日経平均は27500円処での底堅さは意識されそうであるが、上値を狙う流れは期待しづらいだろう。そのため、5日線を挟んだレンジ推移を想定しておきたい。  物色の流れとしては引き続き決算を手掛りとした日替わり物色に向かいやすく、昨夕の決算では日本製鉄<5401>、宝HD<2531>、クボタ<6326>、ウシオ電<6925>、フジミインコ<5384>などに関心が集まりそうだ。その他、不安定な動きが続いているマザーズ銘柄については、値ごろ感からのリバウンド等は意識されるものの、需給面での不安が払しょくされていないとの見方も多く、リバウンドも短期的な値幅取り狙いにとどまりそうだ。 《AK》
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2531 東証プライム
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時価総額 210,983百万円
焼酎・清酒でトップ。みりんにも強み。傘下に研究用試薬のタカラバイオ。24.3期3Q累計は米国や英国でウイスキーの好調続く。国内ではソフトアルコール飲料が堅調。だがタカラバイオのコロナ特需剥落影響を補えず。 記:2024/04/10
4523 東証プライム
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時価総額 1,955,859百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
4543 東証プライム
2,666.5
5/7 15:00
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時価総額 3,974,944百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
3,500
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時価総額 280,347百万円
精密研磨材が柱。ウエハ用研磨材やCMP(半導体チップの化学機械研磨)製品に強み。配当性向は50%以上目安。日本は最先端メモリデバイス向けCMP製品等の販売減が重し。24.3期3Q累計は業績伸び悩む。 記:2024/02/04
5401 東証プライム
3,457
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時価総額 3,285,260百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
6326 東証プライム
2,520
5/7 15:00
+13(%)
時価総額 3,024,622百万円
農業機械で世界有数。ダクタイル鉄管や水処理システム、小型建機、芝刈り機、空調機器なども展開。フランスの農作業機器メーカーBCT社をグループ化。北米の住宅やインフラ開発需要を取入れ、23.12期は利益急伸。 記:2024/03/30
6758 東証プライム
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時価総額 15,990,520百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6925 東証プライム
2,090
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産業用光源メーカー。半導体製造用露光装置や映画館用映像装置も。24.3期3Q累計は映画館向け光源が堅調。だが液晶関連装置や露光装置などが足踏み。米国アプライドマテリアルズ社と次世代露光技術開発で業務提携。 記:2024/03/11
7203 東証プライム
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+18(%)
時価総額 58,717,638百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7267 東証プライム
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時価総額 9,637,704百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
9101 東証プライム
4,305
5/7 15:00
+20(%)
時価総額 2,196,260百万円
海運最大手。コンテナ船等の定期船に加え、ドライバルクやエネルギー等の不定期専用船を展開。海洋資源開発等も。物流事業は足踏み。ターミナル関連部門は国内で取扱量が増加。24.3期3Qは不動産業が増益確保。 記:2024/02/23
9107 東証プライム
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+22.5(%)
時価総額 1,547,386百万円
海運国内3位。持分法会社にコンテナ船のONE社。ドライバルク船や自動車船・内航海運に実績。倉庫管理や陸上輸送等も。LNG船や電力炭船、大型原油船等は順調に稼働。24.3期3Qはエネルギー資源部門が増収。 記:2024/02/10