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日経平均は続落、金利上昇が嫌気される地合いに

2024/5/29 15:53 FISCO
*15:53JST 日経平均は続落、金利上昇が嫌気される地合いに 28日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は216.73ドル安(-0.55%)の38852.86ドル、ナスダックは99.09ポイント高(+0.59%)の17019.88、S&P500は1.32ポイント高(+0.02%)の5306.04で取引を終了した。米連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言を警戒した売りと、半導体セクターの買いが交錯し、寄り付き後、まちまち。5月消費者信頼感指数が4カ月ぶり上昇したほか、2年債や5年債の入札結果が低調で金利上昇が嫌気され、ダウは続落し終日軟調に推移した。一方、ナスダックは、エヌビディアの上昇がけん引し、過去最高値を更新しまちまちで終了。 米国市場でナスダックが史上最高値を更新したことなどから、東京市場はやや買い優勢で取引を開始した。日経平均は5月23日以来となる39000円台を付ける場面も見られたが、長期金利が上昇するなか、買いは続かず、前日比マイナス圏に突入した後はじりじりと下落した。ただ、保険や銀行など金利上昇メリット銘柄が買われたことから、プライム市場の売買代金は4.3兆円と商いは前日比で増加した。 大引けの日経平均は前日比298.50円安(-0.77%)の388556.87円となった。東証プライム市場の売買高は17億9926万株、売買代金は4兆3727億円。業種別では、電気・ガス業、海運業、陸運業、その他金融業、ゴム製品などが下落した一方、保険業、鉱業、その他製品、精密機器、石油・石炭製品の5セクターのみ上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は15%、対して値下がり銘柄は83%となっている。 日経平均採用銘柄では、25年度のROE目標を10%から9%に引き下げたことから三菱電機<6503>が下落したほか、国内証券会社のネガティブなレポ―トが影響して帝人<3401>も売られた。また、三菱重工<7011>は新しい中期計画発表も材料出尽くし感が先行し下落。京成電鉄<9009>、川崎重工<7012>、日立造船<7004>、フジクラ<5803>が売られた。 一方、金利上昇などを材料に、SOMPOホールディングス<8630>、T&Dホールディングス<8795>、第一生命ホールディングス<8750>など保険株が買われたほか、コンコルディアフィナンシャル<7186>、しずおかフィナンシャルグループ<5831>、三菱UFJ<8306>など銀行株が上昇。また、一部国内証券会社のレポートを材料にソフトバンクG<9984>も買われた。 《FA》
関連銘柄 14件
3401 東証プライム
1,339
7/1 15:00
+2.5(%)
時価総額 265,060百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
5803 東証プライム
3,118
7/1 15:00
-58(%)
時価総額 922,501百万円
大手電線メーカー。電力や通信、光のケーブル、光通信部品に加え、電子ワイヤやHDD部品などを手掛ける。24.3期3Qは自動車事業部門が黒字転換。北米での新車種立ち上げなどが寄与。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/04
1,575.5
7/1 15:00
+31.5(%)
時価総額 937,626百万円
静岡銀行を中核とする金融持株会社。持分法適用関連会社にマネックスグループ。静岡県内で強固な地盤を持つほか、隣接する神奈川県でも営業基盤を構築。資金運用収益や株式売却益の増加で、3Q累計は増収・経常増益。 記:2024/03/29
6503 東証プライム
2,557
7/1 15:00
-10.5(%)
時価総額 5,490,396百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
7004 東証プライム
1,057
7/1 15:00
+5(%)
時価総額 179,917百万円
ゴミ焼却施設などを手掛ける総合重機メーカー。ごみ焼却施設で国内トップ級。リサイクル施設、水・汚泥処理施設、バイオマス利用システム、海水淡水化なども事業領域。環境部門の収益改善もあり、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
7011 東証プライム
1,733.5
7/1 15:00
+10.5(%)
時価総額 5,848,219百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7012 東証プライム
6,091
7/1 15:00
-19(%)
時価総額 1,022,813百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
962.2
7/1 15:00
+16(%)
時価総額 1,163,893百万円
金融持株会社。横浜銀行と東日本銀行を中核に、銀行業務やリース、信用保証等のサービスを提供。連結総自己資本比率は15.25%。資金運用収益は増加。負ののれん発生益計上。24.3期3Qは2桁の増収、最終増益。 記:2024/02/22
1,749
7/1 15:00
+20(%)
時価総額 23,230,209百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
8630 東証プライム
3,485
7/1 15:00
+50(%)
時価総額 3,451,830百万円
大手損保会社の一角。損保ジャパンを中核に、損害保険や生命保険、海外保険を提供する。介護・ヘルスケアにも注力。今期3Q累計は増収、利益は大幅改善した。海外保険の引受、資産運用が拡大。国内生損保も堅調に推移。 記:2024/04/02
4,459
7/1 15:00
+161(%)
時価総額 4,598,785百万円
大手生命保険会社。個人生命保険や団体保険、年金保険、海外生命保険、損害保険、がん保険等の引受業務を行う。金融商品販売や資産運用も行う。今期3Q累計はドル建てと円建て商品が堅調だった。海外は想定通りに進捗。 記:2024/04/01
8795 東証プライム
2,920.5
7/1 15:00
+112(%)
時価総額 1,720,175百万円
生保大手。個人向けの大同生命や中小企業向けの太陽生命、乗合代理店市場向けのT&Dフィナンシャル生命が中核。新契約年換算保険料は増加。コンサル営業推進で主力商品の販売が伸びる。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/04/13
9009 東証プライム
5,131
7/1 15:00
-45(%)
時価総額 884,641百万円
東京都心と成田国際空港を結ぶスカイライナーなどを運行する大手私鉄。1909年創業。流通業や不動産業、ホテル運営等も。オリエンタルランドの大株主。今期は運輸業における成田空港輸送の増加などを見込む。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
10,505
7/1 15:00
+115(%)
時価総額 18,099,632百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17