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日経平均は大幅続伸、植田日銀総裁発言による再びの円安を好感

2023/7/19 15:27 FISCO
*15:27JST 日経平均は大幅続伸、植田日銀総裁発言による再びの円安を好感 日経平均は大幅続伸。18日の米株式市場でダウ平均は366.58ドル高と7日続伸、ナスダック総合指数は+0.76%と続伸。6月の小売売上高や鉱工業生産が予想を下回り、景気減速懸念で売りが先行。一方、コア小売売上高の上振れや良好な決算を受けた銀行株の上昇が好感され、指数はプラス圏を回復。また金利の低下でハイテクも買われ、終盤にかけて上げ幅を拡大した。米株高を受けて日経平均は318.47円高からスタート。寄り付き直後に一時失速したが、植田日銀総裁の発言を受けた為替の円高一服や米景気減速懸念の緩和を背景に景気敏感株を中心に買われ、前場中ごろには32873.15円(379.26円高)まで上昇。その後は来週にかけて控える企業決算や日米の金融政策決定会合を前に様子見ムードが広がり、膠着感の強い展開が続いた。ただ引けにかけてまとまった買いが入り、高値引けとなった。  大引けの日経平均は前日比402.14円高の32896.03円となった。東証プライム市場の売買高は12億4033万株、売買代金は3兆2189億円だった。セクターでは海運、輸送用機器、証券・商品先物取引を筆頭に全面高となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の88%、対して値下がり銘柄は10%だった。  個別では、川崎汽船<9107>の急伸を筆頭に郵船<9101>、商船三井<9104>の海運が上昇。為替の円高一服を受けてトヨタ自<7203>、ホンダ<7267>、マツダ<7261>が買われ、日産自<7201>は株主還元に関する経営陣のインタビュー報道も手掛かりに大幅高。三菱重工<7011>、川崎重工<7012>が大きく買われ、三井物産<8031>、三菱商事<8058>、丸紅<8002>の商社、INPEX<1605>、コマツ<6301>、JFEHD<5411>など景気敏感株が全般上昇。レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、芝浦メカ<6590>、SHIFT<3697>、メルカリ<4385>、ベイカレント<6532>などハイテク・グロース(成長)株の一角も高い。マネーフォワード<3994>は業績上方修正が好感され一時急伸、ただ一時下落に転じるなど荒い動きとなった。業績・配当予想を上方修正したムゲンエステート<3299>はストップ高比例配分となった。  一方、日銀の政策修正観測の後退でみずほFG<8411>、りそなHD<8308>が軟調。ローム<6963>は東芝<6502>への資金拠出に対する資金負担への警戒感などから下落。ファーマフーズ<2929>、日置電機<6866>は好決算ながらも出尽くし感から大きく売られた。 《YN》
関連銘柄 29件
1605 東証プライム
2,442
5/20 10:14
+85(%)
時価総額 3,386,241百万円
原油・ガス開発生産で国内最大手。世界20カ国以上で約70の石油・天然ガスプロジェクトを展開。水素・アンモニアなどネットゼロ分野を育成。アブダビでe-メタン製造事業の共同調査に参画。23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
2929 東証プライム
891
5/20 10:11
+14(%)
時価総額 25,906百万円
食品と医薬品の研究開発メーカー。卵黄由来の機能性素材や化粧品、医薬品、抗体試薬を開発、製造。販売は通信販売と卸売。BtoB事業は堅調。「ファーマギャバ」が国内外で販売伸びる。24.7期1Qは黒字転換。 記:2024/01/27
3299 東証スタンダード
1,207
5/20 10:13
+15(%)
時価総額 29,404百万円
不動産買取再販会社。首都圏1都3県で居住用不動産や投資用不動産の買取、リフォーム、再販を展開。仕入れと販売は不動産仲介を経由。地方出店に注力し、商圏エリアを拡大。買取再販事業好調で23.12期は利益急伸。 記:2024/03/27
3697 東証プライム
18,180
5/20 10:14
+745(%)
時価総額 323,804百万円
ソフトウェアの品質保証・テスト専門会社。企業向け基幹システムのソフトウェアテストやセキュリティなどを展開。エンタープライズ向けテストに強み。ロイヤルカスタマーの顧客単価が拡大し、1Qは増収・営業増益。 記:2024/01/28
3994 東証プライム
5,727
5/20 10:14
-35(%)
時価総額 308,010百万円
法人向け経理・人事労務クラウドが柱。個人向け資産管理アプリ、SaaSマーケティング支援等も。法人顧客獲得は順調。法人向けストック売上は好調。23.11期通期は2桁増収。24.11期も2桁増収見通し。 記:2024/02/02
4385 東証プライム
1,931.5
5/20 10:14
+51.5(%)
時価総額 310,722百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
5411 東証プライム
2,334.5
5/20 10:14
+45(%)
時価総額 1,434,406百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。鉄鋼事業は販売価格の改善やコスト削減等で増益確保。エンジニアリング事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増益。 記:2024/02/25
6301 東証プライム
4,702
5/20 10:14
+107(%)
時価総額 4,575,732百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
3,402
5/20 10:14
-13(%)
時価総額 528,708百万円
大手経営コンサルティング会社。全体戦略や事業戦略の立案など経営課題を解決するサービスを提供。採用活動を積極化。稼働率は平均80%台後半。コンサルタントの増加等により、24.2期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/02/03
6590 東証プライム
6,680
5/20 10:13
-30(%)
時価総額 93,333百万円
FPD・半導体製造装置メーカー。液晶製造向け洗浄装置で高シェア。真空応用装置も手掛ける。ファインメカトロニクス部門は堅調。半導体前工程ではウェーハ向け装置等が順調。為替差益増。24.3期3Qは経常増益。 記:2024/02/26
6866 東証プライム
7,140
5/20 10:12
+120(%)
時価総額 100,131百万円
電気計測器メーカー。バッテリーテスタなどに強み。海外売上高比率は6割超。自動試験装置は売上伸び悩むが、電子測定器や現場測定器などは堅調。23.12期通期は2桁増収増益。24.12期は増収増益見通し。 記:2024/03/05
6920 東証プライム
43,280
5/20 10:14
+110(%)
時価総額 4,080,698百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6963 東証プライム
2,056
5/20 10:14
+9.5(%)
時価総額 847,072百万円
カスタムLSI首位。小信号トランジスタやダイオードも首位級。パワーマネジメント系アナログ技術に実績。発光ダイオードや半導体レーザーは民生機器市場向け中心に伸び悩む。販管費増。24.3期2Qは業績足踏み。 記:2024/01/16
7011 東証プライム
1,374
5/20 10:14
+3.5(%)
時価総額 4,635,392百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7012 東証プライム
5,575
5/20 10:14
+55(%)
時価総額 936,165百万円
総合重機大手。発電設備、二輪車、造船、鉄道車両、航空機等を展開。エネルギーソリューション&マリン事業は堅調。LPG/アンモニア運搬船の増収効果などが寄与。車両事業は売上増。24.3期2Q累計は増収。 記:2024/01/16
7201 東証プライム
559.5
5/20 10:14
+7.4(%)
時価総額 2,361,490百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
3,467
5/20 10:14
+31(%)
時価総額 56,564,060百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7261 東証プライム
1,614
5/20 10:14
+41(%)
時価総額 1,019,732百万円
自動車メーカー。世界初の圧縮着火ガソリンエンジン「スカイアクティブx」など独自技術を保有。デザイン力にも定評。車載用円筒形リチウムイオン電池の供給でパナソニックエナジーと連携強化。3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/31
7267 東証プライム
1,767.5
5/20 10:14
+40.5(%)
時価総額 9,605,099百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
8002 東証プライム
3,054
5/20 10:14
+62(%)
時価総額 5,247,419百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8031 東証プライム
8,177
5/20 10:14
+209(%)
時価総額 13,021,603百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
8058 東証プライム
3,412
5/20 10:14
+40(%)
時価総額 14,714,189百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
8308 東証プライム
1,020
5/20 10:14
+6.5(%)
時価総額 2,449,000百万円
大手金融持株会社。りそな銀行や埼玉りそな銀行、関西みらいフィナンシャルグループを中核に、銀行業務やカード、信用保証等の金融サービスを提供する。今期3Q累計は資金運用収益等が堅調も、経常費用が増加した。 記:2024/02/01
3,197
5/20 10:14
+63(%)
時価総額 8,117,982百万円
3メガ銀の一角。傘下に銀行、信託、証券など。連結総自己資本比率は15.97%。配当性向40%は目安。特定取引収益は伸び悩むが、貸出金利息は伸長。役務取引等収益なども増加。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/03/30
9101 東証プライム
4,935
5/20 10:14
+2(%)
時価総額 2,517,664百万円
海運最大手。コンテナ船等の定期船に加え、ドライバルクやエネルギー等の不定期専用船を展開。海洋資源開発等も。物流事業は足踏み。ターミナル関連部門は国内で取扱量が増加。24.3期3Qは不動産業が増益確保。 記:2024/02/23
9104 東証プライム
5,103
5/20 10:14
+39(%)
時価総額 1,847,342百万円
海運国内2位。船隊数世界2位。コンテナ船・各種専用船・油送船・フェリー内航船を手掛け、タンカーやLNG船、自動車船、ドライバルク船に強み。コンテナ船の短期運賃・期間契約運賃下落で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/28
9107 東証プライム
2,307
5/20 10:14
-2(%)
時価総額 1,648,877百万円
海運国内3位。持分法会社にコンテナ船のONE社。ドライバルク船や自動車船・内航海運に実績。倉庫管理や陸上輸送等も。LNG船や電力炭船、大型原油船等は順調に稼働。24.3期3Qはエネルギー資源部門が増収。 記:2024/02/10
9984 東証プライム
8,551
5/20 10:14
+1(%)
時価総額 14,732,980百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10