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日経平均は8日続伸、米株安引き継ぐもプラス転換、トヨタなどに買い

2022/3/24 16:00 FISCO
*16:00JST 日経平均は8日続伸、米株安引き継ぐもプラス転換、トヨタなどに買い 日経平均は8日続伸。23日の米国市場でNYダウは反落し、448ドル安となった。需給ひっ迫観測が強まったことで原油先物相場が大きく上昇し、インフレや景気悪化、金融引き締めへの懸念が広がった。日経平均は前日までの7日続伸で2800円超上昇していたこともあり、本日は米株安の流れを引き継いで346円安からスタートすると、朝方には一時27624.62円(前日比415.54円安)まで下落。しかし、その後はNYダウ先物の時間外取引での上昇などを支えに下げ渋り、引けにかけてプラスへ転じた。 大引けの日経平均は前日比70.23円高の28110.39円となった。終値としては1月18日以来の高値で、8日続伸は昨年8~9月以来。東証1部の売買高は12億4210万株、売買代金は3兆1574億円だった。業種別では、非鉄金属、鉱業、輸送用機器が上昇率上位だった。一方、海運業、建設業、不動産業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の50%、対して値下がり銘柄は45%となった。 個別では、トヨタ自<7203>やデンソー<6902>が3%前後の上昇。トヨタ自は自社株買い実施を発表した。その他売買代金上位ではソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、ソニーG<6758>も堅調。INPEX<1605>は原油高を受けて買いが先行し、しまむら<8227>は3月既存店売上高の増収継続が好感された。また、ニッケル価格の急伸で大平洋金<5541>が大きく買われ、ファイズHD<9325>などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎船<9107>といった海運株が大幅に下落。共同出資するコンテナ船会社が事業説明会を開催したが、物足りない内容といった見方が出ていた。レーザーテック<6920>や三菱UFJ<8306>もさえない。また、清水建<1803>による株式公開買付け(TOB)の成立を発表した日道路<1884>が海運各社などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。 《HK》
関連銘柄 16件
1605 東証プライム
2,005
11/22 15:30
+25(%)
時価総額 2,524,568百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
1803 東証プライム
1,166
11/22 15:30
+17.5(%)
時価総額 919,408百万円
1804年創業の大手ゼネコン。麻布台ヒルズ(土木)などで施工実績。チャンギ国際空港第3ターミナルなど海外でも実績多数。日本道路などを傘下に持つ。建設事業は生産体制の再構築などで収益力向上を目指す。 記:2024/10/10
1884 東証プライム
1,687
11/22 15:30
+16(%)
時価総額 74,137百万円
清水建設傘下の大手道路建設会社。1929年設立。東京国際空港B滑走路取付誘導路舗装工事などで実績。アスファルト合材・乳剤の製造販売等も手掛ける。建設事業では直接受注の拡大、M&Aによる事業拡大図る。 記:2024/08/02
5541 東証プライム
1,415
11/22 15:30
-22(%)
時価総額 27,701百万円
ステンレス鋼の主原料であるフェロニッケルの製造で国内トップ。日本曹達の鉄鋼部門から分離独立して1949年に誕生。現在は日本製鉄系列。ガス類の製造等も。LIB材料向け原料の製造販売事業の推進等に取り組む。 記:2024/10/22
6758 東証プライム
2,948
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 18,404,653百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6902 東証プライム
2,267.5
11/22 15:30
-19(%)
時価総額 7,146,661百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。1949年にトヨタから分離独立。サーマルシステム、パワトレインシステム等を手掛ける。インバータで世界トップシェア。FA関連等の非車載事業も。電動化製品、安心・安全製品を拡販。 記:2024/10/07
6920 東証プライム
17,280
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 1,629,262百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8227 東証プライム
7,969
11/22 15:30
+308(%)
時価総額 588,327百万円
総合衣料品店「ファッションセンターしまむら」を運営。低価格の衣料に強み。若者向け業態「アベイル」、ベビー業態「バースデイ」等も展開。アベイルはアウター衣料の品揃えを拡充。27.2期営業利益660億円目標。 記:2024/10/24
1,825
11/22 15:30
+19(%)
時価総額 24,239,641百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9101 東証プライム
4,975
11/22 15:30
-62(%)
時価総額 2,293,475百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04
9104 東証プライム
5,430
11/22 15:30
-9(%)
時価総額 1,968,668百万円
海運国内2位。1884年創業。三井グループ。ドライバルク事業、エネルギー事業、製品輸送事業が柱。LNG船の所有・管理・運航で世界シェアトップクラス。配当性向30%目安。非海運事業のアセット積み増し図る。 記:2024/07/29
9107 東証プライム
2,155
11/22 15:30
-34(%)
時価総額 1,454,996百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17
9325 東証スタンダード
975
11/22 15:30
+12(%)
時価総額 10,552百万円
倉庫内業務の一括受託等を行うオペレーションサービスが主力。アマゾンが主要顧客。大型幹線輸送等のトランスポートサービス、国際物流サービス等も。AZ-COM丸和HD傘下。27.3期売上高450億円目標。 記:2024/06/09
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17