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日経平均は4日続伸で28000円回復、米インフラ法案進展や長期金利上昇が追い風

2021/8/11 15:58 FISCO
*15:58JST 日経平均は4日続伸で28000円回復、米インフラ法案進展や長期金利上昇が追い風 日経平均は4日続伸し終値で28000円を回復。10日の米株式市場でNYダウは162.82ドル高と反発。超党派のインフラ投資法案が議会上院で可決されたほか原油高が支援した。一方、米長期金利の上昇を背景にナスダック総合指数は0.49%安と反落。米インフラ法案の進展や米長期金利の反発基調を追い風に、本日の日経平均は前日比157.69円高の28045.84円でスタートすると、取引開始直後に258.53円高の28146.68円まで上値を伸ばした。新型コロナウイルスの感染動向に警戒感が残るなか、戻り待ちの売り圧力も根強く、一時は28000円を割ったものの、即座に同水準を回復。その後はもみ合い展開となったが、後場は一度も28000円を割らずに底堅く推移した。夏季休暇入りで国内市場参加者は少ないとの声も聞かれたが、好業績銘柄を中心に買いが入り、売買高は11億株を超えた。  大引けの日経平均は前日比182.36円高の28070.51円となった。東証1部の売買高は11億6013万株、売買代金は2兆6453億円だった。セクター別ではゴム製品、海運業、鉄鋼などが上昇率上位に並んだ一方、情報・通信業、サービス業、精密機器の3業種が下落率上位となった。東証1部の値上がり銘柄は全体の68%、対して値下がり銘柄は全体の28%であった。  個別では、第2四半期決算が大幅に市場予想を上振れ、業績上方修正や中間配当の増配を発表したブリヂストン<5108>が急伸。4-6月期大幅増益で22年6月期も市場予想を上回る見通しを示したアルバック<6728>は半導体関連株安のなかでも大幅高。22年6月期の大幅増益・大幅増配計画が好感されたKeePer技研<6036>は値上がり率トップに。そのほか、業績上方修正や増配を発表したオークネット<3964>、第1四半期が好スタートとなったデジハHD<3676>、第1四半期大幅増益や業績予想を上方修正した東邦亜鉛<5707>、パーソルHD<2181>などが値上がり率上位となった。  一方、第1四半期営業増益も大型プロジェクトの受託合計が前年比で減少したIRJ−HD<6035>、業績予想を下方修正したポピンズHD<7358>、四半期ベースの収益モメンタム鈍化などが失望感を誘ったテモナ<3985>、第1四半期営業減益で市場予想も大きく下回ったイーレックス<9517>、四半期ベースの収益モメンタム鈍化や上方修正後の通期計画が物足りないと捉えられたMDV<3902>などが急落。好決算ながらも物足りなさや出尽くし感につながったところで、スター精密<7718>、I・PEX<6640>、セイコーHD<8050>、メック<4971>なども値下がり率上位に。第1四半期はビジョン・ファンド事業の順調さが確認された一方、中国株の先行き不透明感などが拭えなかったソフトバンクG<9984>は、朝高後に下落に転じた。フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)の下落を背景にレーザーテック<6920>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>なども大きく下落した。 《YN》
関連銘柄 20件
238.9
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+2.2(%)
時価総額 557,115百万円
人材サービス大手。人材派遣を軸に人材紹介やBPOも。M&Aやアジア開拓に前向き。24.3期3Q累計はコロナ関連のBPO案件が剥落。戦略的採用に伴う人件費増も利益の重石に。配当性向は調整後EPSの5割目安。 記:2024/02/15
1,012
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時価総額 24,178百万円
ソフトウェアテキストの老舗。家庭用ゲーム機やスマホゲームの不具合検出が主力。日本最大級の総合ゲーム情報サイトも運営。企業システム向けを開拓。エンターテインメント事業の回復が寄与し、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/09
480
5/17 15:00
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時価総額 19,213百万円
医療機関と患者からの情報をデータ化し、病院や製薬会社を支援。SBIHDが筆頭株主。データ利活用サービスは売上堅調。減損損失の減少などにより、23.12期通期は2桁最終増益。24.12期は2桁増収計画。 記:2024/03/31
3964 東証プライム
2,452
5/17 15:00
+63(%)
時価総額 68,565百万円
中古車オークションを開催。会費収入や手数料収入が収益の柱。24.12期は車両検査の拡大を想定。中古車オークションも高水準を維持する見込み。最高業績を計画。配当性向は3割目安。4月にリユース2社を買収予定。 記:2024/04/16
3985 東証スタンダード
224
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時価総額 2,555百万円
サブスク販売特化のEC事業者向けショッピングカートシステムを提供。化粧品・健康食品分野に強み。24.9期1Qはサービス利用アカウント数や流通総額が伸びず。システム受託開発も足踏み。通期では黒字復帰を計画。 記:2024/04/16
4971 東証プライム
4,640
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時価総額 93,129百万円
化学薬品メーカー。電子基板や部品製造用薬品を開発、製造、販売する。密着向上剤やエッチング剤等を提供する。機械装置や資材も販売する。23年12月期は密着向上剤やエッチング剤、機械等が足踏みとなった。 記:2024/02/24
5108 東証プライム
6,921
5/17 15:00
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時価総額 4,939,504百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
5707 東証プライム
858
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+63(%)
時価総額 11,657百万円
亜鉛国内3位、鉛で国内トップの大手非鉄。亜鉛や鉛の製錬に加え、豪州での資源開発、電子部品、リサイクルを展開。製錬事業部門では鉛が増収。販売価格の上昇等が寄与。24.3期3Q累計は資源事業部門が増収。 記:2024/02/26
1,220
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時価総額 21,765百万円
IR・SR活動に特化したコンサルティング会社。株式議決権に関わるコンサルティング、M&Aアドバイザリーが主力。証券代行業務も事業領域。案件受託の継続や昨年発生の一時費用剥落もあり、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/04
6036 東証プライム
3,880
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時価総額 109,730百万円
カーコーティング製品メーカー。カーコーティング剤「キーパー」やコーティング施工に加え、専門店「キーパーLABO」を運営。キーパー製品等関連事業は好調。フレッシュキーパー等が貢献。24.6期2Qは増収増益。 記:2024/03/31
6640 東証プライム
2,142
5/17 15:00
+162(%)
時価総額 40,105百万円
精密部品メーカー。コネクタやセンサ、エレクトロニクス機構部品等の電気・電子部品に加え、自動車部品を製造、販売する。23年12月期はコネクタやセンサの需要が回復傾向も、稼働率が伸び悩んだ。在庫調整も影響。 記:2024/02/12
6728 東証プライム
10,920
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-50(%)
時価総額 538,968百万円
世界的な真空装置メーカー。半導体やFPD、電子部品向けに製造装置を提供する。コンポーネント事業は受注、売上が増加。真空ポンプや計測機器等が貢献。半導体及び電子部品製造装置は売上増。24.6期2Qは増収。 記:2024/04/14
6857 東証プライム
5,540
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時価総額 4,244,576百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
43,170
5/17 15:00
+400(%)
時価総額 4,070,327百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
7358 東証スタンダード
1,343
5/17 15:00
+20(%)
時価総額 13,668百万円
ベビーシッター派遣と保育所・学童施設を運営。完全オーダーメイドの高齢者向け在宅ケアサービスやペットケア、教育研修・調査・コンサルも事業領域。働く女性の支援に重点。サービス利用の増加で、23.12期は増収。 記:2024/03/23
7718 東証プライム
2,048
5/17 15:00
+10(%)
時価総額 86,968百万円
CNC自動旋盤などの工作機械メーカー。小型プリンタや腕時計部品も。24.12期は海外の回復遅れを想定。総還元性向5割以上目安。今夏にインドに販社を設立へ。25年11月稼働を目指して静岡県に新工場を建設へ。 記:2024/03/11
8035 東証プライム
36,090
5/17 15:00
-730(%)
時価総額 17,021,235百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8050 東証プライム
4,290
5/17 15:00
+15(%)
時価総額 177,623百万円
世界的時計メーカー。電子デバイスやシステムソリューションなども手掛ける。国内はグランドセイコーなどのグローバルブランドが好調。システムソリューション事業は堅調。増収効果などで24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/04/13
9517 東証プライム
728
5/17 15:00
-2(%)
時価総額 43,193百万円
相対や取引所を通じて調達した電力を小売販売。自社でバイオマス発電所も。24.3期3Qは割高調達電力の販売が増えて逆ザヤに。大口需要の停滞も響く。年内の稼働を目標にベトナムでバイオマス原料の新工場を建設へ。 記:2024/04/08
9984 東証プライム
8,550
5/17 15:00
+11(%)
時価総額 14,731,257百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10