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日経平均は反発、ワクチン普及の期待高まるも米FOMCを前に様子見ムード強まる

2020/12/16 15:52 FISCO
*15:52JST 日経平均は反発、ワクチン普及の期待高まるも米FOMCを前に様子見ムード強まる 日経平均は反発。前日の米国株式市場では、追加経済対策への合意期待が高まったほか、米ファイザーに続いてモデルナが開発するワクチンも食品医薬品局(FDA)により緊急使用が今週中には許可されるとの期待から、大幅反発となった。これを受けて、日経平均もギャップアップで始まり、一時はザラ場ベースでの年初来高値26894.25円(12月7日)に迫る26874.98円を付ける場面がみられた。しかし、日本時間17日未明に判明予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を目前に控えていることから、内容を見極めたいとする様子見ムードが次第に強まり、朝方の寄り付き直後を高値にその後は利益確定売りに押される展開となった。 大引けの日経平均は前日比69.56円高の26757.40円となった。東証1部の売買高は11億1010万株、売買代金は2兆1404億円だった。セクター別では、パルプ・紙、非鉄金属、鉄鋼、鉱業、その他製品などが上昇率上位に並んだ。一方、陸運業、ゴム製品、医薬品、小売売業、サービス業などが下落率上位に並んだ。東証1部の値上がり銘柄は45%、対して値下がり銘柄は全体の49%であった。 個別では、21年10月期の黒字転換および復配見通しなどが好感されたパーク24<4666>が10%を超える上昇となったほか、20年12月期業績予想および期末配当の上方修正が好感されたツバキナカシマ<6464>はストップ高となった。また、今後は生産性改善などによる利益貢献を織り込む局面に入るとの想定から格上げ観測のあったアルプスアルパイン<6770>が大幅高となったほか、組織再編による成長戦略の明確化が評価につながったパナソニック<6752>も格上げ観測を受けて上昇した。そのほか、売買代金上位では、国内大手証券による目標株価の引き上げがあった任天堂<7974>、FA関連どころでファナック<6954>やキーエンス<6861>、また、日産自動車<7201>などの上昇が目立った。 一方、通期業績および期末配当予想の上方修正を発表するも出尽くし感が優勢となったバリューコマース<2491>が急落。上半期業績が上振れ着地となり通期業績予想が上方修正されながらも、下半期は実質減益予想となったツルハHD<3391>も大幅に下落した。また、上方修正後の通期業績予想値が市場コンセンサスに届かなかったアスクル<2678>も売りに押された。そのほか、売買代金上位では、エムスリー<2413>、村田製作所<6981>、リクルートHD<6098>、東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>などが冴えなかった。 《YN》
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時価総額 1,116,843百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
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オフィス用品通販で成長。個人向けEC「ロハコ」も。ヤフーLINEの傘下。24.5期3Q累計はロハコが足踏み。だが法人向け通販の粗利率改善や物流効率化などで増収増益に。損害賠償金特益。総還元性向45%目安。 記:2024/04/09
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ドラッグストア大手。傘下に「ツルハ」や「くすりの福太郎」、「レティ薬局」など。北海道や東北で強固なドミナント。ウエルシアHDとの経営統合によりイオンの子会社化へ。店舗展開奏功し、3Q累計は増収・増益。 記:2024/03/27
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半導体用シリコンウエハで世界2位。最先端ロジック半導体向けに強み。23.12期は顧客の在庫調整が痛手に。24.12期はAI需要を追い風に半導体需要が上向く見通し。だがウエハの需要回復は年後半になる見込み。 記:2024/04/04
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時間貸し駐車場「タイムズ」を運営。英国や豪州などにも進出。カーシェアが成長。レンタカーも。23.10期1Qは交通量回復により駐車場の稼働率改善。外出機会増でカーシェアも好調続く。通期最高業績・復配を計画。 記:2024/04/12
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時価総額 13,024,973百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6464 東証プライム
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時価総額 33,266百万円
ベアリング用ボール、ボールねじ、精密ローラー、遠心送風機などを製造。ベアリング用精密ボールで世界トップシェア。売上原価や販管費は減少。23.12期通期は営業黒字転換。24.12期は最終黒字転換を見込む。 記:2024/04/09
1,330.5
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時価総額 3,265,123百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6770 東証プライム
1,461.5
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6861 東証プライム
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6981 東証プライム
2,866.5
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大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
7201 東証プライム
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時価総額 11,023,281百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8035 東証プライム
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時価総額 16,978,788百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24