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日経平均は小幅反発、バイデン氏勝利で切り返すも伸び悩み

2020/3/4 16:04 FISCO
*16:04JST 日経平均は小幅反発、バイデン氏勝利で切り返すも伸び悩み 日経平均は小幅反発。3日の米国市場でNYダウは大幅反落し、785ドル安となった。連邦準備理事会(FRB)が緊急利下げに踏み切ったが、材料出尽くし感が台頭するとともに、金融政策の限界などが意識されたようだ。本日の日経平均も米株安の流れを引き継ぎ185円安からスタート。米大統領選の民主党候補指名争いで中道派のジョー・バイデン前副大統領が複数の州を制したと伝わると一時21245.93円(前日比163.20円高)まで上昇したが、新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念も根強く、買いは続かなかった。 大引けの日経平均は前日比17.33円高の21100.06円となった。東証1部の売買高は15億0767万株、売買代金は2兆5244億円だった。業種別では、不動産業、情報・通信業、その他製品が上昇率上位だった。一方、銀行業、保険業、海運業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の37%、対して値下がり銘柄は59%となった。 個別では、ファーストリテ<9983>や任天堂<7974>が堅調。ファーストリテは2月の国内「ユニクロ」既存店売上高が6カ月ぶりにプラス転換した。ソニー<6758>は小幅に上昇。KDDI<9433>が5%上昇したほか、NTTドコモ<9437>やソフトバンク<9434>が3%近く上昇するなど携帯電話大手の上げが目立った。4月に本格参入する楽天<4755>が料金プランを発表したが、既存の大手3社への影響は少ないとの見方があった。また、ジンズメイト<7448>はストップ高水準で取引を終えた。一方、ソフトバンクG<9984>やトヨタ自<7203>が軟調。FRBの緊急利下げが金融株の売り材料となり、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>は2%超下落した。また、イオン北海<7512>などが東証1部下落率上位に顔を出した。 《HK》
関連銘柄 13件
4755 東証プライム
879.4
11/22 15:30
-12.5(%)
時価総額 1,892,070百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
6758 東証プライム
2,948
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 18,404,653百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7448 東証1部
243
3/29 15:00
-26(%)
時価総額 3,913百万円
RIZAP傘下で再建中のカジュアル衣料量販店。21.3期上期はEC伸長。だがコロナ禍で店舗販売が苦戦。販管費を抑制するも利益水面下に。通期計画は未定。21年4月にRIZAPグループの小売2社と経営統合へ。 記:2020/12/24
7512 東証スタンダード
859
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 119,762百万円
北海道で「イオン」や「マックスバリュ」、「ザ・ビッグ」等を運営。イオン傘下。20年にマックスバリュ北海道を吸収合併。店舗の大型活性化で地場商品の取扱い拡大図る。トップバリュでは値下げ実施商品の販売を強化。 記:2024/07/28
7974 東証プライム
8,166
11/22 15:30
-37(%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
1,825
11/22 15:30
+19(%)
時価総額 24,239,641百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
3,663
11/22 15:30
+64(%)
時価総額 14,375,561百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
9433 東証プライム
5,030
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9434 東証プライム
193.7
11/22 15:30
+0.8(%)
時価総額 9,235,495百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17