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日経平均は4日ぶり反落、決算一巡で積極的な売買は手控えに

2024/5/17 12:13 FISCO
*12:13JST 日経平均は4日ぶり反落、決算一巡で積極的な売買は手控えに  日経平均は4日ぶり反落。前日比138.18円安(-0.36%)の38782.08円(出来高概算9億2000万株)で前場の取引を終えている。  16日の米国株式市場は反落。ダウ平均は38.62ドル安(-0.10%)の39869.38ドル、ナスダックは44.07ポイント安(-0.26%)の16698.32、S&P500は11.05ポイント安(-0.21%)の5297.10で取引を終了した。早期の利下げ期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。ダウは初の4万ドル台を達成も、その後、高値達成感に利益確定売りにおされ伸び悩んだ。4月消費者物価指数(CPI)の結果にもかかわらず米連邦準備制度理事会(FRB)高官が依然、当面、高金利維持を支持する慎重姿勢を再表明したため長期金利の上昇を受けてハイテクは売りに転じた。終盤にかけ、ダウもプラス圏を維持できず相場は下落で終了。  米国株下落を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始。日経平均は300円超の下げでスタートした後はじりじりと下げ幅を縮小する展開となった。決算発表が一巡し、目立った売買材料に欠けるなか、前日の上昇に対する反動などが一巡した後は、積極的な売買は手控えられた様子。一方、TOPIXは前日比プラス圏で前引けを迎えており、昨日とは対照的な相場となった。  日経平均採用銘柄では、住友ファーマ<4506>が引き続き売り優勢となり年初来安値に接近したほか、東京エレクトロン<8035>が昨日の上昇に対する反動で下落。このほか、レゾナック<4004>、コニカミノルタ<4902>、リコー<7752>、ニコン<7731>、電通グループ<4324>が売られた。  一方、決算説明会にて防衛事業が拡大する見通しが示されたことで日本製鋼所<5631>が大幅高となったほか、足元の金利上昇なども加わり三井住友<8316>が7日続伸。このほか、ルネサスエレクトロニクス<6723>、ニデック<6594>、村田製<6981>、トヨタ自<7203>、高島屋<8233>が買われた。  業種別では、精密機器、その他製品、化学、非鉄金属、建設業などが下落した一方、銀行業、電気・ガス業、輸送用機器、鉄鋼、石油・石炭製品などが上昇した。  為替が1ドル155円80銭台と寄付き比では40銭ほど円安ドル高が進行している。10時頃、日本銀行が実施する国債買い入れオペ(公開市場操作)を通知。市場では国債購入を一段と減らすとの思惑があったものの、購入予定額を前回と同じにしたことで、日銀の通知後は円売りドル買いの流れが強まった。足元の円安進行はトヨタ自など自動車関連銘柄しっかりの要因となっておりTOPIX優位の状況だ。東京エレクトロン次第ではあるが、もう一段円安が強まれば、後場の日経平均はじりじりと下げ幅を縮小する可能性もあろう。 《AK》
関連銘柄 14件
3,549
6/18 15:00
+99(%)
時価総額 656,214百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4324 東証プライム
3,946
6/18 15:00
+30(%)
時価総額 1,138,066百万円
国内最大の広告代理店。メディア確保力や広告企画力、コンサルティングなどに強み。配当性向は35%目標。日本はCT&T領域が引き続き好調。米州はM&Aや円安効果などで収益堅調。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
4506 東証プライム
342
6/18 15:00
-7(%)
時価総額 136,082百万円
住友化学傘下の製薬会社。精神・神経領域に強み。24.3期3Q累計は北米で独占販売期間終了の抗精神病薬「ラツーダ」が失速。注力品の前立腺がん薬や子宮筋腫薬も冴えず。想定以上に膨張の構造改革費用も利益に響く。 記:2024/02/08
4902 東証プライム
447.2
6/18 15:00
+3.9(%)
時価総額 224,791百万円
大手複合機メーカー。情報機器に加え、印刷機、電子材料、光学製品、感光材料、照明、計測機器、医療機器などを製造、販売する。今期3Q累計はオフィス機器や機能材料が増加した。生産や物流のコスト削減も寄与した。 記:2024/02/24
5631 東証プライム
4,335
6/18 15:00
+38(%)
時価総額 322,472百万円
フィルム・シート製造装置などの産業機械が主力。原発製品やクラッド鋼管も。配当性向は30%以上目安。販売価格の改善等で素形材・エンジニアリング事業は黒字転換。特別損失は減少。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/14
6594 東証プライム
7,339
6/18 15:00
+84(%)
時価総額 4,376,128百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
3,130
6/18 15:00
-13(%)
時価総額 6,123,620百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
6981 東証プライム
3,310
6/18 15:00
+72(%)
時価総額 6,710,836百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
7203 東証プライム
3,052
6/18 15:00
+16(%)
時価総額 49,793,340百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7731 東証プライム
1,569.5
6/18 15:00
+50(%)
時価総額 593,800百万円
大手光学機器メーカー。カメラと半導体やFPDの露光装置で世界的。眼科領域の顕微鏡等も製造、販売する。今期3Q累計は映像事業や半導体向け露光装置が増加も、FPD露光装置やコンポーネントが足踏みとなった。 記:2024/03/11
7752 東証プライム
1,360
6/18 15:00
+2(%)
時価総額 866,956百万円
事務機器大手。商業印刷機も。エッジデバイスの技術力等が強み。海外売上比率は6割超。デジタルサービス部門は売上堅調。国内はインボイス制度対応等の業務パッケージの販売が増加。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/11
8035 東証プライム
35,000
6/18 15:00
+920(%)
時価総額 16,507,155百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8233 東証プライム
2,580
6/18 15:00
-22(%)
時価総額 458,618百万円
大手百貨店。日本橋、新宿、大阪、京都などに大型店を有す。海外はシンガポール、ベトナム、タイなどで店舗展開。商業開発業や建装業、金融業等も。27.2期営業利益575億円目標。人的資本への投資を加速。 記:2024/05/06
9,973
6/18 15:00
+113(%)
時価総額 13,709,793百万円
総合金融グループ大手。傘下に三井住友銀行、SMBC日興証券、三井住友カードなど。ノンバンク子会社多数。燃費効率の高い次世代型航空機に特化した投資・ファイナンスを実施。全事業部門好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/03/25